2種類のサプリメント検定の違い

日本メディカルダイエット支援機構では、サプリメント(健康食品)の知識を高めるための検定を実施しています。ただ知識のレベルを確認するだけのものではなく、自分や家族が使っているサプリメントが使う人に合っているのか、正しい使い方をしているのかを確認して、無駄なく使ってもらうための知識を身につけるために実施しています。ということで、検定試験だけを受けたい、自分の知識レベルを確認したいという人でも、試験問題だけを提供することはしていません。テキストも読んでもらって、そこで得た知識に基づいてテストに望んでもらおうというもので、「どちらかといったら認定試験では」という声ももらっています。
そのへんのことは私たちも意識していて、受験者の要望によって試験問題を変えています。試験問題を変えるとテキストの内容も変えなければならないことから、サプリメントを有効に使ってもらうことを仕事の一部にする人のためのものと、一般消費者向けのものを用意しました。前者はサプリメントプロ検定、後者はサプリメント情報知識検定としています。
サプリメントプロ検定は突っ込んだ教育と質問対応をするために座学講習としています。サプリメント情報知識検定のほうは、自分の知識を確認して、知らない部分を補いたいという人のために通信講習方式として、特に重要ポイントを伝えるための座学を義務ではなく実施しています。参加するも参加しないも自由で、参加しても料金が高くなるということではありません。
使う人に合ったものを選び、期待する効果が得られるように使うためには、それぞれのサプリメントの特徴を知ることは基本中の基本ですが、一番知りたいことである、どんな人に効果があるサプリメントなのか、どんなタイミングで摂ればよいのかということについては、表示も広告もできないのが現状の法規制です。これに従うと(従わなければならないわけですが)、どれを選べばよいのか、どんな使い方をすればよいのかもわからないので、効果がないのに効果があるように思い込ませるようなサプリメントが出続けることにもなります。
そこでサプリメントに使われている成分の機能性と有効な使い方については、知識を確認するための講習、試験という形で実施させてもらっているということです。