学習障害53 異音異議語は面白い13

同じ漢字で発音が違う異音異義語を紹介しています。今回は、あ行の“お”から始まる異音異義語の第5回と、“か”から始まる異音異義語の第1回です。
尾鰭「おひれ」尾とひれ。つけ加えるもの。「おびれ」魚類・無顎類などの体の後端のひれで主に遊泳のとき推進の作用をする。
御守「おまもり」守り札。「おもり」補佐し守ること。子守。
重石「おもし」物をおさえるのに用いるもの。人を制し鎮める威力。秤のおもり。「じゅうせき」灰重石・マンガン重石・鉄マンガン重石などのタングステンを主成分とする鉱物の総称。
小山「おやま」栃木県南部の市。「こやま」小さい山、低い山。
外用「がいよう」薬を身体の外部に用いること。「そとよう」服や靴など外出に用いるもの。
外面「がいめん」外部に向いた面、そと側、うわべ、うわつら。「げめん」外側、うわべ、うわつら、がいめん。外に現れた顔つき、顔色。「そとづら」外側の面、がいめん。他人との対応・交際のときにみせる態度。
各行「かくぎょう」文章のそれぞれの行。「かくこう」それぞれの銀行。
蜻蛉「かげろう」トンボの古名。カゲロウ目の昆虫の総称。「とんぼ」トンボ目に属する昆虫の総称。蜻蛉魚の略。物をかつぐのに棒の前端に横木を渡してその両端を両人でかつぎ後端を一人でかつぐこと。神で蜻蛉の形に造り竹の先につけた玩具。桛車(かせぐるま)の略。とんぼがえりの略。十字型のしるし。
火口「かこう」火山の噴出物を地表に出す漏斗状の開口部。ボイラーの火焚き口。「ひぐち」火災の火の燃え口。銃砲の火気を筒に通す穴。点火する口。噴火口。