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フルーツが育つ条件は日照時間の長さだとされていますが、おいしいフルーツになるための気象条件があります。それは昼が暖かく、夜から早朝は寒いという温度差です。フルーツに限らず植物は可視光線を浴びて光合成が行われています。

光合成は光エネルギーを化学エネルギーに変換して、有機物を作り出す反応を指しています。光合成によって作り出されたエネルギーは、日光が当たっているときには増えていくものの、日が沈んでからは植物の内部に蓄積された化学エネルギーが成長のために使われています。

日が当たらないときに気温が高いとエネルギーが余計に使われることになり、成長が進みにくくなります。その時間帯に気温が低いと、余計に使われるエネルギーが少なくなり、その分のエネルギーがフルーツをおいしくするために使われていきます。

人間のエネルギー源は食品に含まれる糖質、脂質、たんぱく質だけで、これをエネルギー代謝によって全身の細胞内で使われるエネルギーを発生させています。これは異化といいます。作られたエネルギーを使って細胞内で必要な成分を作り出すのは同化といいます。

寝ている間に余計なエネルギーを使わないようにすることで同化が進んでいきます。これが成長や正常な身体活動の基本となります。ところが、発達障害があると身体を休め、睡眠をする時間帯に自律神経の副交感神経の働きが抑えられ、身体が充分に休まることができずに余計なエネルギーが使われることになります。

発達障害によって起こりやすくなる状態を抑え、改善に導いていくためには日が当たっていない時間帯に副交感神経の働きを盛んにして、熟睡できるようにする方策が必要になります。そのための方法を考え、必要とする人に伝えていくことも発達栄養の役割です。

医療機関では医師の指示のもとに栄養指導、運動指導が実施されます。栄養も運動も健康づくりの基本となるだけに、健康デザインの重要なパーツとなっています。身体と疾病の専門家である医師への期待は大きなものがあるのは間違いがないことですが、実際の知識となると個人差があります。

医療機関では栄養指導は医師が実施することは、ほとんどありません。それは医師が行っても保険点数がつかないからで、保険点数がつくのは管理栄養士の栄養指導だけです。そのため、医師を養成する医学部でも栄養学はすべての大学にあるわけではなく、講座がある医学部でも限られた内容となっています。

限られた内容というのは、栄養不足と疾病の関係が主で、多くの人が期待する栄養素の積極的な摂取による健康増進については学んでいません。栄養学の講座があっても必修ではないので、多くが医師になってから学んでいるのが実情です。

運動についても、医療機関で指導をするのは理学療法士や健康運動指導士などです。それもあって、生活習慣病の改善には運動が必要だと医師から告げられるときにも、具体的な運動の種類と方法ではなく、「もっと歩いてください」というレベルの指示が多くなっています。

健康運動指導士は厚生労働大臣の認定事業の一つで、公益財団法人健康・体力づくり事業財団が認定しています。健康運動指導士は厚生労働大臣認定運動型増進施設には必置(いつ利用しても1人以上が在籍)で、初めは厚生労働大臣認定運動型増進施設の調査・指導団体の公益財団法人日本健康スポーツ連盟が担当する予定でしたが、別法人が設けられて、今は施設は日本健康スポーツ連盟、人は健康・体力づくり事業財団と区分けされています。

このような経緯もあって、日本健康スポーツ連盟は健康運動指導士の更新教育を担当しています。私(小林正人)は、同連盟の理事として健康運動指導士の更新教育を担当していました。そのときの経験を健康デザインの運動に活かせるように進めています。
〔健康ジャーナリスト/日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

健康的な肌、若々しい肌を表現する言葉としては、もっちり、ふっくら、もちもち、プルプル、しっとりなどがあります。この言葉を健康食品の名称や説明に使うと、いかにも効能効果を述べている印象となって、すぐに取り締まられないとしても効能効果を標榜する表現ということで規制する側に目をつけられやすくなります。

