投稿者「JMDS」のアーカイブ

筋肉は強い負荷がかかる運動をするほど太くなっていきます。筋肉は筋繊維と呼ばれる筋肉細胞が束になった状態になっていて、筋肉が太くなるということは、それぞれの筋繊維が太くなっていくということです。

筋繊維の本数は生まれたときから変わりがなくて、筋肉が太くなっていくときに筋繊維の数が増えるわけではなく、筋肉が細くなっていくときに筋繊維の数が減るわけでもありません。

ということは、筋肉を太くするための運動をすれば、何歳になってからでも筋肉の量と機能を保つことができるということです。機能というのは筋収縮力、筋持久力、筋代謝力を指しています。

筋肉が太くなるためには、タンパク質を筋繊維が吸着することが必要です。そのためには負荷がかかる筋肉運動によって筋繊維が傷つき、その周りに修復のためのサテライト(衛星)細胞が集まってきます。サテライト細胞はタンパク質を取り込み、このタンパク質が傷ついた筋繊維に送られていきます。

運動をして傷つくことによって、筋肉は一時的に細くなり、サテライト細胞のタンパク質を取り込むことによって太くなっていきます。傷つく前よりも太くなることは“超回復”と呼ばれています。超回復のためには、筋肉を傷つけるような運動は控えることが必要で、運動を毎日するにしても、負荷が強くかかる運動をしたら、次の日は負荷を弱めにするといったように、適度に休みを入れていくことが大切になるのです。

ただし、“超回復”は3日で終了するので、休むとしても1日、長くても2日だけにしておかないと、せっかくの筋繊維を太くする機会が失われることになります。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

今回のテーマの「健康は金で買えない」は、一般に言われているのは「いくら金を出しても健康になれない」「金よりも大切なことがある」といった意味で使われています。それは、ある意味では当たっているのですが、誤解がないように“基本的には”という言葉が付けられるようになっています。

「基本的には健康は金で買えない」ということになり、金があれば心身に無理をかけるようなこともしないで済むし、治療にも予防にも時間と金がかけられるということになって、さまざまな事業者が自分のところの商品やサービスを売るために、このフレーズが使われることが増えています。

さらに一歩進んで、「健康になるには金はないほうがよい」という発想もあります。もちろん生きていくための最低限の金銭は必要ではなるものの、余計なお金があると過剰に食べすぎて身体にダメージを与える(高血圧、糖尿病、脂質異常症など)ことになるし、歩いていける範囲のクルマを利用して歩かなくなる、ということにもなります。

もしも病気になったとしても、よい医療が受けられるからと安心してしまい、予防を心がけないということにもなりかねないので、むしろ医療機関にかからずに済むように、日々の生活を大切にするようになる、というにつながっていきます。

私は3歳のときに親元を離れて、母親の実家で暮らすことになり、住職の祖父から「お寺に住む者は仏様に捧げられたもののお下がりをいただいて生きている」ということを言われ、それが今でも心に染みついています。

東京から岡山に移住してからも、ほとんどお布施のような金額で生きてこれたのも、健康で過ごせているのも、「金はないほうがよい」という感覚があるからだと思っています。妻は、どう思っているのかは怖くて聞けないのですが。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

発達障害児支援施設は児童発達支援施設(未就学)と放課後等デイサービス(就学以降)があり、その支援のレベルは施設によって異なっていることは前回(健康デザイン18)触れました。

よりよい施設の紹介、それぞれの子どもに適した施設の紹介は、自治体や民間の働きによって進められていますが、発達障害児支援施設は人員や経営者の考え方などもあって、格差があるのは事実です。

なかなか子どもの状態と改善への期待にフィットしないからと多くのところを回るジプシー状態になっている保護者も少なくありません。発達障害児支援施設としては支援活動を進めたくても、スキルや知識、情報の関係もあって理想どおりに進められないことがあるのは充分に承知しています。

優れたレベルの児童発達支援施設の運営者や技術者が、他の施設にコンサルタントとして入って指導している例もあり、私(小林正人)が監事を務めるNPO法人は他の児童発達支援施設や認定こども園などへのコンサルタント活動を実施しています。

こういった活動を進めていくためには、意識が高い児童発達支援施設が集まり、そこに対して子どもの改善のための知識と情報を提供する活動が重要であり、会員化しての推進も検討すべきだと考えます。

その内容として運動療法と、それを下支えする食事(栄養)療法も必要との考えをしています。食事(栄養)療法は、私が東京で活動してきた臨床栄養(治療のための食事療法)がベースとなっています。

