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半分赤くて半分青いトマトの話

セミナーで抗酸化成分の話をするときに、トマトのリコピンを例にあげるようにしています。リコピンはトマトに豊富に含まれている赤い色素で、トマトの色が濃いものほどリコピンの量が多く、活性酸素を消去する作用が強いことになります。熟したトマトは色が濃くなるのですが、熟す前でも熟してからも、あまり変わらない種類もあります。それは桃太郎です。桃太郎といっても岡山県で誕生したわけではありません。 1985年に完


どこが日本の中心か

日本の中心は、どこなのか、という話題は、いつの時代にも求められ、そのときの答えが、なぜか長続きしません。中心といっても、何を基準にするのかによって、もちろん変わってきます。本土の最北端の宗谷岬と最南端の佐多岬から同じ距離ということで、佐野ラーメンで有名な栃木県佐野市は日本の中心をうたっています。同じ距離ということでは、どこに線を引くかで変わってきますが、水沢うどんで有名な群馬県渋川市は日本のへそを


機能性成分は栄養素ではないのか

栄養学を専門とする栄養士や管理栄養士、中でも医療関連施設や大学などで働く管理栄養士の中には栄養の話というと、いわゆる栄養学の範囲に終始することがあります。栄養学の範囲というのは、三大栄養素の糖質、脂質、たんぱく質のほかに、ビタミン、ミネラル、食物繊維を加えた六大栄養素を指しています。この栄養素を充分に摂っていれば、他の栄養素、つまり健康食品に含まれている成分を摂る必要はないという考えにつながってい


糖尿病は脳の働きが正常でなくなる病気か

「糖尿病になると脳の機能が低下しやすくなり、満腹と空腹の認識がしにくくなり、認知症になりやすくもなる」という話を健康雑誌の編集者にしたときに、メディカルダイエット的な説明を求められました。言い方を間違えると「糖尿病は脳の病気だ」という感じに捕らえられてしまいかねないのですが、この話をすると「糖尿病は脳の病気かもしれない」という反応をされることがあります。その反応をするのは健康関係のメディアの方々だ


足と脚の認識ギャップ

姿勢や歩行について書くときに、“足”という字と“脚”という字を使い分けています。ともに「あし」と読むのですが、意味合いが違っているので使い分けているつもりでも、ときどき混ざってしまうことがあります。ずっと足で書いてきたのに、途中で一つだけ脚が出てくると、その違いを説明しないといけなくなり、文字数に制限があるときには説明を省こうとして、わざと足と書くこともあります。しかし、説明している内容が異なって


前傾姿勢と前屈みの歩行の違い

勢いよく、効率よく歩くために、日本メディカルダイエット支援機構では“前傾姿勢”での歩行をすすめています。これはテレビ番組の中で紹介してくれたことがあったもので、写真を示し、実際に歩いて見せて、これをスマホで映像撮影してもらったのですが、実際に番組で紹介されたときには、“前傾姿勢”ではなくて“前屈み”になっていました。同じように前に体重をかけて歩いているのに、見た目が随分と違っていました。パッと見の


浮き指解消のウォーキング姿勢

前回、前傾姿勢でのウォーキングが浮き指を解消して、勢いよく歩くことができることを紹介したところ、さっそくインターバルウォーキングで交流のあるスポーツ団体の役員から問い合わせがありました。その答えの前に、インターバルウォーキングとは何かということを簡単に紹介すると、速歩と普通歩行を交互に繰り返す歩行方法を指しています。速歩をすることによって下半身の筋肉に多くの酸素を送り込み、そのあとに普通歩行をする


浮き指と歩行姿勢の関係

NHKの健康情報番組で、浮き指と身体の痛みの関係を紹介して、浮指の改善法を伝えていました。浮き指というのは、足の指が地面に完全に着地していなくて、足裏の圧力測定をしてみると圧力がかかっていなくて画像では映らないか、薄くなっている状態で、足裏の狭い範囲で全身を支えていることになります。そのために、身体のバランスが崩れて、膝、腰、肩、首に痛みが出るようになります。身体を支えているのは足裏で、支えがよく


スッキリ成分って何だろう

テレビの通販番組を見ていると、「スッキリ」という言葉が、よく出ています。便通がよくない人はスッキリと聞くと、便通の改善をイメージするはずです。言葉だけではイメージしにくくても、テレビではイメージ画像が使えるので、ドアから出てきて「スッキリ」と言えば、このドアはトイレのもので、だからスッキリといえば便通ということを狙ってのシーンとなります。トイレのイメージ画像でなくても「毎朝スッキリ」というだけで、


軽い運動は激しい運動の2倍の時間でよいのか

地方紙の記者から「軽い運動の効果は激しい運動の何倍の時間をすればよいのですか」という質問を受けました。軽い運動というのを歩く程度とすると、運動強度を示すメッツ(METs)では3メッツです。メッツは何もしない状態(安静時)の強度を1メッツとして、それの何倍にあたる強度なのかを示したものです。激しい運動を走ることだとすると9メッツになり、これから考えると軽い運動は激しい運動の3倍の時間やればよい、とい