骨粗鬆症

骨にはカルシウムが蓄えられていますが、カルシウムの量が少なくなり、骨密度が低下してスカスカの状態になることをいいます。部分的な減少ではなく全骨量が減少するのが特徴で、女性では女性ホルモンが減少することで骨のカルシウムが減少することから閉経後の女性で多くみられます。男性では65歳以降に起こりやすくなります。カルシウムの摂取不足、骨の基本構造のたんぱく質やコラーゲンの摂取不足、骨にカルシウムを定着させる骨芽細胞(増骨細胞)の働きを高める運動の不足、加工食品やインスタント食品によるリンの摂りすぎ、カフェインの摂りすぎ、飲酒、喫煙などが原因となります。
〔参照〕骨密度コラーゲンホルモン