249 入浴と睡眠のタイミングで体脂肪を増やす

ぬるめのお湯(38〜40℃)に長くつかると、自律神経の副交換神経の働きが盛んになって胃液とインスリンが多く分泌されます。これによって入浴によってリラックスした状態で食事をすると、消化が進み、血糖値が上昇して、膵臓からインスリンが多く分泌されて、インスリンの働きによって肝臓での脂肪合成が進みます。これによって体脂肪を増やすことができるわけです。
通常の夕食の時間から就寝の時間の間には食事をしないのがダイエットの大原則で、少なくとも寝る3時間前には食事をしないことが言われます。夕方以降は副交感神経の働きが盛んになっているので、食事後に追加で食べると、エネルギーを蓄積するために脂肪合成が進みます。ということは、就寝の3時間以内に何かを食べると体脂肪を増やすことができるわけです。
就寝前に食べて、さらに入浴でリラックスするように、ぬるめのお湯に入ると副交感神経の働きがもっと盛んになり、インスリンの分泌が増えて、着実に体脂肪を増やしていくことができます。食べるものは糖質が一番効率的で、糖質に含まれるブドウ糖が血糖値を上昇させて、インスリンの分泌を増やします。
就寝中には脂肪細胞の中に蓄積された体脂肪(中性脂肪)が分解されて、これが寝ている間のエネルギーに使われています。特に身体を動かさない間にもブドウ糖が60%、脂肪酸が40%ほどの割合で消費されています。これは就寝中には空腹状態になっていることで起こることで、就寝前に食べるとエネルギー源が豊富にあることから体脂肪の分解が起こりにくくなっています。
脂肪を多く溜め込んで、脂肪を使わないようにするということで、結果として寝る前に糖質を摂ると体脂肪が増えるようになります。しかも、入浴して眠る時間が遅くなって、熟睡するのが深夜2時を過ぎると成長ホルモンの分泌が減るようになり、筋肉が増えにくくなるということでも、さらに体脂肪が増えるようになっていくわけです。