まだ発達障害が明らかになっていない段階から、小児医療を専門とする国立病院、大学病院などでは食事に困難さを抱える子どもへの対応をしてきました。その中から生まれた発達栄養学に沿った栄養摂取の方法を、意識が高い岡山の施設に対して実施するのも健康デザインの活動の一つとしています。
〔健康ジャーナリスト/日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

“そうめん”と“ひやむぎ”の違いを説明するというのはテレビ番組の「○○に叱られる!」のネタになりそうなテーマですが、“そうめん”と“ひやむぎ”が同じものであって、地域で呼び名が違うと思っていたタレントがいて、その発言がカットになったテレビ番組がありました。

あまりに“おば○”丸出しだと感じてのことでしたが、それから半年も経たないときに、有名な女優さんが同じことを言ったのに、それは放送されたことがあります。もともと天然なところがあった女優さんということもあったのですが、発言した人のイメージによって放送の有無が決まるということが言われたものです。

“そうめん”(素麺)は小麦粉を塩水でこねて生地を作り、油を塗りながら細く延ばす製法で作った麺で、“ひやむぎ”(冷麦)は生地を綿棒を使って薄く延ばして細く切る製法で作った麺です。製法が違うので、違うものであるのは明らかです。

今では“手延べ”と表示されていないものは機械で製造されていて、JAS(日本農林規格)によって分類されています。“そうめん”は直径1.3mm未満、“ひやむぎ”は直径1.3mm以上1.7mm未満と定められています。

太さによって分類できるなら、製法がわからなくても見分けがつきそうな感じがします。ところが、この違いは機械製法の場合で、手延べの場合には“そうめん”も“ひやむぎ”も直径1.7mm未満とされています。

ちなみに、機械製造でも手延べでも直径1.7mm以上のものは“うどん”と分類されています。うどんの伝統的な製法は、ひやむぎと同じ生地を綿棒を使って薄く延ばして細く切るという作り方になります。

こういった説明ではなくて、別の説明をした有名な料理評論家がいました。「上品なものが“そうめん”、そうでないものが“ひやむぎ”」ということで、“そうめん”は「おそうめん」と呼ばれるのに“ひやむぎ”は「おひやむぎ」とは呼ばれないという“味がある”説明で、“お”がつくものは上品な食べ物とされていたというのです。

ということは、「おうどん」も「おそば」も上品な食べ物ということになるのですが、「はたして庶民の感覚はいかに」と疑問も湧いてくるところです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

厚生労働省のエクササイズガイドによると、スタスタと勢いよく歩く速歩を体重60kgの人が1時間(約6000歩)で約1400kcal、70kgの人では約1700kcalのエネルギー消費となります。

900kcal以上の運動なら週に4~5回、10分間ずつのウォーキングでもよいことになりますが、30分以上の運動でHDL(善玉コレステロールとも呼ばれる高比重リポタンパク)が増えていくので、週に1~2回、40分間以上のウォーキングをするのが血管の健康を保つためにはよいということになります。

血液中のHDLが増えるとLDL(悪玉コレステロールとも呼ばれる低比重リポタンパク)が減っていきます。

一般を対象としたウォーキングによるエネルギー代謝の効率は、時間と消費エネルギー量だけが示されることが多いのですが、消費エネルギーは歩く人の体重とスピードによって変化してきます。体重が多い人ほど、また歩くスピードが速いほど多くのエネルギーが使われることになります。

しかし、これは普段の歩行数が多めの人の場合のことです。

厚生労働省の国民健康・栄養調査では、1日あたりの歩行数とHDLコレステロール値の関係を男女別に調べています。これを見ると、歩行数が8000歩を超えるとHDLコレステロール値が顕著に増えています。

女性は男性に比べて、歩行数が少なめの人であってもHDLコレステロール値が高く、歩行数が増えた場合のHDLコレステロール値の上昇の傾向も大きくなっています。

男性は女性に比べるとHDLが少なく、ウォーキングの効果も出にくいので、できるだけ機会を見つけて、歩くようにすることがすすめられるわけです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

スポーツクラブやフィットネスクラブといった健康増進施設は全国に数多くありますが、その中で優れた施設として公的に求められた厚生労働大臣認定運動型健康増進施設は335施設(2023年7月現在)です。

そのうち岡山県内には20施設があり、約6%になり、人口比率では最も多く存在していることになります。

その調査と指導を行う唯一の団体が公益財団法人日本健康スポーツ連盟で、私(小林正人)は東京にいたときには、同連盟の理事を務めていました。それもあって、いかに厚生労働大臣認定運動型健康増進施設の条件の厳しさと、認定された施設の優秀性も認識しています。

その認定条件は健康増進施設認定規定に定められています。

1 有酸素運動および筋力強化運動等の補強運動が安全に行える設備の配置(トレーニングジム、運動フロア、プールの全部または一部の付帯設備)

