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深く考えもしないで生きていると、チコちゃんばかりか子供にも孫にも「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と言われてしまいそうですが、日本メディカルダイエット支援機構は冗談半分で「ボーっと歩いてんじゃねーよ」いうことを話しています。歩くことは健康によい、足腰によい、ということだけでなくて、認知機能の改善に役立つという発表もされています。
認知機能の改善によいということを信じて、これを目的にして歩くとなると、効果がある方法で歩きたいという考えが出てくるのは当然のことかもしれません。もちろん、筋肉を上手に使うことができる姿勢で、歩幅を広げて、かかとから着地して、足底を触れさせたあとに拇指(親指)で蹴り出すように勢いのよい足の踏み出しをするという歩き方をすれば、筋肉が強く刺激され、心肺機能も高まり、血流もよくなり、これが脳の働きに好影響を与えます。こういった歩き方を、認知機能が気になる世代になってから始めるのは難しいという人もいます。そういった方々でも実践できるように私たちがすすめているのはノルディックウォーキング です。
効果のある歩き方を継続するだけでなく、認知機能向上につながる栄養も重要で、この運動と栄養を組み合わせることで、より効果が高められます。これは運動と休養、栄養と休養の組み合わせについても言えることで、健康に役立つ3つの要素の組み合わせによって健康効果を高めることをメディカルダイエットの手法として実践してきました。この手法を認知機能の改善に役立てようと、運動と栄養、運動と休養、栄養と休養の3種類の組み合わせについて研究してきました。
これを実証して、地域の認知症予防に役立てようとして、日本メディカルダイエット支援機構が事務局を担当して、地域の有志とともに健康ウォーキングクラブの活動を始めています。そのスタートとしているのは岡山県和気町で、その名称は和気健康ウォーキングクラブとしています。健康ウォーキングというと認知機能改善だけでなく、他の目的をもって参加する方もいます。そこで、認知機能改善を目的としてウォーキングのほかに栄養、休養などを求める人を対象として認知機能向上推進協議会なる組織も立ち上げています。これも和気町版からスタートさせていきます。

金融庁の報告書で、老後は年金だけでは2000万円不足するので、30年間は毎月5万円を自力で用意する“自助”が必要ということが発表されてから議論が巻き起こされています。65歳の高齢者1年生の30年後というのは95歳です。現在の男性が約81歳、女性が87歳という平均寿命が、ここまでの延びるのかというと、これは期待薄なので、95歳まで長生きした場合のことという一つの例であろうと思われます。
高齢者の割合は2040年には35.3%、2060年には38.1%になると推計されています。この2040年が年金にとっては大転換期になることが予測されています。なぜ2040年なのかというと、タイトルにあるように団塊ジュニア世代が65歳以上の高齢者になるからです。団塊ジュニアは団塊の世代の子供で、1971年から1974年に誕生した人を指しています。2019年には45〜48歳で、この世代が20年後には65〜68歳になります。
団塊の世代の約270万人に比べると、団塊ジュニアは約210万人と少ないように見えても、実は大変なことが予測されています。団塊の世代は団塊ジュニアという親の世代を支える大量の世代を生み出してくれましたが、団塊ジュニアの子供たちは団塊と呼べるような塊の世代とはならなかったのです。ということは、大量の団塊ジュニアを支える世代が存在しないということで、団塊ジュニアが年金支給年齢に達したときに、それをカバーする年金を納めてくれる大量の人がいないということです。
これが2040年問題で、この年には65歳以上は3920万人を超えると予測されています。日本人の総人口がピークに達したのは2008年の約1億2808万人で、2040年には約1億1092万人と予測されています。ここから高齢化率が35.3%と計算されているわけですが、これだけの高齢者を残りの世代が全部(赤ちゃんから就職前の子供まで)で支えたとしても、2人以下で1人を支える姿は想像したくもないことです。
このような状況で、「毎月5万円が足りないだけなのか」という疑問も当然のように起こってくるのですが、少なくとも高齢世帯であっても毎日1500円以上の収入が入る副業を考えておかないといけない計算になります。このような話をすると、ウォーキングの先生をして参加費を取れる方法を教えてもらえないか、というような小銭稼ぎの質問をされることが多くなっています。

