1800ページのコンテンツと健康情報メール

日本メディカルダイエット支援機構では、健康に広く関連する官公庁の情報、企業の調査データ、大学などの研究機関の発表資料などをサイト上からピックアップして、健康情報メールとして毎週1回発信しています。クリックして各情報にリンクしてもらえるようにしてありますが、これを始めたのは研究者の先生方との交流からでした。第1号は2010年(平成22年)の4月で、今(2018年5月)で丸々8年を過ぎて9年目に突入しています。これまで休んだのはカレンダーの都合で情報が集まらなかった2週と風邪で寝込んだ1週だけで、年末年始も続けています。
私たちは巡回健診の団体の月刊健康情報誌の編集に携わっていたときに、最新情報を掲載するページを担当していて、その検索先が今でも重宝している情報源となっていました。月刊情報誌を離れたときに当時付き合っていた研究者の先生方から、情報を継続してほしいという声がありました。それで検索先をすべて(当時で100か所ほど)をクリックして見ることができるようにして伝えました。
それで私たちの役目は終わりだと思っていたのですが、忙しい先生方から月刊情報誌で紹介していたように選択して教えてほしいという声もいただきました。そこで、数多くの情報源の最新情報を1週間単位でまとめてメールで送るようにしたのが健康情報メールの始まりでした。
健康情報メールの前にも、ピックアップ情報は先生方に提供していました。各方面の専門家と会うときに、最新情報をピックアップして話題づくりのつもりで用意していたのですが、この先生なら絶対に知っているという情報を入手していなかったことから話が噛み合わなかったり、せっかくの話題が途中で終わってしまうこともありました。そこで、事前に情報提供をしてから会うようにしたのですが、それが先生方の話題になって、自分にも送ってほしいという要望が相次ぎました。
こういった経緯はあるのですが、健康情報メールの毎日のネタ探しは、私たちが蓄積してきたコンテンツを活かすための方法にもなっています。月刊情報誌は13年間にわたって関わってきましたが、そのうち二次使用が可能なページは1800ページを超えていて、その使用権をもらっています。この情報は年月を重ねるほどに古くなってきます。古くなるどころか、古い情報は間違いにもなるので、そのまま使うわけには当然いかなくなります。せっかくの情報をゴミにするのではなく、宝物に変えるためにコンテンツの情報を更新するのに必要な情報を検索しています。だから、毎週発信している健康情報メールの内容は健康づくりに関わる情報に絞られてきています。
この更新情報はダイエットSNSの「ダイエットクラブ」のラボ、メディカルダイエットの資格認定の講習テキスト、各団体の会員情報のネタにも使われていますが、地方創生の健康づくりの情報源にできるように整理を進めているところです。