投稿者「JMDS」のアーカイブ

小林という名字は、元々は関東姓で、ランキングとしては全国で9番目です。100万人を超えていて、1000人に8.18人の割合となっています。10位までは佐藤、鈴木、高橋、田中、伊藤、渡辺、山本、中村、小林、加藤の順です。

東京にいたときには、人口も多くて、全国から集まってきていたこともあって、どの名字も、よい思い出もあれば、そうでない思い出もあります。なぜか、よくない思い出のほうの名字が偏っているということも経験しました。東京の名字ランキングは順位こそ違いがあっても、トップ10に登場するのは同じ名字です。

名字の面白さを本格的に知ったのは大学で新潟県柏崎市から上京してからですが、初めて関心を持ったのは親元を離れて母の実家のお寺で暮らしていたときのことです。檀家の名簿を見て、いろいろな名字があり、数が多いものもあれば、1家族だけというものもあって、3歳でまだ漢字の意味もわからないのに形と音だけで眺めていました。

新潟県では佐藤、渡辺、小林がトップ3で、小林姓は檀家にも多く、表札を見ながら歩いていると小林姓が連続していて、親戚が集まって暮らしているのか、と思ったりもしていました。

東京で仕事をしていると同じ姓の人が多く集まることもあって、区別するのに○○の小林と呼ばれることも何回も経験しました。テレビ業界では「箱馬の小林」と呼ばれていました。身長が170cmに満たなかったので、箱馬に乗ってスタジオ内を見ていたのがきっかけです。箱馬は木板を張り合わせた木箱で、ステージやひな壇、踏み台などに使うもので、スタジオには、どこでも置いてありました。

霞が関のお役所の仕事をしていたときには「ビール券の小林」と呼ばれていました。ビール券を持って歩いていたのは3年だけだったのですが、それ以降も、ずっと同じ呼ばれ方をしていました。

ある役所で業界からビール券を受け取るのが禁止されたことがあって、お役所間で予算を取るためにはビール券をつけるという儀式がありました。公式には受け取れないので、私が業界から受け取って、お役人に渡していただけですが、そのときの印象が強かったのでしょう。

日本健康スポーツ連盟の理事を務めていたときには「細こば」と呼ばれていました。同連盟の理事長は日本ボディビル・フィットネス連盟の会長でもあって、身体を鍛えた人 に比べると私はスリムだったので、そんな呼ばれ方をされていました。

次は「ダマシの小林」で、岡山に移住する前の2年間は消費者庁の機能性表示食品制度の委員をしていました。私は健康食品の表示の法律講師をしていたので、機能性表示食品制度を悪用して法律破りをしてくる会社に詳しいことから、健康食品会社の騙しのテクニックへの対応が役割でした。

私が騙すわけではなくて、逆の騙されないようにするのが仕事だったのですが、「だまされないの小林」ではなく、逆の意味に取られかねない「ダマシの小林」になっていました。

最近、全国キー局のテレビ関係者に連絡をしたときに、「ああ、納豆キムチの小林さんですか」と言われました。もう20年も前になるのに、私が各テレビ局に全国納豆協同組合連合会の委託仕事で、納豆の食べ合わせとしてキムチと一緒に食べることの有効性を伝えていたことを今も覚えている人がいたとは。

今、岡山で倫理法人会に参加させてもらって、皆さんには何の小林と呼ばれているのか、まだ確かめてはいません。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

ペタンクはフランス発祥の競技で、南フランス・プロヴァンス方言の「ピエ・タンケ」(両足を揃えて)に由来します。コート(テラン)上に描いたサークルを基点として、木製のビュット(目標球)に金属製のブール(ボール)を投げ合い、相手よりも近づけることで得点を競うスポーツです。

使用される競技用語はフランス語に由来しています。

用意するものはブール、ビュット、メジャー、得点板です。

ブール(ボール)は直径が7.05〜8cm、重さは650〜800gで、材質はステンレス鋼や鋼鉄などの金属製です。ビュットは直径が30mm、材質は木製または合成物質です。メジャーは計測用の2m、10m、20mを用意します。得点板は得点を表示するスコアボードです。