「医薬品である漢方生薬が日本では健康食品として使用できる」という話は、中国の医薬品の事情がわかっていないと、違和感を感じるかもしれません。日本の健康食品は、あくまで食品であって、医薬品ではありません。中には健康食品は医薬品の成分が薄いもの、といった勘違いをしている人がいるのは事実ですが、日本では医薬品は化学合成品であって、天然素材をそのまま使っているわけではないので、こういう考えをするのも当然かもしれません。
しかし、中国では天然素材の生薬を徹底的に生成して、医薬品レベルまで高めるということが行われています。ここで取り上げるカイジ顆粒の槐耳(かいじ)は、槐(えんじゅ)の古木にだけ生える耳のような形をした硬いキノコが三弁も重なった特殊な形状をしています。この抽出エキスを顆粒にしたものが中国では医薬品の金克槐耳顆粒であり、同じ原材料がそのまま日本に輸入されて、健康食品の素材となっています。つまり、中国の医薬品の成分を、健康食品として使うことが許可されているのです。だから、これを使おうと思ったら、普通の健康食品と同じように検索すれば購入することができます。
カタカナでカイジとなっているのは、医薬品で使われている金克槐耳と勘違いされないようにとの配慮もあります。健康食品は、あくまで食品扱いなので、医薬品と一緒に使うことは想定されていません。医薬品の有効性が例えば血圧を下げるものだとすると、同じ有効性がある健康食品を使うと血圧が下がりすぎることから使用量に注意するか、むしろ一緒に使わないことが医師から指示されます。この有効性の重なりは“相互作用”と呼ばれます。その相互作用を上手に使えば、医薬品の効果を高めることも、場合によっては医薬品の量を減らすこともできます。そのことによって副作用を弱めることもできます。
カイジ顆粒の場合には、医薬品と一緒に使うことを想定して開発された中医薬素材なので、どの医薬品に、どれくらいの量を使うと、どのような結果になるのかについても研究されています。このような健康食品が他にもないことも、カイジ顆粒が注目されているところです。

中国の医薬品には、生薬の天然素材そのものが使われることもある、という話を紹介させてもらいましたが、すぐに私たちのサイトのファンの一人であるネットメディアの編集者から「金克槐耳顆粒って何?」というメールが入りました。突然に固有名を出したので、当然の反応かと思います。日本の場合には医薬品というと、その元が天然素材であっても、それに含まれる成分を解析して、それを化学合成したものが医薬品となります。天然素材を、そのまま医薬品とすることはないのです。ところが、中国では、天然素材そのものを生成して、医薬品にまで高めるということが普通に行われています。つまり、天然素材が「健康食品→漢方薬→西洋医学の医薬品」と高められていくという世界に類がない発展をさせているのです。
その一つが槐耳というキノコです。これは槐(えんじゅ)の古木に生えるキノコで、耳のような形をしていることから槐耳(かいじ)と呼ばれています。槐耳を生成して医薬品レベルまで高めたものが金克槐耳顆粒で、中国では病院で処方される一類医薬品となっています。金克槐耳顆粒は20年間、中国の最先端の医学研究を実施する200か所以上の医療機関で臨床試験が重ねられ、医薬品として承認されました。どんな臨床試験かというと、がん治療の手術、抗がん剤、放射線の三大療法に併用することで、それぞれの治療法の効果を高めるということです。中国だけの試験ではなく、アメリカのNIH(国立健康研究所)でも抗がん試験が行われ、肝臓がんや腺がんへの有効性が世界発表されています。
このような中国の中医薬の生薬について、日本メディカルダイエット支援機構のサイトで紹介するのかというと、日本人で初めて金克槐耳顆粒を中国で取材して、これを日本のメディアに初めて紹介したのが、日本メディカルダイエット支援機構の理事長だからです。そして、理事長は金克槐耳顆粒と同じ成分の健康食品が日本で入手できることも紹介しています。それはカイジ顆粒です。

