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初めて出会った人も遠い親戚かもしれない

ウォーキングのための座学講習を日本メディカルダイエット支援機構の理事長が行いました。暑い季節に屋外でウォーキングをすると健康づくりどころか、むしろ身体を傷めることにもなりかねないので、暑い季節には歩くことの意義を学んでもらい、夏の暑さが納まってから本格的に歩いてもらおうということです。ウォーキングの意義のほかに、ウォーキングと食事、入浴との関係など効果を高める方法まで入れてしまったので詰め込みすぎ


毎日できるがん細胞には免疫で対応

1兆に対して5000という数字は随分と少ないと感じます。この割合は何を示しているのかというと、「1日に体内の細胞の入れ代わりの数に対する、がん細胞の発生数」です。体内の細胞は約60兆個とされているので、毎日60分の1が新しくできて、その代わり60分の1の1兆個が壊されて入れ代わっているということになります。その1兆個に対して5000個のがん細胞というのは、人口に例えると2億人に1人ということになり


摂り方がわからないサプリメントは無駄なのか

医師は医療の専門家であると同時に医薬品の専門家でもあると認識されています。さらに栄養の専門家でもあると思われている節もあるのですが、大学の医学教育の中で栄養学を学べる大学が少なく、さらに必修になっているところが極端に少ないことから、これは間違った認識だということは過去に何回か触れているところです。医薬品の専門家かどうかという議論はあるのですが、医薬品に詳しいのは事実で、その詳しい方が医薬品とサプリ


専門医の多さと平均寿命の短さの関係性

著名な精神科医で、大学教授でもあるドクターの著書は、たまに参考にさせてもらっていて、中でも医療業界に物申すという内容には刺激も受けています。“チコちゃんに叱られる”のように「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と叱られる医師が多いのではないかと気になることが多いのですが、逆の意味で気になって仕方がないことが書かれていました。それは「老年医学会の認定医や専門医が多い県ほど平均寿命が短い」ということです。


アルコールの糖質制限なら太らないのか

「酒は飲みたい、されど太りたくない」というのは飲酒好きの人なら普通に考えることです。アルコールのエネルギー量は1gあたり約7kcalで、脂質の約9kcalに比べると低いものの、糖質とたんぱく質の約4kcalに比べると、かなりのエネルギー量があります。約7kcalというのは100%アルコールのことで、アルコール度数が低ければ、それほどのエネルギー量ではないことになります。アルコール度数が同じであれば


糖質制限はダイエットに有効なのだろうか

糖質制限でターゲットにされているのはブドウ糖です。ブドウ糖が血液中に増えると、膵臓からインスリンが多く分泌されます。インスリンには全身の細胞にブドウ糖を取り込むために必要なホルモンですが、それと同時に肝臓での脂肪酸の合成を促進する働きもしています。だから、糖質制限をすると合成される脂肪が減って、ダイエットにつながるというのが、よく言われる理屈です。しかし、ブドウ糖不足になると、全身の細胞に取り込ま


糖尿病と糖質制限で脳がエネルギー不足になる

脳の唯一のエネルギー源はブドウ糖だということは、何度か紹介してきました。ブドウ糖が脳に必要だということは、血糖値が高い糖尿病の人は脳細胞にブドウ糖が多く取り込まれて、脳の働きがよくなるのではないかと感じている人がいるかもしれません。しかし、実際には血糖値が高い人は、脳細胞に取り込まれるブドウ糖の量が減ってしまいます。脳細胞に限らず、全身の細胞に取り込まれるべきブドウ糖が取り込まれなかったために、血


甘いものを食べても血糖値が下がる薬というのは本当か

糖尿病の人から、「どれくらい菓子を食べていいですか」「どれくらいの量なら酒を飲んでもよいですか」といった質問をされることがあります。できるだけ無理なく、無駄なく生活習慣病対策を続けようというのが日本メディカルダイエット支援機構のモットーで、それに従ったセミナーや情報発信に努めています。そのこともあって、できるだけ楽をして糖尿病を改善したいという希望も寄せられるのですが、私たちの答えは「禁止」です。


適度な有酸素運動で血管を若返らせよう

血圧の上がりすぎを抑えることは血管の老化を抑えて、動脈硬化を予防することに役立ちます。血管の老化を防げば、それで心臓や脳の疾患を予防できるのかというと、血栓という難敵がいます。動脈硬化を防いだとしても、細小血管に血栓が詰まってしまうと、その先に血液が送られなくなり、酸素不足となって脳細胞が死んでしまうことになります。これが脳梗塞の始まりです。脳梗塞は血栓が詰まって血流が止まった状態が24時間以上続


130mmHgの血圧は大したことはないのか

日本高血圧学会は令和元年4月に高血圧治療の指針を改定しました。これは5年ぶりのことで、75歳未満のすべての成人が目指す降圧目標として、収縮期血圧(最高血圧)が130mmHg、収縮期血圧(最低血圧)が80mmHgと定められました。血圧計に示してある基準の数値は135mmHg/85mmHgとなっています。この数値は、日本人の血圧の基準地域とされる大迫町(現岩手県花巻市)の住民を対象にした大迫研究によっ