ゲームはトリプルス、ダブルス、シングルスの3形式があります。

トリプルスは3人対3人で、各自2球のブールを投げます。

ダブルスは2人対2人で、各自3球のブールを投げます。

シングルスは1人対1人で、各自3球のブールを投げます。

得点は両チームのすべての投球が終わった時点で、ビュットに一番近いブールを投げたチームに与えられ、相手チームのビュットに一番近いブールよりも内側に入ったブールが得点として加算されます。

相手のブールに当てて弾き飛ばしたり、味方のブールを押し出すように当てて、ビュットに近づけることもできます。

ペタンクと似たような競技のボッチャはパラリンピックで採用されているので、多くの人が目にしたことがあるかと思いますが、ボッチャはイタリアで誕生した競技スポーツです。ペタンクは屋外競技であるのに対して、ボッチャは屋内競技となっています。

ボッチャのボールは軟らかく(皮革製か合皮製)、重度障害者でも競技できるように考慮されています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

歩くことによる健康効果は、会議室で考えているだけでは確認することができなくて、とりあえず歩いてみないことには実際にところはわからないということがあります。だからといって歩けばよいということではなくて、健康効果について考えていることがあって、それを実践する場としてのウォーキングがあります。

そして、考えたことと実践して感じたことの違いや、想像どおりの結果ということがあって、それを検討して、健康効果の理論を現実化させていくということになります。その検討の場は会議室や研究室に限ったことではなくて、歩いた直後の打ち合わせ、さらに前の歩いている途中で行うということも考えられます。

これはコグニサイズの手法と共通するところがあります。コグニサイズは座ったり身体の一部を動かして頭を使う課題に取り組むことではなくて、全身を動かしながら頭で考える課題を組み合わせることを指しています。

歩くことで言えば、歩きながら計算問題を解く、しりとりするということが、よく例としてあげられます。それによって脳の活動を活発にする機会を増やして、認知症の発症を遅れさせる効果が示されています。
コグニサイズ(cognicise)は、cognition(認知)とexercise(運動)を組み合わせた言葉で、目的は認知機能の向上です。

脳で記憶を司る海馬は、有酸素運動によっても働きが高まることから、運動と頭を使うということを同時に行って、海馬の機能を高めようというのがコグニサイズを推奨する理論となっています。

認知機能の向上は歩くことの実践のメリットになるだけでなく、コグニサイズの効果を得る方法もまた歩いて考えるということでもメリットが得られます。さらに、健康効果だけでなく、健康効果を得るための方法、それを進めていく運営方法についても考えながら歩くということもあげられています。

2つのことを同時に期待するのは、ツイン・ウォークの考えと一致するところです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

健康リテラシーを向上させて、数多くの情報の中から正しい情報を見抜き、自分にとって有意義な情報を選択する能力を高めることは、健康づくりの基本となります。健康リテラシーを高めるためには健康に関する知識のインプットが必要になってきますが、手始めに取り組んでもらいたいのは食事に関わる知識です。

日常生活に関わることで、その改善に取り組みやすく、自分の生活や身体の状態を実例として、何を学び、何を積み重ねていけばよいのかを知る機会として適していると考えられるからです。

ここでは“食事”という言葉を使っています。一般に健康づくりで使われる栄養をあえて使わないのは、食事は栄養素を摂るためのものではないと考えるからです。身体に必要な栄養素を摂って、健康の維持・増進のために不足が起こらないようにすることは大切なことです。栄養素の質と量が確保されているのは最低限の条件と言えます。

しかし、食べるものは餌(エサ)ではないので、食べる環境や食べ方も重要になります。食事の時間がないからと立って食べても、早食いをしても、噛まないで飲み込んでも身体に入ってくるものに変わりはないかもしれませんが、食べ方によって消化・吸収も変われば、身体機能への影響も変わってきます。