ところが、商品の性状や原材料の性状が肌の状態を表現する言葉と同様のものだと、あまり気を使うことなく、堂々と表現することができるという感覚で販売されがちです。その方法としてよく使われるのは、コラーゲンやヒアルロン酸です。

この2種類の有効性については、雑誌の記事やテレビコマーシャルなどでも伝えられているので、女性にはよく知られています。肌の状態を表すような言葉と同時に使われると、まるで効能効果を言っているように飛びついてしまうことにもなります。

最近では、性状が“もっちり”という表現にふさわしいような甘酒、ヨーグルトが使われたもの、ゼリー状になっている商品が増えています。よく知られているコラーゲンと甘酒が使われたゼリーとなると、もっちりという表現は違和感がなくなります。

他にもツルツル、つやつや、もちもち、プルルン、白つやといった性状も使われやすい言葉です。商品や素材のほうでは、スムージーだけでもよいのに、さらに甘酒スムージーなるものもあります。単なるイメージだけでなく、アミノ酸が含まれていて、これが皮膚細胞の材料となることも期待をさせます。

ただ、使いにくいのは「うるおい」という言葉で、これは化粧品の効能効果として許可されている表現で、食品なのに、そこまで踏み込んだ表現をすると取り締まられやすくなります。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

食事で充分な栄養摂取ができない人が用いる栄養補給の手段であるサプリメントは、健康食品の分類では「栄養機能食品」とされていて、ビタミン、ミネラル、脂肪酸が一定量含まれているものは表示をして販売することができます。

そのため、食事で摂取している栄養素の量がわかれば、不足している量もわかり、どれだけ栄養機能食品を取ればよいかがわかります。しかし、多くの人が、このような流れで選択して摂取量を決めているのではなくて、感覚的なところで摂取しています。

というのは、サプリメントは食品であるので多く摂りすぎでも問題はないと考えているからでしょうが、ビタミンとミネラルの多くは上限量が定められています。だから、どれだけ摂っても大丈夫ということはないのです。

子どもは解毒能力が低いので、サプリメントの摂取量については、慎重に見極めなければなりません。ビタミン、ミネラルについては厚生労働省によって、推奨量と上限量などが定められています。

それ以上の量を摂取すると、どのような健康被害が出るのかということは確認されていて、年齢層別に上限量が定められているので、これを確認すれば摂取量はわかるはずです。しかし、そのためにも子どもの栄養摂取の量が的確に把握できていないといけないわけです。

子どもの成長のためにカルシウムを摂らせる保護者も多く、カルシウムの吸収率を高めるためにビタミンDの摂取を考える保護者も増えています。ビタミンDのサプリメントには1日の摂取量の上限量が摂れるものもあり、それも成人の上限量なので、子どもの摂取の場合にはアドバイザリースタッフに確認する必要があります。

ビタミンとミネラルは子どもの摂取にも安全性が確保されているものの、それ以外の健康食品は18歳以下では試験が行われないのが原則なので、安全性は確認されていないという事実は知っておいてほしいことです。

倫理法人会のモーニングセミナーに参加させてもらってから、アドバイスの言葉を受けることが多くなっています。その多くは加入している単会か同じ地域の単会の会員ですが、「小さなことでも長くコツコツと続けること」と何人かに言われました。仕事を成功させるために必要なことであるのに、なかなか続けられないというのは多くの人が経験していることです。

コツコツと続けてきたことはあるかと問われて、2010年4月から健康関連の情報を平日に検索して毎週1回、関係先に送り続けている健康情報メールのことを話しました。これは医師や研究者、団体役員など400人に送っているといっても、ボランティアなので仕事と言えるかは疑問です。

この話をすると「1週間に1回ではなくて、毎日続けられることを始めるとよい」と言われます。これも何人にも言われました。毎日休みなくということでは、日本メディカルダイエット支援機構のホームページを始めた2015年の9月から最新情報のコラム(800字前後)を書き続けています。今では毎日3〜4本を書いていて、5270本を超えました。

