248 入浴と睡眠のタイミングで体脂肪を減らす

入浴のタイミングは人それぞれで、夕方以降に入浴する場合でも夕食の前に入浴する人もあれば、夕食後に入浴する人、就寝前、そして食事と就寝の間に入浴する人もいます。それぞれのタイミングで入浴すればよいわけですが、体脂肪の蓄積を考えると入浴のタイミングは夕食前をすすめています。これは自律神経の交感神経の働きを盛んにして、胃液とインスリンの分泌量を抑える方法で、これについてはメディカルダイエット(240回)で紹介しています。入浴と睡眠のタイミングとなると、推奨しているのは就寝前の入浴です。
身体は温まった状態から徐々に体温が下がっていくと入眠しやすくなります。平熱から布団の中に入って、徐々に体温を低下させるのは案外と難しく、布団の中に入ることで体温が下がりにくくなって、それが入眠を妨げることにもなります。ところが、体温を入浴によって上昇させて、入浴後に徐々に下がっていく勢いで布団の中に入ると体温は下がり続けて眠りにつきやすくなります。
布団に入ってから眠りにつくまでの時間が短くなると、それだけ睡眠が深くなり、熟睡しやすくなります。睡眠中には成長ホルモンが多く分泌されます。この成長ホルモンを使って、刺激を受けて傷ついた筋肉が増強します。筋肉は運動をすると傷つき、これを修復させるためにサテライト(衛星)細胞が作られ、これが筋肉に取り込まれることで筋肉細胞(筋繊維)が太くなっていきます。このときに筋肉の修復を助けて、筋肉を太くしていく役割をしているのが成長ホルモンです。
成長ホルモンが最も多く分泌されるのは睡眠中の深夜0〜2時で、この時間帯に熟睡していると成長ホルモンの分泌量が増えます。この時間帯に熟睡しているためには、少なくとも1時には就寝することです。というのは睡眠の浅い、深いのリズムは90分周期で、45分かけて眠りが深くなります。寝つくまで15分かかったとすると深い眠りになって成長ホルモンが多く分泌されるためには1時間ほどがかかるからです。