最新情報

治検22 メタボリックシンドロームの確認

メタボリックシンドロームは、内臓脂肪の蓄積によって、インスリンの働きが低下するインスリン抵抗性が起こり、糖代謝異常、脂質代謝異常、高血圧などの動脈硬化の危険因子が高まる状態をいいます。 メタボリックシンドローム(metabolic syndrome)は、日本では内臓脂肪症候群と一般には訳されています。メタボリックは代謝を意味するメタボリズム(metabolism)が由来で、代謝低下症候群が正


健康情報38 コロナ禍3年間の高齢者の社会的交流の維持

日本では新型コロナウイルス感染拡大の影響で、3年以上もコロナ禍による制限を受けてきました。 東京都健康長寿医療センターの福祉と生活ケア研究チームは、地域在住高齢者を対象とした包括的健康調査「お達者健診」のデータから、高齢者の他者との対面・非対面の交流頻度や人とのつながりの認識について、コロナ禍3年間の変化パターンを調べました。 その結果、コロナ禍であっても、日本の高齢者は社会的交流を維


健康情報37 フードリテラシーと食事の質との関連

不適切な食事摂取は、世界で1年あたり1100万人の死亡(総数の22%)の原因であると推定されています。このため、食事の質に関連する要因の解明は、世界的な最優先課題の一つとなっています。 このような背景から、フードリテラシーという概念に注目が集まってきました。フードリテラシーの定義は数多くありますが、「食品に関するニーズを満たし、摂取量を決定するに際して、計画・管理・選択・準備・摂取するために


3月1日の記念日

「マヨネーズの日」キユーピーが1925年3月にマヨネーズを製造販売したことと日本初(1)にちなんで制定。 「マヨサラダの日」キユーピーグループのデリア食品がマヨネーズの日に合わせて制定。 「デコポンの日」日本園芸農業協同組合連合会が熊本県のデコポンが東京青果市場で取り引きされた1991年3月1日にちなんで制定。 毎月1日:「あずきの日」(井村屋グループ)、「釜めしの日」(前田家)


時間泥棒6 待たせることも時間泥棒

その人の大事な時間を奪うような行為というと、仕事をさせて報酬を支払わなかった、大きく減額させたということだけでなく、約束をすっぽかす、約束した時間に遅れていくということもあげられます。 他にも、中止することがわかってもすぐに連絡しない、遅れてくる連絡をしない、約束した時間より早く切り上げられる、といったこともあります。さらに1対1での話だったのに他の人が同席して充分な話ができなかった、事前に


健康情報36 野菜・大豆・果物が少ない食事の高齢者の不眠症状

健康的でない食事は、睡眠障害を引き起こす可能性が報告されていますが、これまで高齢者を対象とした食事パターンと不眠症に関する研究はほとんどありませんでした。 東北大学大学院歯学研究科のグループは、1時点のデータを用いて自立高齢者を対象とした食事パターンを特定して、食事パターンと不眠症の2つの不眠症状(入眠困難・中途覚醒)との関係を調べました。 約1300人の高齢者を対象とした結果、野菜・


健康情報35 「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」その10

厚生労働省は、「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」を発表しました。飲酒に係る留意事項の続きを紹介します。 (2)避けるべき飲酒等について 避けるべき飲酒や飲酒に関連した行動には、例えば以下のようなものがあげられます。飲酒をする場合には、自分が現在どのような状況にあるのかを確認し、飲酒に適するかを個別に判断していく必要があります。 ①一時多量飲酒(特に短時間の多量飲酒) さまざ


記念日3月1日〜10日

3月1日 「マヨネーズの日」キユーピーが1925年3月にマヨネーズを製造販売したことと日本初(1)にちなんで制定。 「マヨサラダの日」キユーピーグループのデリア食品がマヨネーズの日に合わせて制定。 「デコポンの日」日本園芸農業協同組合連合会が熊本県のデコポンが東京青果市場で取り引きされた1991年3月1日にちなんで制定。 毎月1日:「あずきの日」(井村屋グループ)、「釜めしの日」(前田家)


2月29日の記念日

「ニンニクの日」健康家族(鹿児島県鹿児島市)がニ(2)ンニク(29)の語呂合わせで制定。 毎月29日:「ふくの日」(日本アクセス)、「クレープの日」(モンテール)、「Piknikの日」(森永乳業)、「肉の日」(都道府県食肉消費者対策協議会)


エネルギー代謝108 脳の血が腹に回る

脳の働きがよくないと、「血の巡りが悪い」などと言われることがあります。脳のエネルギー源はブドウ糖だけで、血流が正常であってもブドウ糖が不足すると「頭の回りが悪くなる」ということが起こるのは事実です。 ブドウ糖を充分に摂っていれば脳の回りが悪くなることはないのかというと、むしろブドウ糖が多く含まれている糖質(ご飯、パン、麺類など)の摂取量が多い人で、太っているほど脳の働きがよくないということが