ここまで話すと、「続けるだけでは仕方がないので活かす道を考えるべき」と言われることがあります。コラムを書くことで金銭的に稼いでいるわけではないのですが、健康情報メールは東京人脈と岡山人脈との交流を継続させる原動力になっています。また、コラムのほうも考えを伝える場になっていて、自分がやってきたことの目録のようになっています。

ただコラムを全部読んでくれた方は1人だけ(ある大学の学長)しかいなくて、仕事でつながっている方の多くはテーマ別のコラムをピックアップして読んでくれています。発達障害に関するコラムが一番読まれていて、これだけでも1000本を超えているので、ありがたいことことです。

「多くの人の異なる話を聞き、自分なりにまとめること」をアドバイスしてくれた方もいました。このことは15年にわたってゴーストライターとして184冊を書いてきて、実践できていると思っています。

ある役員の方から、ある会員の方を指して「コンサルタントの内容は倫理指導で受けた言葉を、そのまま伝えている」と聞いたことがあります。そのまま伝えることも大切だというのはゴーストライター時代に心掛けていたことではあります。

そういうこともあって、自分も倫理指導を受けて、自分なりに整理してみようかと考え始めています。ただ、アドバイスを受けて、それを実践しているうちに、元から自分の考え方であったように思い込むところが多くの人にはあることなので、そこは気をつけて新たに実践するための指導を受けたいと思っているところです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

厚生労働省から令和5年7月28日に「令和4年簡易生命表」が発表されました。簡易生命表というのは、各年齢の人が、あと何年生きられるかを示した平均余命の推定値で、一般に平均年齢と呼ばれているのは0歳児の平均余命です。

0歳児が何歳まで生きられるかという推定は、今と同じ社会状況(経済状況や環境状況、医療状況など)が続いたとして計算されています。

これまでは、日本人の0歳児の平均余命(つまり平均寿命)は延び続けていました。そのおかげで、日本人は世界一の長生きと評価されることになったのですが、この歴史的な流れに異変が起きたのは令和3年のことです。

令和2年に男性が81.56歳、女性が87.71歳であったのが、令和3年には男性が81.47歳、女性が87.57歳になりました。男性がマイナス0.09歳、女性がマイナス0.14歳となっていました。

そして、今回の令和4年簡易生命表では、男性が81.05歳、女性が87.09歳になり、男性がマイナス0.42歳、女性がマイナス0.48歳となりました。この傾向は0歳児だけでなく、すべての年齢で、男女ともにマイナスとなっていたのです。

このマイナスとなった歴史的な出来事の要因は、新型コロナウイルス感染症と、これが原因となった心疾患(心筋梗塞、狭心症など)、老衰などの死亡率が高まったことです。がんや脳梗塞などの死亡率は低くなっていて、これは平均寿命を延ばす要因になっているはずなのに、それ以上に新型コロナウイルス感染症の影響が大きかったということを示しています。

また、がんや脳梗塞などの死亡率が低くなっているといっても、これも以前と比べると延びが小さくなっていて、このことにも新型コロナウイルス感染症が影響を与えています。

そのため、今後も平均年齢が延びない、もしくはマイナスになる状況が続くのではないかと考えられているのです。

新型コロナウイルス感染症の影響を受けたのは全世界に共通していることであるので、日本人の平均寿命世界一(男性は2位だが、女性が1位で平均して1位)という状況は、今後も続くと予測されています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

吟醸酒を好んで飲んでいるのは普通酒では飽き足らないものの、大吟醸酒には手が出ないからと言われた時代がありました。大吟醸酒は酒米の精米歩合が50%以下で、酒米の中心部の糖質だけを残して、たんぱく質が含まれる外側を完全に削り落としてしまうので、米本来の味が失われるといった考え方があり、精米歩合が60%以下の吟醸酒が好みと言う人もいました。