食べ方によって美味しさが変わり、美味しいと感じて食べることが身体機能に与える影響についても、さまざまな研究が行われてきました。

食べ方によって食べたものの中身が、どのように身体に影響を与えるかがわかれば、食事の環境への考えも変わってきます。その変化が長い期間で考えると、大きな違いになっていきます。

日本メディカルダイエット支援機構はNPO法人(特定非営利活動法人)としての16年間の活動の中で、栄養摂取の具体的な中身を求められることが多いことから、どうしても技術的、テクニック的なことの発信が多くなっていました。

食べ方の意識を高めることは、さまざまな健康に関する情報をインプットする機会になり、それが健康づくりに大きく影響を与えることにつながると考えているからです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

大手出版社でゴーストライターとして手がけた150冊のうち、本文の初めを「  」(鉤括弧)の言葉から始めたのは、社風を研究した書籍の1冊だけです。異例とも言える書き出しですが、それだけインパクトを与えられる言葉で、「なぜだ!」と発したのは大手老舗デパートの社長が、取締役会で辞任を求められたときに初めて口にしたことです。

「なぜだ!」は、パフォーマンスでも自分の身を守るためでもなく、なぜ辞任を求められるのかわからない、という気持ちで叫んだということを、取締役会に参加していた方から直接聞きました。その方を含めて、複数の方の共著の形で出版するためにインタビューをしている中で確認したことです。

デパート全体の売り上げを伸ばし、ブランドショップを数多く入れ、文化発信基地としても注目され、それこそ書籍も多く書いていたのに、やめろと言われるのはおかしい、辞めるべきは自分ではなくて“妙なこと” を言ってくる他の役員のほうではないか、というような発言があったとも聞いています。

このような考え方をするのはワンマン経営者によく見られることで、特別な人に限ったことではないのですが、世の中の全体の流れが見えていないと、自分では正しいと思ってやっていたことが実は間違っていたということには気づきにくいものです。

その元社長は、後のインタビュー記事で「世間に受け入れられなかったのは、誰のせいでもなく自分のせいであった」と反省の弁を述べているのですが、そのことは突っ走っているときには気づけないのは当然のことです。

「気づけないから、こんな結果になってしまう」ということは各界のリーダー的な存在の方に話をさせてもらい、賛同も得て、それを実践している企業や団体も増えていました。しかし、なぜか途中で変更してしまい、それが「こんな結果」になった例も多く経験してきました。

この経験を(ゴーストライターではなく)自分の名前で書籍にしたらよいのでは、と言ってくれる人もいますが、そのときには本文の書き出しは「なぜだ!」にしようかと考えているところです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

健康食品に効果があるのか、それとも効果がないのかは、有効成分の機能性、質、量によって決まってくるというのが一般的な感覚ですが、そればかりで決まるとは限りません。使用する人の感覚や期待感も大きく影響しています。

その感覚や期待感はダイエットと同じようなところがあって、的確な方法を実施して体脂肪が減って、体重も下がってきても、目的としているのは見た目のスタイルという人にとっては、まったく効果がなかったと評価されることもあります。

健康食品に医薬品のような効果を期待している人は、病気の予防や治療効果がなければ、これは効果がないと感じるかと思います。機能性を表示して販売される特定保健用食品や機能性表示食品でも、医薬品のような予防効果、治療・改善効果を表示することはできないので、そこまでの効果を期待することは間違っていることになります。

機能性表示食品で示される有効性である血糖値や血圧を安定させる、糖質や脂質の吸収を抑制するということは、長く使い続けることによって、その効果を感じることができるようになります。ところが、使えば、すぐに効果があるように感じている人にとっては、3か月、6か月という期間が待てないことになります。そのために効果がないと判断することもあります。

健康食品の効果に期待するために、安心して食べすぎたり、運動をやめてしまう人もいます。そのようなことをするために、かえって前よりも身体的によくない結果になってしまうことも少なくありません。

