中国のナラタケ製品の安全性

このサイトをネタ元として活用しているメディアの方々から、このコーナーを読んだ感想や突っ込んだ質問が寄せられます。中には、何で今さらという感想や質問も多いのですが、健康食品について触れると機能性の質問に続いて、安全性の質問が寄せられます。今さらと感じながらも親切に応えさせてもらっているのは、安全の中でも中国の素材が使われた健康食品に関することです。
危険な健康食品という話になると必ず出てくるのが中国の製品で、医薬品が含まれていた、危険な物質が含まれていたという過去の話が持ち出されます。危険な物質が含まれていたというのは何も健康食品に限った話ではありませんが、中国には健康食品を製造する会社が5万社以上あり、そのうち安心できる製品を出していると公的機関が認めるのは500社ほどという状況では、そんな話が出てくるのはわからないではありません。
日本で普通に販売されているビタミンの多くは実は中国の工場で作られていて、日本ばかりが欧米にも輸出されて多くの製品の材料となっています。それくらい安全性が確保された素材が作られているのです。日本でもGMP(医薬品適正製造基準)という医薬品と同じ基準の工場で作られた健康食品が出ていますが、中国にもGMP基準の工場が多くあり、そこで作られた素材や製品が世界に提供されています。中には医薬品を製造している会社の工場で作られている健康食品素材もあります。
中国は漢方素材も医療機関で使われる医薬品となっており、医薬品としての漢方素材が健康食品としても使われ、日本に輸入されています。その中でも著名なのがカイジ顆粒です。その内容については、このサイトのサプリメント事典の「カイジ」を参照してください。
中国の医薬品としての漢方素材を日本に輸入して販売するときには、日本の厳しい安全試験に合格しないと輸入の許可が得られず、販売もできません。販売が許可されているものは、すべて安全試験に合格しているわけです。
そして、カイジ顆粒はGMP基準の工場で製造されています。これに次いで販売される、やはり中国で医薬品となっているナラタケ(オニノヤガラ共生ナラタケ菌糸体)も安全性が確保されているものです。ナラタケに次いては、まだサプリメント事典には掲載されていないので、本日の次の情報で紹介させてもらいます。