中国の生薬の医薬品は中医薬と呼ばれます。これを略して“中薬”と呼んでいる人もいますが、生薬を知っている人なら、このような紛らわしい言葉は使いません。中薬というのは上薬と下薬の間に位置している生薬の分類だからです。
生薬は「上薬、中薬、下薬」の分類のほかに、「上品、中品、下品」と分類されることもあります。上品(じょうひん)や下品(げひん)なら聞いたことがあるけれど、中品というのは初めてかもしれませんが、ここでいう「上品、中品、下品」は読み方が違います。上品(じょうぼん)、中品(ちゅうぼん)、下品(げぼん)と読みます。これは仏教用語の九品に由来するもので、極楽浄土を9段階に分けた上品上生、上品中生、上品下生、中品上生、中品中生、中品下生、下品上生、下品中生、下品下生からきています。
通常のランキングの考え方からすると、上薬が効き目が早い生薬で、下薬が効き目が遅い生薬という感じがしますが、そこが中医学の奥深いところで、上薬は西洋医学の医薬品のような特効薬としての効き目はないものの、毎日摂り続けることで体質を強化していくものです。しかも、副作用も弱く、他の医薬品の副作用を軽減させてくれるものを指しています。
下薬は西洋医学の薬にみられるもので、特効的に効果はあっても、副作用があり、体質に合わせて摂る量や期間を調整しなければならないものを指しています。これは冗談で話される「クスリは逆に読むとリスク」とされるものということになります。
では、中薬はというと、単純に上薬と下薬の中間的なものというものではなくて、予防薬のような存在で、穏やかに効いていくものであって、病気に対しては水際作戦に使えるものです。少ない量か短い期間の使用なら毒性が出ないものということです。
現在の中医学では、本来なら上薬であるものの中から、精製をして医薬品レベルまで高めたものが存在しています。医薬品レベルというのは日本からの目線で、実際には生薬が最先端医療の医薬品として使われています。その代表的なもので、しかも日本では同じものを健康食品として使うことができるものとして紹介したいのは中医薬製剤の金克槐耳顆粒です。

“生”という文字は加熱していないものを指すというイメージが広がっていて、生ビールは加熱処理していないものを指しています。加熱しないとビールは発酵を続けて、ビンビールだと破裂してしまいます。そこで発酵のもとである酵母を取り去っています。それなのにビンの生ビールは、酵母が残っている店で出される生ビールと同じというPRには違和感を感じます。感じはするのですが、今回のテーマは漢方薬の生薬のことなので、これはスルーすることにします。
生薬は天然に存在する植物や動物などの薬効がある産物をそのまま使ったものを指しています。では、生薬ではないものは何かというと、産物から有効成分を精製したものです。生薬の定義からすると、加熱は関係なくて、乾燥しているものは自然乾燥となっています。生というと食品によっては水分が多いものという印象もありますが、生薬は水分量とは無関係です。
生薬といっても、すべてが医薬品として使われているわけではなくて、医薬品医療機器法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)によって医薬品の分類(日本薬局方)に当てはまるものと、食品に分類されています。製剤化されたものは医薬品(生薬製剤)で、それ以外は食品と分類されています。食品といってもイメージとしては健康食品になるのですが、製剤と健康食品では雲泥の差です。
ここまでの情報を出すと、必ずといっていいほど“生”についての疑問が来るのはわかっているので、以下のことを紹介させてもらいます。生菓子というのは加熱の有無は関係なくて、乾燥していない、あまり保存がきかない菓子のことです。生チョコも加熱の有無は関係なくて、クリームが全体量の10%以上のものです。これは公正競争規約にあることで、生クリームは生乳や牛乳を原料としたもの、牛乳などの乳脂肪を濃縮したもの、乳脂肪分が18%以上のものと定められています。一般に純生クリームと呼ばれるものです。この生クリームを使ったのが生キャラメルです。
ハムは豚のもも肉を塩漬けにして成形し、燻煙、加熱したものを指していますが、これに対して生ハムは成形なしで、乾燥、熟成、もしくは低温での燻煙、熟成をさせたものです。

