ニンニク

中央アジア原産のユリ科ネギ属の香味野菜で、球状の茎部を食用とします。ガーリックとも呼ばれます。ネギ属に特有のアリインが酵素のアリナーゼによって臭気のもとのアリシンとなり、殺菌、抗酸化などに役立ちます。また、アリシンはビタミンB₁と結びつき、吸収されやすいアリチアミンとなり、ブドウ糖のエネルギー化を促進します。スコルジニンには血管を拡張して、血流を促進する作用があります。これらの成分によって、疲労回復、LDLコレステロール低下、血糖値低下、血圧低下、脂肪燃焼、血栓溶解などの働きが得られます。