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“茹で蛙”にならないようにウォーキング

経営学の話でよく出てくる言葉に“茹で蛙”があります。これは環境変化に対応できないことを示しているもので、カエルを熱湯の中に入れると熱さに驚いて飛び出すのに、常温の水の中に入れて徐々に温めていくと温度変化に慣れてしまい、命の危機となる温度になっても気づくことなく、ついには死んでしまうという話です。いかにも事実のように語られているのですが、今では“理論”だとされています。 その理論が本当なのかと実験


酒をすすめる「酒飲まず」

山梨県にセミナー講師として行ったときに、地元の方と一緒に食事をしましょうということになり、お酒も運ばれてきました。セミナー主催者から銚子を向けられて、こちらも猪口を出して注いでもらおうとしたときのこと、どうしてよいかわからない言葉を投げかけられました。その言葉は「酒飲まず」。酒を飲まないというなら、銚子も猪口もいらないだろうにと思ってしまい、猪口を引っ込めようとしたときに、さらに銚子を前に出されて


旅は道連れ“要はお酒”

「旅は道連れ世は情け」は、旅は道連れがあるのが心強くて、お互いに思いやりを持つのが大切だ、という意味です。この場合の旅は何も旅行に限った話ではなくて、人生においても人情をもってお互いに仲良くすることが大切だということを指して使われています。お互いに仲良くするためには、きっかけが必要で、そのきっかけづくりに直結するのがお酒です。仲良くするという目的もなしに、とにかく旅先の楽しみといえば、それぞれの地


ウォーキングに適した片鉄ロマン街道の活用

岡山県和気町にある日本一の徳永こいのぼり(トップシェア)、和気神社の藤公園(藤の種類日本一)、谷尾食糧工業(あんこ製造日本一)の3つを紹介したところ、「やる気日本一」とか「健康づくり日本一」という声が地元から寄せられました。日本メディカルダイエット支援機構は地域活動として和気町の健康づくりに取り組んでいるので、そういった声があがるのはうれしいことではあるものの、具体的に目に見えるものでないと胸を張


桃太郎の日本一は何を意味するのか

三太郎として有名な桃太郎、金太郎、浦島太郎。金太郎は平安時代後期の武士の坂田金時(公時)の幼名だということで、浦島太郎にも金太郎にも名字があるのに対して、桃太郎は名字がありません。こんな話を子供にすると、「桃が名字で太郎が名前」という答えが返ってくることがあります。桃がつく名字は桃井、桃田、桃園、桃原、桃枝、桃里、桃吉、桃林、桃内、桃江、桃川、桃木など多数あります。なぜか新潟県と沖縄県に桃がつく名


ノルディックウォーキングの3つの“べからず”

べからずは、べしの打ち消しの言い方で、平たく言うと「やっちゃいけないこと」を指しています。三大べからず集というのは、どの業界にもあるようで、私たちがすすめているノルディックスタイルのウォーキングでも最低限守るべきことを伝えています。里山を歩くにはポールの支えがあると安全であり、効率的に歩けるので、普通に歩くよりも楽しみながら進むことができます。 初めてのノルディック体験をする人が数多くいるときに


日本人は高脂肪食で糖尿病になるのか

このサイトの「日本人の体質」でも紹介していることですが、日本人の糖尿病の大きな要因となっているのは血糖値を上昇させるブドウ糖の摂取量ではなくて、脂肪のほうという人も多くなっています。糖尿病は血液中の血糖が多くなりすぎることによって発症します。血糖というのは血液中のブドウ糖のことです。この血液中のブドウ糖が多い状態が続くと、膵臓からインスリンというホルモンが多く分泌されます。インスリンには細胞にブド


インターバルウォーキングはサーキットウォーキングなのか

インターバルウォーキングを運動の専門家を対象にしたセミナーで披露したときのこと、「サーキットトレーニングのウォーキング版なので“サーキットウォーキング”のほうがよいのでは」と言われました。サーキットトレーニングは無酸素運動と有酸素運動を30秒間ずつ繰り返すもので、無酸素運動のマシントレーニングのあとに有酸素運動のエクササイズを行うのが一般的です。エクササイズといっても足踏みをする程度のものもあるの


牛肉を食べるとやせられるのか

肉を先に食べる“ミートファースト”をテーマにしたテレビ番組で、ダイエット効果がある肉は牛肉だと紹介していました。その理由としてあげられていたのがL‐カルニチンの存在です。肉類に含まれているL‐カルニチンには、細胞のミトコンドリアの中に脂肪酸を取り込む作用があります。その仕組みについては番組では取り上げていなかったのですが、脂肪酸はL‐カルニチンと結びつくことによってミトコンドリアの膜を通過して中に


インターバルウォーキングは中強度の速歩でよいのか

インターバルウォーキングは、普通歩行と速歩を交互に繰り返す歩行法で、もともとは中之条研究の実践をする中で発想されました。中之条研究では高齢者は1日に1万歩ではなく、8000歩にして、そのうち20分間は中強度の速歩を行うのが最も健康維持によいという結果が出されています。20分間の速歩は1回のウォーキングで達成することはなくて、合計で20分になればよいので、10分速歩を2回でも5分速歩を4回でもよいこ