漢方薬というと、多くの人は同じイメージを抱くはずで、天然の植物などを乾燥させた成分を数種類混ぜたものです。その多くは中国産で、国内で加工用に使われている素材の約400万トンのうち日本国内で製造されているのは約2万トン、わずか0.5%でしかありません。国内で使われている漢方素材の80%ほどが中国からの輸入です。その差は何なのかというと、中国産の素材を日本で加工して海外に販売されている分です。日本から輸出される漢方薬は和漢と呼ばれています。中国のものは何かというと漢方ではなく中医薬です。
これもイメージからすると、中国では伝統的な漢方薬を作って販売していて、日本のものは現代の医学の薬品に近いものにしていると考えられがちですが、実際には逆になっています。日本の漢方=和漢は「かなり前から止まっている」と表現されることがあります。どんな意味なのかというと、和漢は江戸時代に確立された医学だからです。
漢方という名は中国を示す漢と治療法を示す方を組み合わせたもので、中国伝来医学を指します。伝統ではなく“伝来”です。中国からは各年代に数々の文化が伝来していますが、次々に中国から伝えられた医学は日本人に合わせてアレンジされて、独自の医学として発展してきました。江戸時代に西洋医学はオランダ(阿蘭陀)から伝わってきたので蘭方と呼ばれ、それに対して東洋医学は漢方と呼ばれました。後になって漢方では日本で独自に発展したことがわかりにくいことから和漢という言葉が使われるようになりました。
中国の方は、日本人にわかりやすいように「漢方」という言葉を使うことはあるのですが、中国では中医学であり、その中で使われる生薬は中医薬です。中医学という言葉は現在の中華人民共和国が設立されてから決められたものです。
ちなみに和漢薬という言葉がありますが、これは日本で発達した和漢の生薬を指す場合と、和薬と漢薬の両方を合わせたものを指す場合があります。

漢方素材は漢方薬に使われる天然素材(生薬)のことで、レアメタルは希少金属のことで、まったく違っています。それをわざわざタイトルに掲げているのは、漢方素材の将来を考えるときに、レアメタルを比較対象に出さないといけないような危機的状況になっていることを知ってもらいたいからです。
レアメタルは、リチウム、ベリリウム、ホウ素、チタン、バナジムム、クロム、マンガン、コバルト、ニッケル、ガリウム、ゲルマニウム、セレン、ルビジウム、ストロンチウム、ジルコニウム、ニオブ、モリブデン、パラジウム、インジウム、アンチモン、テルル、セシウム、バリウム、ハフニウム、タンタル、タングステン、レニウム、白金、タリウム、ビスマス、そして希土類が一般に分類されています。
最後の希土類というのが実は問題で、レアメタルのうち特に希少なものを指していて、レアアースとも呼ばれています。それはスカンジウム、イットリウム、ランタン、セリウム、プラセオジム、ネオジム、プリメチウム、サマリウム、ユウロピウム、ガドリニウム、テルビウム、ジスプロシウム、ホルミウム、エルビウム、ツリウム、イッテルビウム、ルテチウムの17種類です。
強力な永久磁石に使われるネオジウムやジスプロシウム、強力なレーザーやテレビの蛍光体に使われるイットリウムなどが特に有名です。世界の埋蔵量の50%ほどは中国ですが、生産量になると80%以上にもなっています。日本の輸入量では中国に60%ほどを依存しています。
タイトルは「漢方素材は“レアメタル”か」ではなく、「漢方素材は“レアアース”か」としないといけないわけですが、我が国の漢方薬の素材の80%以上は中国からの輸入に頼っています。中国はレアアースを武器にアメリカの経済制裁に立ち向かっています。言うことを聞かないとレアアースの輸出を止めるという戦略を打ち出そうとしています。それと同じことが、日本の場合には漢方素材となっているのです。漢方素材はミカンの皮や柿のヘタなど身近なものも少なくないのですが、医薬品として使うためには数多くの条件があり、それをクリアして国内産の材料に切り替えていくには、これまでのような自治体の努力ではなく、国をあげての対策が必要だということです。