自分自身もそんな感覚の一人でしたが、今では吟醸酒も中心部の糖質だけから作られるようになり、そんな考え(言い訳?)も通じなくなってきました。

吟醸酒の精米歩合60%以下というのは40%を削っているので、残りの60%には外側の部分も残っているということでしたが、精米技術が進み、扁平精米という画期的な方法が開発されてから、これまでの常識が大きく変わりました。

扁平精米というのは精米機メーカーのサタケが開発した精米法で、これまでは球状になるように削っていた酒米(球形精米)が、糖質の多い部分だけを残すように扁平にすることができるようになって、糖質が多い部分を多く残せるようになりました。

扁平精米なら40%を削っても、球形精米の50%を削った状態と同じようになるので、定義としては吟醸酒でも、従来の大吟醸酒と同じように醸造することができるようになったのです。ということは、大吟醸酒ほど価格は高くはなくても、大吟醸酒と同じような味わいの吟醸酒が手に入るようになったということです。

この技術革新から、若手の杜氏が頑張って、大吟醸酒に匹敵する吟醸酒を作っているところもあるのですが、すべての酒造会社が採用しているわけではなくて、また扁平精米によっても大吟醸酒に匹敵する吟醸酒になっていないところもあって、こればかりは飲んで確かめないとわかりません。

ということで、ここのところ勉強する機会が増えて、酒量が増えています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

太る、やせるという体脂肪の増減をエネルギーの出し入れで考えると、食べ過ぎた日があれば、翌日は食事量を減らして、2日間の食事量で調整すればよいという考えは正しいことになるかもしれません。

しかし、エネルギーの体内への蓄積ということから見ていくと、2日に1回であっても食べ過ぎるような生活習慣は避けるべきこととなります。それは人間の身体は飢餓状態に耐えられるように作られてきて、今のような“いつでも、どこでも、好きなだけ食べられる”という時代になっても身体のメカニズムは変わっていないからです。

エネルギー源(糖質、脂質、たんぱく質)が必要量よりも多く体内に入ってきたときには、ひょっとすると明日は食べられないかもしれないという状況に備えるために、余分な分は体脂肪として蓄積されます。体脂肪は脂肪細胞の中に蓄積される中性脂肪です。

余分なエネルギー源は肝臓で脂肪酸に合成されて、さらに中性脂肪に合成されます。中性脂肪は脂肪酸が3つ結びついたもので、分解されにくくなり、保存用のエネルギー源となります。糖質とたんぱく質のエネルギー量と比べて、同じ重量では脂質(脂肪)は2倍以上もあります。

少ない容量で多くのエネルギーを溜め込めるので、わざわざ中性脂肪に変えているのです。だから、多く食べ過ぎた日には、多くの体脂肪が蓄積されることになります。

次の日に食べる量を減らして、前日の食べ過ぎの分と調整したとしても、食べ過ぎによって増えた体脂肪が大きく減るわけではありません。体脂肪は生き抜くための重要なエネルギー源なので、エネルギー摂取が大きく減らない限りは分解されて、脂肪細胞から血液中に放出されるようなことにはなりません。

脂肪細胞の中の中性脂肪が分解されるためには興奮作用があるホルモンのアドレナリンが分泌されることが必要です。最もアドレナリンが分泌されるのは運動をしたときです。脂肪細胞に多く蓄積された中性脂肪を減らすためには、ただ食事量を減らすだけでなく、運動も必要になります。

運動が好きな人なら好きなことをしてもらえばよいのですが、あまり運動はしたくないという人は食事量だけで調整しようとは考えないほうがよいということです。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

厚生労働省の「健康日本21」では、歯・口腔の健康について目標を定めて健康づくりを推進しています。その現状と目標から歯の喪失の防止について学齢期のう蝕(むし歯)防止の効果を紹介します。

