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冷や酒と冷酒は同じものなのか

飲食店で注文した食事のほかに水がほしいときに「お冷をください」と言います。“冷”と字が使われていることは冷たい水ということで、常温の水に氷を入れて出すか、冷水のサーバーから出した冷えた水を出すのが普通と考えている人が多いのですが、本来の“お冷”の意味は常温の水です。そこで常温の水が欲しいときには「水をください」と言えばよいわけです。 お酒を出す店で「お冷」と言ったら、冷酒が出てきたという笑い話を


毛細血管を若返らせるウォーキング

有酸素運動のウォーキングは血流を盛んにすることから、ウォーキングと血管の話をすると大動脈や冠動脈などが注目されがちで、その先の重要な血管である毛細血管の話は後回しになりがちです。もっとも太い大動脈は直径が3cmほどもあります。500円硬貨の太さになります。それに対して毛細血管は5〜10μm(マイクロメートル)の太さで、平均すると8μmです。10μmでも100分の1mm(0.01mm)です。「毛の細


ヘルスケアは健康の手当てなのか

中国からの観光客が増えるにつれて、デパートやショッピングセンターには日本語の看板の中に中国語の表示もされるようになってきました。その中で気になったのは「フットケア」のコーナーで、日本語と英語の表示と並んで中国語で「足底管理」と書かれていました。パソコンの変換ソフトを使ってみたら同じ変換になったので、これは標準的なものかと思ったりもしたのですが、なんだか気になる文字変換です。 フット(foot)は


寿司の“貫”の正しいカウント方式

寿司の1貫は1個なのか2個なのかということについて先に説明したのですが、貫という言葉の語源には諸説があって、昭和初期の資料を見ると「1貫は料理人の符牒(隠語)で1個のことを指す」と書かれているものがあります。これに従うと「1貫は2個」ということになります。言葉の定義づけに使われることが多いNHK放送文化研究所のデータで見てみると、「1貫=1個」を支持するのは53%で、「1貫=2個」を支持するのは4


ウォーキングの歩数とステッパーの1回の違い

ウォーキングの効果を示す指標となるのは歩数です。1万歩の歩行というと、右足を踏み出して1歩目、続いて逆の足を踏み出して2歩目と数えます。これは普通の感覚ですが、トレーニングマシンのステッパーは、どれをもって1回とするかが定まっていません。ステッパーも“歩”で回数が示されていたらわかりやすいのですが、“回”とされているとカウントがしにくくなります。右足で右側のペダルを踏み込むのが1回なのか、右足で踏


運動をしないと血糖値が下がらない仕組み

糖尿病の人は運動をしないと血糖値が下がらないと紹介しましたら、糖尿病だけでなく糖尿病予備群と呼ばれる人も同様です。糖尿病予備群は血糖値を下げるホルモンのインスリンはまだ大きくは減っていないので、インスリンによって血糖値が下がる仕組みによってブドウ糖を細胞に取り込んでいくことができます。ところが、糖尿病まで進んでしまうと、インスリンだけではブドウ糖を取り込みにくくなっているので、運動をしないといけな


ブドウ糖が細胞に取り込まれる仕組み

ダイエットの話をすると、必ずといってよいほど聞かれるのが「食事と運動のどちらをすればよいのか」ということです。私たちの答えとしては「両方ともすればよい」となるのですが、「どちらか一つだけ」と問われれば「運動!」と答えるようにしています。その理由として初めに述べているのは「食事を減らして運動をしないと筋肉が減っていって、代謝が低下するので太る体質になるから」ということです。個人差はあるのですが、運動


1GBは1000MBなのか

パソコンと携帯電話の容量の話を受けて、このサイトをよく見ている方から「1GB(ギガバイト)は1000MB(メガバイト)ですか」との質問メールがありました。容量が1GBとなったWindows7の前のWindowsVistaは512MBでした。「512を2倍にすると中途半端な1024になるので、ちょうど切りがよいところで1000MBを1GBにしたのでは」という声もあるのですが、実際のところは「1GB=


「スマホは電磁波が怖い」は本当か

電磁波は高周波と低周波に大きく分けられています。電流によって発生するのは低周波の電磁波で、高圧送電線を避けなければいけないといわれるのは低周波による極度の疲労、集中困難、憂鬱、発疹、頭痛、耳鳴りなどが指摘されているからです。日本人の3〜5.7%が電磁波過敏症だという研究結果もありますが、これは低周波の影響です。 高周波の電磁波は電子レンジや電波を発生する機器から発生するもので、細胞を振動させて温


高齢者は目線を上げて歩かないと危ない

高齢者が横断歩道を渡っているのに、なぜか斜めに渡ったり、赤信号になってもゆっくりと歩くということがあって、これが高齢者の交通事故を増やしています。信号がある横断歩道で起こった高齢者の交通事故のうち歩行者に原因があるのは50%を超えていて、多い地域では80%に達しています。これは認知機能が低下していることや、青信号のうちに渡りきれないほど歩行能力が低下していることが指摘されています。一般の横断歩道の