2 体力測定、運動プログラム提供および応急処置のための設備の配置

3 生活指導を行うための設備を備えていること

4 健康運動指導士およびその他運動指導者等の配置

5 医療機関との適切な提携関係を有していること

6 継続的利用者に対する指導を適切に行っていること(健康状態の把握・体力測定運動プログラム)

健康運動指導士は施設内に常時配置されていることが義務づけられていますが、24時間開業の施設が増えてきたこともあり、健康増進施設として営業する時間帯においては常時ということが通知されています。

〔岡山県内の厚生労働大臣認定運動型健康増進施設〕
OSKスポーツクラブ岡山/済生会フィットネス&カルチャークラブ/レイスポーツクラブ北長瀬/エイブルスポーツクラブ岡山/岡山県南部健康づくりセンター/オーバルスポーツコム円山/OSKスポーツクラブ藤原/健幸プラザ西大寺/レイスポーツクラブ岡山/レイスポーツクラブ倉敷/サンフラワースポーツクラブ/はぁもにぃ倉敷/オーバルスポーツコム玉野/笠岡第一病院健康管理センター健康増進クラブONE/OSKスポーツクラブ総社/オーバルスポーツコム総社/新見市健康増進施設「げんき広場にいみ」/真庭市勝山健康増進施設 水夢/一般財団法人津山慈愛風会フィットネス&スパカルヴァータ/津山市久米総合文化運動公園市民プール
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

スポーツというと、どうしても競技性が求められることがあるために、ウォーキングはスポーツなのかという議論は何度もされてきました。しかし、スポーツ庁はスポーツ基本計画の第二期スポーツ基本の計画の中で「スポーツは身体を動かすという人間の本源的な欲求に応え、精神的充足をもたらすもの」と定義しています。

これに従うと、競技スポーツだけでなく、ウォーキングはスポーツということになり、自由に楽しみ、“する”だけでなく、“見る”ことも“支える”こともスポーツという感覚であるので、スポーツと言って問題はありません。

ウォーキングは一定の距離を歩くときに時間を計測することはありません。マラソンは完走証にはタイム(かかった時間)が表示されますが、通常のウォーキング大会の場合の完歩証には距離が書かれているだけです。参加者の最後を歩くアンカーは設定時間があり、アンカーに追い抜かれないように歩くという暗黙の了解があります。

しかし、参加者の中には自分で時間を測定して、それを完歩証に書き入れている人もいます。これは毎年参加して、体力的に高まっているのか低下しているのか、その差を知るためのことです。

完歩時間を記録するウォーキングイベントがないわけではないのですが、なぜ時間を記録しないのかというとウォーキングを主導する日本ウオーキング協会が国際市民スポーツ連盟の競わないスポーツの活動に参加しているからです。

日本のウォーキングの始まりは、前の東京オリンピックの年(1964年)のことで、アメリカ大陸横断のウォーキングイベントに参加した大学生によって始められました。これも時間を競うことはなく、集団で同じコースを歩くウォーキングマーチ(ヨーロッパの行軍から始まった)がウォーキングとして日本に持ち込まれました。

長距離を歩くよりも、短距離でも健康効果がある歩き方をしたいという希望は多く、生活習慣病の予防と改善のために医師からすすめられるのは、こちらのほうです。ウォーキングが健康スポーツとして認められるには、身体の状態に応じた歩き方の研究も必要になってくるのです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

筋肉の細胞にはエネルギーを作り出す器官のミトコンドリアが多くあるため、エネルギー源(糖質、脂質、たんぱく質)を取り込んで、エネルギー化させることができます。エネルギーを作り出すときには酸素が多く必要になるので、運動をして筋肉を動かすと筋肉細胞の中に酸素が取り込まれて、多くのエネルギーを作り出すことができます。

そのエネルギーが全身のエネルギーになって、全身の働きがよくなることを期待する人も多いのですが、細胞とエネルギーには大原則があります。それは細胞の中で発生したエネルギーは、その細胞の中だけで使われるので、他の細胞で使われることはない、ということです。

では、運動をしても全身の健康に効果はないのかというと、そんなことはなくて、運動によって酸素が多く取り込まれることで、全身の細胞で効率よくエネルギーを作り出すことができるようになります。

もちろん、エネルギー源が足りていることは必要で、極端な糖質制限を行うと効果的なエネルギー源の糖質の不足のためにエネルギー代謝が期待するほどは高まらないことになります。

運動をして筋肉で多くのエネルギーが作られると、刺激された筋肉だけでなく、全身が温まるようになります。細胞で作り出されたエネルギーの半分ほどは体熱になっています。生命維持に必要な基礎代謝はすべてのエネルギー消費量の70%ほどで、基礎代謝の70%ほどは熱産生に使われます。