健康食品は特定保健用食品や機能性表示食品であっても、あくまで健康機能をサポートするものであるということを知って、他の健康づくりと合わせて利用するものであるということを忘れないでほしいのです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

血液検査によって中性脂肪値が高いことが確認されると、運動がすすめられます。どのような運動をすればよいのかということは、医療機関によって伝え方が違っています。医師が概略を話して終わることもあり、中には「歩くようにしてください」と言われるだけということもあります。

医師が概略を話した後に、運動の専門家である理学療法士や健康運動指導士がいるリハビリの担当部門に回されることがあります。リハビリなどでは有酸素運動としてのウォーキングの方法を教え、そのために必要な姿勢の確保、足づかいなども指導されますが、一緒に歩いて正しい歩行法を身につけさせてくれるというのは、あまり多くはありません。

歩くことがすすめられるのは、脂肪酸を主なエネルギーとして使って消費する筋肉である赤筋が刺激されるからです。中性脂肪は脂肪酸が3つ結びついたもので、それが分解されると脂肪酸となり、これが細胞のミトコンドリアに取り込まれて、エネルギー化されます。

ミトコンドリアは多くのエネルギーが必要な細胞に数多く存在しています。特に多く存在しているのは筋肉(骨格筋、心筋)、肝臓、脳です。筋肉が多ければ、それだけミトコンドリアも多くて、脂肪酸を多くエネルギー化することで、血液中の中性脂肪を減らしていくことができるようになります。

日本人は筋肉が増えにくい体質ではあるものの、赤筋の割合が高くて、70%ほどを占めています。それだけ赤筋を積極的に動かすことで脂肪酸を多く消費できる特徴があります。筋肉量は増えなくても、日本人の場合は歩くことによって脂肪酸を減らして中性脂肪値を抑えることができるようになるのです。

歩くといっても速度が大切で、普通歩行よりも速歩のほうが酸素を多く筋肉に取り込んで、酸素を使って脂肪酸のエネルギー化を進めることができます。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

血液をドロドロにして動脈硬化の原因となるのは脂肪で、脂肪が多く含まれている食品(特に肉類)を多く食べることに注意を呼びかけるとともに、血液をサラサラにする成分を摂ることが身体年齢を若く保つために必要だと言われます。

血液をサラサラにするには、ビタミンCが豊富な野菜や果物、不飽和脂肪酸が多い魚(特に青背魚)、血栓を溶解する作用があるビタミンKが豊富に含まれる納豆を食べることが進められます。さらに活性酸素を消去する作用がある抗酸化成分を摂っておけば安心だという情報が伝えられています。

食事で摂取する脂肪を減らして、血液サラサラ食品を食べれば動脈硬化のリスクを低下させることができるのかというと、それだけでは不十分です。血液をドロドロにする原因は、他にもあるからで、その原因に合った方法を取り入れなければならないのです。

血液ドロドロの原因として、他にあげられているのは、赤血球の増えすぎです。赤血球は全身の細胞に酸素を運び、二酸化炭素を運び去る働きをしています。酸素の量が不足すると赤血球を増やして、酸素量を確保するように身体は動きます。

運動をすると酸素の必要量が増えるものの、それは一時的なことで、急に赤血球が増えるようなことはありません。最も赤血球を増やすのは喫煙です。これはタバコを吸っているときだけでなく、吸っていない時間帯もタバコに含まれる成分が身体に残るために酸素量が減った状態になっているからです。

赤血球が増えすぎて血液がドロドロになると血流が低下して、全身の細胞に酸素を送り届けるために重要な役割をしている毛細血管の流れが悪くなります。そのために酸素が全体的に不足した状態になります。

赤血球の直径は10μm(マイクロメートル)で、毛細血管の直径は8μmなので、赤血球はつぶれるようにして通過していきます。これは赤血球が1個ずつ通過することが可能なことであって、赤血球が2個以上つながった状態になると、そのつながった赤血球は通過できなくなります。