厚生労働省から人口動態統計月報年計(平成30年)が発表になりました。これは出生と死亡に関する統計調査で、出生数は91万8397人、死亡数は136万2482人と減少傾向に歯止めがかかっていないことがわかります。数多くの調査資料の中で特に注目しているのは死因のランキングです。男女合計では第1位は悪性新生物(腫瘍)、第2位は心疾患、第3位は老衰、第4位は脳血管疾患、第5位は肺炎の順となっています。
男性では第1位は悪性新生物(腫瘍)、第2位は心疾患、第3位は脳血管疾患、第4位は肺炎、第5位は老衰の順となっています。女性では第1位は悪性新生物(腫瘍)、第2位は心疾患、第3位は老衰、第4位は脳血管疾患、第5位は肺炎と、これは男女合計と同じランキングとなっています。
老衰は昭和22年をピークに減少が続いていましたが、平成13年以降は死亡数・死亡率ともに増加して、平成30年の全死亡者数に占める割合は8.0%となり、脳血管疾患を抜いて第3位となっています。老衰は、それまで他の病気で亡くならなかったということで、比較的健康に過ごしてきた人に多いということができます。このことを考えると老衰で亡くなったということは自宅で最期を迎える人が多いのかと思われがちですが、実際には亡くなった場所を見ると病院、老人ホーム、自宅の順となっています。
女性のほうが老衰の順位が上にランキングされているのは、それだけ女性が元気で長生きになっている証拠で、女性のランキングと男女合計ランキングが同じだということは、これは長生きである女性の人口が多いという証拠です。日本の高齢者は健康度が高まっていることから、日本老年学会と日本老年医学会は「高齢者を75歳以上にすること」を提言しています。これは男女ともに、とは言われていますが、女性のほうが平均寿命が男性よりも6年以上も長いことから考えると、女性のほうが元気で、“生き延びる力が強い”ということになりそうです。

人口動態統計

朝食抜きはエネルギー代謝に必要なビタミンB群のビタミンB₆とビタミンB₁₂が不足するという話の続きで、もう一つの朝食抜きがいけない理由である脳のエネルギー源の保持時間について紹介します。人間の全身の細胞は60兆個ほどだとされています。そのうち脳以外の全身の細胞はエネルギー源として糖質、脂質、たんぱく質を使っています。細胞の中のミトコンドリアにエネルギー源として取り込まれているのはブドウ糖、脂肪酸、アミノ酸です。ところが、脳細胞だけはブドウ糖しか使えない、つまりブドウ糖が唯一のエネルギー源となっているのです。
こう説明すると、脳細胞にブドウ糖、脂肪酸、アミノ酸が入っても、ブドウ糖しか使われずに、脂肪酸とアミノ酸は無駄になる、というような印象が抱かれるかもしれません。実際には、脳細胞につながる血管の膜にある血液脳関門を通過できるのがブドウ糖だけなので、ブドウ糖が脳の唯一のエネルギー源になっているということです。
血液中には常にブドウ糖が流れています。このブドウ糖が血糖で、血糖値は血液中のブドウ糖の量を指しています。このブドウ糖が充分にあると脳細胞にも不足することなくブドウ糖が送られていきます。夕食を食べて、翌日の朝食までは12時間ほどの時間があります。脳細胞に取り込まれたブドウ糖は15時間ほどは保持されています。これを過ぎると急激に減っていくことになるのですが、朝食を食べて糖質に含まれるブドウ糖が補われれば、脳の機能が低下するようなことはありません。
ところが、朝食を抜くと、15時間が経過した10時ころにはブドウ糖が不足し始めます。12時に昼食を食べることができたとしても2時間は不足した状態となります。
そのために記憶力や集中力が低下するということもあるのですが、一番の問題は全身をコントロールしている脳の働きが充分ではないことです。1日に2時間ずつ、そんな時間帯があったのでは健康に影響が出るのは当然のことです。朝食といっても飲み物だけ、サラダだけではブドウ糖は充分ではありません。糖質が含まれる、ご飯、パン、麺類などは朝食では少なくてもよいので摂らないわけにはいかないのです。