発達障害児のマスク着用の困難さ2

発達障害情報・支援センターの「新型コロナウイルス感染拡大に伴う発達障害児および家族への影響」から、発達障害児のマスク着用に困難さについて紹介していますが、痛みや他の困難さのアンケートの記述内容の一部を紹介します。
〔痛み・耳〕
*耳がすぐに痛くなる。普通のマスクの大きさが合わない。
*耳の裏に違和感。
*かけ方の問題があるかもしれないが、右耳の後ろだけが痛くなる。
*マスクが大嫌い。罪に問われたくないから仕方なくしている。耳の裏が痛くなる。
*耳の裏のゴムのカサカサ音が気になり、身体に力が入ってしまう。
*耳周辺の髪の毛がマスクのゴムでクシャクシャになることがストレス。
*頭が痛い。
*耳の裏側の痛み、そこから頭痛へ発展。
〔その他〕
*暑くて息苦しい。息苦しさでパニックになりそう。
*息苦しさと、自分の息がマスクから自分の皮膚に跳ね返ってきて当たるのがものすごく不快。息の仕方がわからなくなり、パニックになることもある。
*喘息もパニックになったときの過呼吸もあるので息苦しいのが怖い。
*汗でパニックになることが多いのに、マスクをするとより汗をかきやすくなるのでしんどい。
*マスクを外すと着けることや置き忘れてしまったりするので、極力我慢している。
*マスクを外していると他人から暴言を吐かれてストレスになるため、我慢している。
*マスクで鼻も頬も全部痒くてイライラする。