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何歳になっても50代の体力を保つためのヒトケミカル

日本老年学会と日本老年医学会は、現在の高齢者は心身ともに以前に比べて若くなっていることから、「高齢者は65歳から75歳に引き上げるべき」との主旨の提言をしています。確かに、現在60歳前後の人が小学校の低学年だったときに、60歳というと随分と年寄りという感覚があったはずです。しかし、その年齢に自分がなってみると、案外と若いと実感しているのではないでしょうか。 これはエビデンス(科学的裏付け)という


紫外線でシワが作られるメカニズム

皮膚の真皮にはコラーゲン線維やエラスチン線維といったタンパク質や、ヒアルロン酸というムコ多糖類が存在しています。コラーゲンは体内のタンパク質の3分の1ほどを占めていて、全身の約60個の細胞を結合させる役割をしています。エラスチン線維は皮膚のタンパク質の2%ほどでしかないのですが、コラーゲン線維に巻きつくような状態でコラーゲン線維をバネのように皮膚の組織を支える役目をしています。 ヒアルロン酸は真


紫外線の種類によって異なる肌の被害

肌の老化の最大の原因は加齢によるものと考えられがちですが、実際には紫外線を浴びることによる“光老化”が老化の80%以上を占めています。光を受ける顔から首にできるのが光老化によるシワで、加齢によってできるのは背中や腰、腹などのシワとなっています。 紫外線には大きく3種類に分けられており、その中でも紫外線A波(UVA)が皮膚の老化を進めています。紫外線は目で見ることができる可視光線のうち紫よりも波長


メラノサイトの違いが肌の色を左右する

皮膚にはメラニン色素を作り出すメラノサイト(色素細胞)があり、肌色(黄色)メラニンと黒色メラニンが作り出されています。メラノサイトの数は人種では大きな違いはないものの、メラノサイトの活性度のほうは人類によって異なっています。 黒人種はメラノサイトが活性化しやすく、紫外線を浴びるとメラニン色素が活発に合成されます。メラニン色素が多くなるほど紫外線が通過しにくくなるため、紫外線によるダメージを受けに


日本人の皮膚が弱い理由

日本人は世界の中でも肌が弱く、日焼けや肌荒れ、シミやシワができやすい国民だと言われています。肌のトラブルに対する抵抗力は人種や生活環境など、いくつかの要因があげられていますが、最も大きな理由としてあげられているのは角質層の薄さです。 皮膚は表皮、真皮、皮下組織に大きく分けられます。表皮は外側から角質層、顆粒層、有棘層、基底層の4層で構成されていて、日本人の角質層の厚さは約0.1mmであり、白人と


体質と遺伝子と代謝成分

同じことをやっているのに太る人もいれば逆にやせる人もいます。運動に頑張っても効果が出にくい人、食事を減らしているのに効果が出にくい人、もっと可哀想と言われるのが運動も食事も頑張っているのにやせない人です。これは「体質のせい」と簡単に片付けられてしまうこともありますが、生理学の研究が進むにつれて遺伝子の違いであることが判明してきました。だったら、遺伝子さえわかれば、そして遺伝子別のダイエット法に取り


モットーは無理なく無駄なく

何事も無理をするようなことは長続きしないものですが、それなりの無理をしなければ結果が出ないということもあります。その代表的なことはダイエットで、例えば代謝を高めて脂肪を燃焼させる効果がある方法だと言われても、毎日少しずつの効果の積み重ねでは期間がかかりすぎてしまいます。そのほうが身体に無理がかからず、長期間で考えるとよい結果が得られるようなことでも、3か月の間に10kg、とか、もっと早く1か月で5


ツボに温熱の刺激を与える

ツボ療法は、鍼、灸、指圧、あん摩によって“ツボ”を刺激して健康によい効果をもたらしてくれる治療法です。ツボは漢字では「穴」と書かれます。東洋医学では経穴と呼ばれていることからきているようです。 ツボは点で示されるピンポイントである上に、人によって身体のサイズが違うので、どの位置から何cmという位置感、距離感も違っています。それどころか、体調や状況、場合によっては日のよって微妙に移動します。プロに


年齢に合わせた“口中調味”

口中調味は、口の中に調味料を入れること、調味料を使った食品を食べること、ではありません。“口の中で味を整える”ことを指しています。あまり噛まないで食べると、食品本来の味がわからないという意味で使われることもありますが、噛む話ではなく、いろいろな食べ物を一緒に食べるというのが本来の意味です。 食事の順番を見ると、洋食は初めにスープを飲み、次にサラダを食べ、少しパンを食べながらメインディッシュを待っ


年を取るほど肉が食べられなくなる日本人

海外に行って、当地の人と一緒に食事をすると、消化力の違いに驚かされることがあります。アメリカでアメリカ人との違いを感じたのならまだしも、同じ東洋人、それも二世、三世ではなく、出身国の遺伝子そのものの人であるのに、消化力に大きな違いがあります。アメリカで一緒に食事をしたのは、日本人、中国人、韓国人の、それぞれ一世のグループでしたが、日本人は70歳を過ぎると肉が食べられなくなるのに、中国と韓国の方々は