肥満チェック

危険因子チェック項目解説

①早食いである
短時間にブドウ糖と脂肪が小腸から吸収されるようになるため、体脂肪が増えるようになります。

②食事は満腹するまで食べる
ブドウ糖が多く含まれる主食(糖質)、脂肪が多く含まれる副食(脂質)を多く食べると体脂肪が増えるようになります。

③お菓子などの間食が多い
ブドウ糖が多い砂糖や脂肪が使われているので太りやすくなります。ブドウ糖を多く摂ると肝臓で合成される脂肪が増えます。

④ジュースや清涼飲料水を飲むことが多い
ブドウ糖が多い砂糖が使われているので血糖値が急上昇して、肝臓で合成される脂肪が増えます。

⑤脂っこい食事が好き
脂肪を多く摂ることで、脂肪細胞に蓄積される体脂肪が増えます。

⑥お酒を習慣的に飲んでいる
アルコール飲料は肝臓での脂肪の合成を進めます。

⑦お酒をたくさん飲む
アルコール飲料はエネルギー量が高いので、エネルギー摂取過剰になります。

⑧ストレスを感じている
ストレスが高まると筋肉細胞に蓄えられたグリコーゲンが分解されてブドウ糖となるので血糖値が高まり、肝臓で合成される脂肪が増えます。

⑨15分以上歩くことが少ない
15分以上歩くことで、脂肪が燃焼してエネルギーとなって使われます。

⑩両親や祖父母に肥満の人がいる
肥満の体質は遺伝の傾向があります。

自覚症状チェック項目解説

①急に太ってきた
体脂肪が増えることで、太っていきます。

②ウエストサイズが増えてきた
内臓脂肪は腸の周りにつくので、内臓脂肪が増えるとウエストサイズが増えます。

③食欲が異常にある
血液中のブドウ糖が肝臓で多く脂肪に合成されると血糖値が下がって食欲が高まるようになります。

④いつも空腹感がある
ブドウ糖が満腹感を高めるので、ブドウ糖が肝臓で脂肪に合成されると血糖値が下がって空腹感が強くなります。

⑤血圧が高くなってめまいがする
内臓脂肪が増えると血管を圧迫して血圧が上昇しやすくなります。

⑥疲れやすくなった
エネルギー源のブドウ糖が肝臓で脂肪に合成されると、筋肉に取り込まれるブドウ糖が減り、エネルギーが作られなくなるので疲れやすくなります。

⑦息切れするようになった
血液中の脂肪が増えることで血流が低下して、全身に運ばれる酸素が少なくなります。

⑧体が冷えやすくなった
温かな血液が全身を巡りにくくなっているので、熱の補充が間に合わずに手足から冷えるようになります。

⑨頭痛が起こりやすい
血圧の上昇によって頭痛が起こりやすくなるとともに、全身の血流が低下することで脳に運ばれる酸素が減って頭痛が起こりやすくなります。

⑩お酒に弱くなった
飲酒によって肝臓の脂肪が多くなる脂肪肝となり、肝機能が低下します。

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