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サプリ概論252 機能性表示食品の事後チェックの透明性4

〔景品表示法上問題となるおそれのある広告その他の表示の要素〕には、機能性表示食品は容器包装の表示とともに、さまざまな広告媒体においても、その食品の機能性を訴求する表示が行われています。 実際のものよりも著しく優良であると示す表示をしてはならないとする景品表示法上の定めにおいて、具体的に何が一般消費者に実際のものよりも著しく優良であると誤認される場合に該当するかの判断は、個々の広告などの表示に


2023/4/26  “住めば都”は慣れなのか

父の仕事の関係で転校が多く、小学校が3か所、中学校が2か所、高校のときには住まいが2回、東京の大学のときには4回の引っ越し、社会人になっても6回、そして岡山に移住後も2回と、引っ越しの連続でした。そのたびに体調を崩していました。 新たな住まいに移るたびに「住めば都」と周囲に言われていたのですが、「本当に都と感じることができるのだろうか」と感じることばかりでした。 長く住んでいる人には気


2023/4/26 心に響く体育会系のノリ

岡山市南倫理法人会に入れてもらったとき、いきなりモーニングセミナーの前の朝礼に参加させてもらい、体育会系のノリに触れました。入会以前から知り合いだった方からは、「体育会系でビックリしたでしょう」と声かけされたのですが、体育系は慣れっこでした。 父が警察官であったことと、叔父が居合の達人であったこともあって、小学校5年生からのクラブ活動で剣道と柔道を始めました。たまたま父が転勤した古い派出所の


DNA Answer49 神経伝達物質と腸内環境の関係

栄養摂取は発達障害の状態を左右します。中でも発達障害で大きく影響を与えているのは神経伝達で、神経細胞の状態(配線状態のようなもの)は通常どおりであっても、神経細胞から次の神経細胞に情報を伝えていく神経伝達物質の量が不足していると、神経の働きを正常に保つことができなくなります。 そのために、脳の機能調整がうまくいないことにもなるのですが、発達障害がある人(子どもも大人も)の場合には、神経伝達物


理想実現のための代謝促進11 脂肪代謝のエネルギー量

細胞を働かせるためのエネルギーを作り出しているのは、細胞の中にあるミトコンドリアです。ミトコンドリア内でエネルギー産生が行われているのはTCA回路(Tricaboxcylic acid cycle)で、TCA回路では9段階の代謝回路によってエネルギー物質のATP(アデノシン三リン酸)を作っています。 エネルギー源によってATPの発生数が違っていて、ブドウ糖は1分子あたり36分子のATPが発生


発達支援推進49 理解なしには支援は始まらない

支援のスタートは理解することです。これは発達障害の支援に限らず、少なくとも支える必要がある方々に対して何か行動を起こそうと考えるときには、まずは実態を把握して、どんな困難さがあるのかを理解することから始まります。 発達障害に関しては、子どもの8.8%に発達障害があり、それも通常学級で学ぶ子どものうち教師が把握している(おそらく発達障害であろうと考える)数であって、認識不測による見逃しを加えれ


Medical Diet173 Medical Dietの意味するところ

メディカルダイエットは、私が代表を務める特定非営利活動法人(NPO法人)の名称に使われています。メディカルダイエットのあとに支援機構とつけているのは、私たちがメディカルダイエットを実践する団体というよりも、メディカルダイエットを実践している人、実践してほしい人を支援するという思いが込められています。 メディカルダイエットを冠した資格認定ができる唯一の団体として、メディカルダイエットアドバイザ


健康食品 敵か味方か29 効果を高める生活法

健康食品の一つの機能性表示食品は、その名のとおり機能性を表示して販売することが許可されている食品です。その広告などを見ると、有効性が示されていますが、広告に図表を出すときには小さな字で調査対象についても示されています。どんな人を対象にしたのかも気になるところですが、どんな生活をしていたのかも重要で、食事と運動を心がけた上で摂取していたことが書かれているものがあります。 その生活をしているから


人のためは“偽”なのか

「世のため、人のため」は活動を始めるときの重要なスローガンの一つです。私たちのメディカルダイエットに関わる健康、食事、運動、発達障害児支援なども、できるだけ多くの方々がメリットを得られるように考えて、活動に取り組んでいます。 そうはいっても、「世のため、人のため」を長続きさせるためには、自分たちが核とすることを揺らがせることがないようにして、それが継続可能な仕組みになっていなければなりません


代謝と高LDLコレステロール血症5 コレステロール改善の食事のポイント2

LDLコレステロール値が高い場合の食事のポイントの2回目です。 ◎食物繊維の摂取 海藻類、キノコ、りんごなどの果物に多い水溶性食物繊維にはLDL低下作用があります。水溶性食物繊維は水分を吸って膨らむため満腹感が得られ、食べすぎを防ぐことができます。不溶性食物繊維は変化をしないので、多く食べることで満腹感が得られます。1日の食物繊維全体の摂取量の目標は20~30gです。 ◎植物性たんぱ