発達障害サポーター8 オンリーワンの講習

エネルギー代謝を高めて、エネルギーを多く作り出して、それを脳と身体の機能の維持と向上に役立ててもらおうというメディカルダイエットの手法は、多くの困難さを抱えている発達障害がある人に適した方法としてすすめています。食事と運動、食事と休養、運動と休養の組み合わせによる健康効果については、それぞれの分野の研究で進められてきているものの、まだ決定的な方法として構築されるところまでは至っていません。
食事と運動、食事と休養、運動と休養の実施タイミングを変えること、つまりどちらを先にするかでエネルギー代謝を変化させる方法については、公的な研究機関だけでなく、大学や民間の研究機関でも、あまり積極的には取り組まれてきていません。というのは、実施することは特に変わらず、その実施のために新たなテクノロジーや商品が必要なわけではない地味な分野だからです。
望むと望まざるとに関わらず、いつの間にかタイミングによるエネルギー代謝の変化はオンリーワンになってしまいました。「世界に一つだけの花」ではないのですが、ナンバーワンを目指して頑張りすぎることなく実践できることは、無理な競争をせずに快適に暮らしてほしい人たちには向いたものとなっています。
無理もしないで無駄もなく、生命科学に基づいて解明されたタイミングの変化だけで長期的に続けて、ずっと成果を実感できる方法は、お金も時間もあまりかけられない時代には特に向いています。
コロナ禍を経験して、いつ以前よりも酷いことが起こるかわからない時代に、発達障害の支援どころではないという声もあることは承知しています。その支援が、発達障害のことを理解して、自分の健康が維持できる方法であり、その“お裾分け”をするだけでよいとしたら、ハードルは急に低くなるのではないか、との思いで行動しているのです。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)