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糖尿病患者と予備群は増え続けているのか

以前の資料や文献を見て、そのときの認識と現場とのギャップを確認するのを楽しみにしています。糖尿病の患者数は年々増え続けているというのは常識として語られています。1965年(昭和40年)には3万3000人であったのが、1999年(平成11年)には211万5000人になっています。2002年(平成14年)の厚生労働省による糖尿病実態調査の結果では糖尿病患者(糖尿病が強く疑われる人)は約740万人、糖尿


糖尿病患者は運動でブドウ糖が使えないのか

「細胞がブドウ糖を取り込めなくなるのが糖尿病だとすると、糖尿病患者は運動をするときに何を使っているのですか」という質問が雑誌編集者からありました。糖尿病はインスリンが不足するか、インスリンが分泌されていても細胞での働きがよくないためにブドウ糖が細胞に取り込まれにくくなり、その取り込まれなかったブドウ糖が血液中で多くなりすぎることによって起こる疾患です。血液中で濃くなったブドウ糖は血管の細胞に染み込


糖尿病になると太るのかやせるのか

「糖尿病は太っているのか、それともやせているのか」という質問を受けたことがあります。糖尿病というと食べすぎ、運動不足で太っているかもしれません。しかし、その多くは血糖値が高くなりすぎた高血糖症によって消費されるエネルギー量が減り、肝臓で合成される脂肪酸が増え、血糖値を下げるために膵臓から多く分泌されるインスリンによって太るというメカニズムがあります。 糖尿病とインスリンの関係というと、ブドウ糖を


羊肉はL‐カルニチンのプラス効果だけなのか

「羊肉は、ひょっとすると身体によくないのではないか」と聞いてきたのは、健康ネタを扱うテレビ番組のAD(アシスタント・ディレクター)です。ADからの質問には親切に答えるようにしています。勉強途中で、情報は何よりも大切で、先々はディレクター、プロデューサーを昇っていく方々です。後に偉くなるから今のうちに関係を深くしておこうという下心からではありません。しかし、実際には日本メディカルダイエット支援機構が


糖尿病で初めから治療薬を使う理由

前々回の糖尿病は食事と運動が主で、薬は食事と運動が指導どおりにされていなければ効果がない、という話を受けて、「それなのに、なぜ医者は、いきなり薬を出すのか」とか「初めから薬を使わないといけないほど重症な糖尿病患者が多く来ているのか」という質問がありました。なぜ、いきなり薬を使うのかということについては、いくつかの答えがあります。 一つには、医療費に占める医薬品の割合が高くて、薬を出さないと利益が


ウォーキングとヒトケミカルで寿命を延ばす

女性の平均寿命の1位と2位の差は0.002歳でしかない、という話は、都道府県別の平均寿命のデータが発表されたときに紹介しました。1位は長野県で、2位は岡山県です。日本メディカルダイエット支援機構の理事長は、今は岡山県を中心に活動していることから、健康に関わるセミナーでは頻繁にデータを引用して話を進めています。 長野県の女性の平均寿命は87.675歳、岡山県の女性の平均寿命は87.673歳で、どれ


糖尿病は病気なのかについての再考

糖尿病は“病”という文字がついていても病気ではない、という未病の立場での考え方について、これまでにも紹介してきました。しかし、糖尿病になると治療薬が使われることから、薬なしには健康な状態に戻ることができなくなるということで、病気と考えるしかないという意見も、未だに根強くあります。そういった考えに対して、未病の立場を応援する日本メディカルダイエット支援機構では、糖尿病を2つに分けることを提案していま


健康食品を妊婦は摂ってはいけないのか

ビタミンB群の一つの葉酸は細胞分裂に必要であることから、妊婦だけでなく、これから妊娠を考えている女性にもサプリメントを利用して摂ることがすすめられています。この事実からサプリメントは妊婦が摂ることに問題はないように思われるのですが、「妊娠可能な女性は健康食品を摂ってはいけないというのは本当ですか」という質問が新聞記者からありました。サプリメントとして摂ってもよいのはビタミン、ミネラルであって、機能


65歳を過ぎたら自由に食べるのが長生きの秘訣

健康セミナーのQ&Aコーナーで、「早く65歳になりたい」と話していた男性がいました。私たちも同じ考えだったので、その意見には賛成しましたが、どうしてなのかを聞いてみて、私たちと観点が少し違っていることがわかりました。発言をした男性は年金をもらって好きなものを食べたいという経済的な観点でしたが、私たちは金銭的なこととは無関係に65歳を過ぎたら自由に食べるように生活を変えられるということを言っています


「全然」と「断然」の認識ギャップ

「全然」は否定形、「断然」は肯定形と学校で習いました。全然合っていない、断然合っている、全然理解できない、断然理解できるという感じです。小学生のときなので50年も前のことで、そのときから使い分けてきました。 しかし、今の国語の先生は古典を引き合いに出して、「古い時代には全然は肯定形にも否定形にも使っていた」と解説しています。テレビ番組でも、そのコメントを発しています。これは教養番組風バラエティ番