赤血球がくっつく一番の原因は高血糖状態です。血糖は血液中のブドウ糖のことで、これが増えるのが血糖値が高い状態です。ブドウ糖は赤血球に付着すると他の赤血球がくっつくようになります。

このような状態になると、酸素不足になって、さらに赤血球が増えていって、よりドロドロ状態になっていくので、ブドウ糖が多く含まれた食品は減らすことが大切です。最もブドウ糖の割合が高いのは、砂糖(ブドウ糖1分子、果糖1分子が結合)です。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

高齢者は食事によるたんぱく質の摂取が減りやすく、これが筋肉量の低下につながっています。筋肉量の低下は、フレイルやサルコペニアといった高齢者に多い身体リスクを高めることになります。

フレイルは、病気ではないものの年齢とともに筋力や心身の活力が低下して、健康と要介護の間の虚弱な状態を指しています。サルコペニアは、加齢によって筋肉量の減少、筋力の低下が起こることを指しています。

歯の数が20本以上あれば、たんぱく質の摂取量が確保されるように思われがちですが、残存歯数が20本以上の高齢者でも、たんぱく質の摂取量が減る傾向があります。

残存歯数が少ない人では、さらに減ることが考えられますが、入れ歯・ブリッジ・インプラントを含む補綴装置の使用で、たんぱく質の摂取量が変化することについて、東北大学が研究成果を発表しました。

研究は約2000人の74歳以上の高齢者の横断調査で、歯が20本以上ある人と比べて、0〜9本の人で補綴装置を使っていない人では、1日の摂取エネルギーあたりのたんぱく質の摂取量が2.3%低いことが示されました。

また、0〜9本の人でも補綴装置を使っている人では、たんぱく質の摂取量低下が0.5%と、8割ほど小さくなることも確かめられています。

残存歯数が10〜19本の人では補綴装置を使った場合に比べて、たんぱく質の摂取量の低下は少なかったものの、残存歯数が少ないほど改善される傾向があります。それだけに残存歯数が少ない人ほど補綴装置を使うことによる効果が高まり、たんぱく質の摂取量がフレイルやサルコペニアを予防して、活動を盛んにして、健康度を高めることにつながることを示しています。
〔健康ジャーナリスト/日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

健康づくりの方法は、さまざまな研究が進められています。その中には海外での研究成果を、そのまま導入して実施しているものもあれば、日本で生まれたもの、日本人のためのアレンジを行ったものがあります。

日本で生まれたものであれば日本人に適したものであるのかというと、そうとは限らないというのが実際のところです。これについては個々の食事や運動、リラクゼーションなどの方法を分析して紹介していく必要があるので、ここでは総論的な話で止めておきますが、同じ運動の成果であっても、日本人とアメリカ人では大きく違うことがあります。

例えば、日本人は無酸素運動で使われる白筋の割合が30%ほどで、有酸素運動に使われる赤筋の割合は70%ほどと、酸素を取り込んで多くのエネルギーを作り出す持久系の運動が圧倒的に優れています。

「それ対してアメリカ人は」という表現がされますが、アフリカにルーツがある黒人系とヨーロッパにルーツがある白人系だけでも大きな違いがあり、さらに多くの人種が混在していて、ハーフ、クォーターなどの要素もあって、単純にアメリカに住んでいる人の特性を表すことは困難です。

大きく黒人系と白人系を分けただけでも、黒人系は白筋が70%ほど、赤筋が30%ほどになっています。白人系は出身地によって差があるものの、白筋が40〜50%、赤筋が50〜60%となっています。

欧米の方からはアジア系で一括りにされることがあり、日本人でも中国人でも同じような方法がとられることがありますが、日本人は代謝が低くて血液温度が低いのに対して、中国人の多くは北方系で代謝が高くて血液温度が高いという違いがあって、これも人種の違いとして考えなければ、適した健康づくりを提供することはできません。

目の前に示された健康づくりの方法と、その成果が、誰を対象にして得られたものなのかを知らないことには簡単に受け入れることはできないのです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