「70%×70%=49%」ということで、半分ほどが体熱になっているとしているのです。この熱は血液を温め、温かな血液が全身を巡ることで全身の細胞が温まります。大きなエネルギー源の脂肪酸は、中性脂肪が分解されることで発生します。このときには脂肪分解酵素のリパーゼの働きが必要で、リパーゼは細胞が温まると分解が進みやすくなります。

こういった仕組みがあるので、運動をして身体が温まると、全身の細胞で発生するエネルギー量が増えて、これが全身の健康につながっていくということです。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

偏食は多くの子どもにみられることですが、単に好き嫌いだけが原因ではありません。偏食には成長過程の味覚の変化の遅れや発達障害の感覚過敏のほか、食物アレルギーが原因となって食べられないものが増えている場合もあります。

また、噛んで飲み込むまでの機能や歯科分野での問題があることもあり、これまでの偏食対策が通じにくい場合も増えてきています。この改善のために、ハビリテーションの手法が重要となる子どもも、また増えてきています。

ハビリテーションは、リハビリテーションと似た用語であることから勘違いされることもあります。

リハビリテーション(rehabilitation)とハビリテーション(habilitation)の違いですが、先に一般に知られているリハビリテーションのほうから説明すると、「元の状態に回復させる治療」を指しています。これに対してハビリテーションは「幼少時からの障害を対象として持っている機能を活かして発達させる治療」です。

治療(治す)というよりも、元々ある能力を伸ばしていくということで、成長過程の子どもを対象に使われ、発達障害の療法の考え方の一つとも認識されています。

発達障害の改善では、脳機能の根本となる脳幹の機能を高める方法が重視されていますが、それと同時に改善のために必要とされている技術的な部分にアプローチする方法があげられます。

発達栄養を例にすると、感覚過敏から食べることができないほどの苦手となることがある子どもに、五感(味覚、触覚、嗅覚、聴覚、視覚)の感覚を弱めるようにしてあげても、噛むために必要な歯と口腔の状態が整っていなければ改善の手法が通じにくくなります。

食べるために必要な機能を高めることは、栄養に関わる機能を発達させるために欠かせない条件となります。しっかりと噛んで、充分に咀嚼することができれば、飲み込むことができるというのが一般的な感覚かもしれませんが、飲み込むためには喉の筋肉の働きが充分にあり、喉の感覚が正常に働いていることが必要となります。

舌の使い方や吸い込む力の強さも大切で、これらの能力が低い場合には、機能トレーニングとしてのハビリテーションが必要になってきます。飲み込む能力(嚥下機能)が低いと飲み込みに時間がかかり、飲み込みにくい状態が食事をすることへの抵抗感を生むことにもなることから、こういった当たり前と思えるようなトレーニングも重要になります。
〔健康ジャーナリスト/日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

発達障害に特徴的に見られる感覚過敏は、味覚、嗅覚、聴覚、触覚、視覚といった五感が鋭く反応するために、さまざまな生活の困難さを生じさせる原因となっています。特に日々の生活の中で直接的に影響を受けるのは食べることに関わることです。

聴覚過敏は、定型発達であれば不快な音であっても耐えられないことはないという音であっても、聴覚を鋭く刺激して逃げ出さなければならない状態にもなります。外からの音であれば、それを避ける環境を選択することで改善できたとしても、学校などの集団生活の中で、同じタイミングで食事をする場所の音が強い刺激になっているから、別の環境で食べたいと言ってもかなえられないことがあります。

これも周囲の理解があれば解決できることかもしれませんが、自分の歯で食品を噛むことによる音が聴覚を鋭く刺激すると感じている子どもにとっては、どうにも避けることができません。

聴覚過敏によって周囲の音が気になって集中できない、そのような環境では食べることができないということについては、それでも理解しようとする教師などがいれば、他の人にはわからないことであっても、なんとか改善に向けて進むことはできます。

ところが、聴覚過敏によって食品を噛む音が苦しいと感じていることは、なかなか理解されず、噛む音を弱められる軟らかい食品にしてほしい、噛まずに飲み込める料理にしてほしいという希望を伝えても、これもかなえられることは今の状況では難しいことです。

そんな状態に苦しんでいるのに、咀嚼は大事であり、しっかりと噛んで食べることが推奨されていることを掲げて、強要されることは、もっと苦しさを強めることになります。噛むことによるストレスで、かえって消化、吸収に悪影響が出ること、つまりストレスによって自律神経の副交感神経の働きが低下して、消化、吸収、さらに腸の蠕動運動までに影響が出ることを理解して、咀嚼に対する指導を検討してほしいのです。