178 ダイエット茶はタイプによって飲むタイミングが違う

ダイエットを目的にしたお茶は、脂肪を分解するタイプ、脂肪の吸収を抑えるタイプ、脂肪の燃焼を進めるタイプに大きく分けられます。脂肪を分解するタイプのお茶は、脂肪の分解を早くして燃焼も早くさせることで脂肪が蓄積されにくくするもので、これは食事の前が食事と一緒に飲むことがすすめられます。脂肪の吸収を抑えるタイプのお茶は、脂肪が分解されにくくすることで吸収を抑えるもので、脂肪が含まれている食事の最中に飲むことがすすめられます。もう一つの脂肪の燃焼を進めるタイプのお茶は、腸から吸収された脂肪や、脂肪細胞から分解された脂肪を燃焼させるもので、食事の最中から食事の後に飲むことがすすめられます。
脂肪が最も燃焼するのは運動をしているときですが、脂肪の分解と燃焼が進むのはアドレナリンが分泌されているストレス反応が起こっているときです。ストレス反応はストレスを受けることによって自律神経の交感神経の働きが盛んになって起こる身体の反応のことで、血管の収縮、血圧の上昇、心拍数の増加、呼吸数の増加、消化の抑制、体温の上昇、覚醒などの興奮状態を示す反応が起こり、脂肪の分解と燃焼も盛んになっていきます。
食事のあとだけでなく、アドレナリンの分泌が大きく進んでいる時間帯の運動の前に飲むことでも効果があるのは脂肪を燃焼させるタイプのお茶となります。効果があるといっても、特定保健用食品(トクホ)のお茶でも10%ほど効果を高めるものが一般的なので、安心して脂肪が多く含まれているものを食べてしまったら、かえって太ることにもなりかねないので注意が必要です。