1)フッ化物配合歯磨剤の使用
フッ化物配合歯磨剤のう蝕抑制効果については多数の研究が行われ、非配合歯磨剤との比較において20〜40%のう蝕抑制率とされています。フッ化物配合歯磨剤は個人の選択により、個人または家族レベルで手軽に応用が可能な方法であり、そのシェアは近年増加しています(1998年:69%)。

しかし、欧米ではほとんどの国でシェアが90%を超えており、う蝕急増期の学齢期を中心にフッ化物配合歯磨剤による歯磨きの励行に努め、その使用者の割合を増加することを目標としています。同時に、フッ化物の歯科的応用に対する関係者の理解を深めることも重要です。

2)口腔状況にあった歯口清掃法の習得
歯口清掃により歯垢(デンタル・プラーク)を取り除くことは、う蝕発生の原因除去として基本となりますが、この時期は永久歯への交換に伴い、口腔内状況が変化し、確実な歯口清掃が困難になっています。

したがって、個々の状況に応じた歯口清掃指導を受けることにより、適切な歯口清掃法を身につける必要があります。

また、この時期に、こうした指導を受けることは、生涯にわたる基本的歯科保健習慣・行動の形成においても重要な役割を果たすものです。

3)その他
この時期のう蝕予防においても、う蝕のリスク状況に応じて的確な予防管理を受けることが重要です。そのため、かかりつけ歯科医、学校歯科医などによる定期的管理により、適切な予防処置(フッ化物歯面塗布、フッ化物洗口、予防填塞:フィッシャーシーラントなど)を受けることが必要です。

また、この時期に学校における健康教育等の多様な機会を通じて甘味食品・印籠の摂取とう蝕の関係など、う蝕の発生と予防などに関する理解を促し、生涯にわたる歯と口腔の健康のための適切な生活習慣の定着に結びつける必要があります。

特に、12〜14歳ですでに40%を超える者が歯肉に炎症を生じていることから、歯周病予防に関する正しい歯科保健知識・行動を身につけるようにすることが重要です。
〔健康ジャーナリスト/日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

筋肉は強く刺激すれば、刺激する時間が長ければ強化されるという考えが、いまだに広まっているところがあります。筋肉を強化して身体年齢を若く保つために激しい運動をすることで、かえって筋肉強化の効果を低下させることがあります。

それは休養に関する認識の違いで、「休んでいるときもトレーニング」という感覚をもって、適度な休養を入れながら筋肉強化の運動をすることがすすめられます。

筋肉が刺激されると疲労物質の乳酸が増えていきます。以前には乳酸は悪い働きしかしない有害物質と思われていたこともありますが、乳酸は糖質がエネルギー代謝されるときに不完全燃焼状態によって発生するもので、完全燃焼状態にすることで発生量を減らし、さらにエネルギー源として活用できることがわかってきました。

しかし、筋肉を強化する無酸素運動(息を止めてもできる運動)では乳酸が多く発生します。完全燃焼状態にするには、多くの酸素が必要になるからです。ということは、乳酸をエネルギー化させるためには無酸素運動のあとに有酸素運動をすればよいことがわかります。

筋肉を強く刺激する運動を続けるほど乳酸が発生しますが、乳酸は筋肉の動きを止めようとする作用があります。いつまでも筋肉が動き続けなければならない状態は、エネルギーを多く使いすぎて生命維持にも影響が出てくるからです。

最悪は心臓を動かす筋肉が動かないということにもなります。だから、筋肉が強く刺激されると乳酸が発生して、筋肉が動きにくくなり、運動が続けられない状態にしているのです。

筋肉を動かすことで効果的に強化するためには、乳酸が溜まってきたら休息を入れて発生量を抑える、緩やかな(歩く程度の)有酸素運動を途中に入れて乳酸を減らすという方法も大切になってくるのです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