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発達障害ではグレーゾーンという言葉が使われることが多いのですが、これは正式な診断名ではありません。グレーゾーンは生活習慣病でも使われている用語で、この場合は診断域に達していないもののリスクが高い境界域を指していて、予備群とも呼ばれています。

これに対して発達障害のグレーゾーンは、専門家によって発達障害の可能性を指摘されたものの、すべての診断基準を満たしていないことから確定的な診断ができない状態を指す通称となっています。

グレーゾーンは、どの発達障害の傾向があるのかによってみられる特性が異なるため、特定の症状は存在していません。また、グレーゾーンには、それぞれの人がもつ特性の程度や現れ方が、体調や環境、場面によって左右されるという特徴があります。学校では症状が強く出るものの、家庭では比較的症状が弱いといったことが起こりやすく、家族に気づかれにくいこともあります。

グレーゾーンであることが医師によって指摘されると、症状が軽い状態であると捉えられがちですが、それぞれの発達障害の診断基準を満たしていないだけで、症状が軽いとは限りません。それぞれが診断基準に達していないとしても、ギリギリのところで達していない項目が複数あると、発達障害と同様の困難さが生じてきます。しかし、現状の診断基準では、これは発達障害ではなく、グレーゾーンとされるのです。

発達障害では状態に幅があり、調子がよいときと調子が悪いときで症状の現れ方が異なり、その差が大きい場合もあります。グレーゾーンにある人も同様で、さまざまな状態の人が存在しています。子どもの場合には発育の差があり、さらに症状が大きく変化する傾向があります。

グレーゾーンは3パターンに大きく分けられます。主な状態の3パターンとしては、①調子が良いときも悪いときも診断域外にいるが、診断域との境界に限りなく近い状態の人、②調子の悪いときのみ診断域に入る状態となる人、③ほぼいつも診断域内の状態で、発達障害がある人と同じくらいの支援を必要とする人に分類されています。

このパターンへの対応については次回に紹介します。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

(5)体験談
購入者による体験談は、医師や専門家等の推奨と同様に一般消費者の商品選択に大きな影響を与える表示要素の一つです。体験談において機能性表示食品の効果に言及されている場合、一般消費者は機能性表示食品の効果を表すものと認識することとなります。

このため、断定的な表現を用いて効果を保証するかのような表現を用いたり、治療や投薬等の医療が必要でないかのような表現を用いたりするなど、体験談の内容が届出された機能性の範囲を逸脱する場合は、景品表示法上の問題となるおそれがあります。

また、以下の場合においても景品表示法上の問題となるおそれがあります。
・体験談が架空の場合
・体験談のうち、効果に係る都合のよい部分のみを掲載する場合
・有償、無償を問わず、肯定するよう特に依頼した体験談であるにもかかわらず、一般の利用者の体験談であるかのように表示する場合

さらに、体験談において機能性表示食品の効果に言及されている場合において、一般消費者の誤認を招かないようにするためには、体験談を表示するに当たり、事業者が行った調査における①体験者の数およびその属性、②そのうち体験談と同じような効果が得られた者が占める割合、体験者と同じような効果が得られなかった者が閉める割合等を明瞭に表示することが推奨されます。

なお、体験談に係る打消し表示(事業者が自己の販売する商品等を一般消費者に訴求する方法として、断定的表現や目立つ表現を使って、内容等を強調した表示からは一般消費者が通常は予期できない事項であって、一般消費者が商品等を選択するに当たって重要な考慮要素となるものに関する表示をいう)については、別に景品表示法上の考え方を示します。

「千手観音を目指すつもりか」と健康づくりの活動を一緒にしている方に言われたことがあります。その方は栄養面の活動をされていて、私が経験してきた臨床栄養の世界を一般の栄養指導にも活かしたいという意向なのですが、私はサプリメントにも運動にも休養にも癒しの世界にも手を広げていて、「そんな千手観音のようなことをしていたら一つの活動が疎かになる」ということを言いたかったようです。

千手観音は、名前とは違って千本の手があるわけではありません。数えてみると42本です。合掌をしている2本の手を除いた40本の手が、それぞれ25の有世界の生き物を救うという仏教の考えがあり、「25×40=1000」とされています。

1000本ではないと言っても、40本でも手を伸ばしすぎだと言われそうですが、こと健康づくりについては40本でも足りないくらい手法があり、その中から各人に適した方法をみつけて、それが実践できるようにサポートするには、できる限りの実践法を提供できるようにしていく必要があると考えています。

一つの健康法で対応ができれば、これほど善いことはありません。しかし、千差万別の人に対して、それぞれの環境や状態などに合わせて実施する方法を提供するとなると、1000の方法を用意するだけでなく、その裏付けになる生理学や科学などについても“ある程度は”知っておかなければなりません。

いつまで経っても勉強をし続けなければならないとしても、それを実践する方の望みをかなえるには必要なことだと認識しています。

もちろん千手観音ではない自分にはできないことなので、各分野の専門家とのネットワークを活かしています。それぞれの分野に視野を広げている専門家の経験、知識、情報をまとめれば千手観音のような対応も可能になると考えています。

そういえば、千手観音の正式名称は“千手千眼観自在菩薩”で、1000の眼によって情報収集すること、千差万別の人を知って適した方法を提供していくことの大切さを現している名称だと感じて、「千手千眼観自在菩薩様」と唱えるようにしています。
その提供は、各人に適した方法ということで「健康デザイン」と称しています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

エネルギー代謝を高めるために必要な代謝促進成分はコエンザイムQ10、L‐カルニチン、α‐リポ酸があります。これらに共通しているのは体内で合成される成分で、不足するとエネルギー代謝が低下すること、それを補うために医薬品の成分となっていること、2000年代に入って食品の成分としても使用が許可されたこと、健康食品の成分として使用されていることです。

もう一つ共通しているのは体内で合成されているものの、そのピークは20歳代前半で、それ以降は合成量が減り、エネルギー代謝が低下していくことです。

食品の成分として許可されたのはコエンザイムQ10が2001年、L‐カルニチンが2002年、α‐リポ酸が2004年です。コエンザイムQ10は細胞のミトコンドリアの中のTCA回路でエネルギーが作り出されときの最後に使われる補酵素です。L‐カルニチンはミトコンドリアに脂肪酸を取り込むときに必要な運搬成分で、α‐リポ酸はTCA回路での補酵素とTCA回路で使われるアセチルCoAの生成促進の働きがあります。

この中でもL‐カルニチンの使用を優先させています。その理由の一つはエネルギー量が高い脂肪酸がミトコンドリアに取り込まれないとエネルギー代謝量が大きく下がり、取り込まれなかった脂肪酸が肝臓で中性脂肪に合成されて、脂肪細胞に蓄積される中性脂肪が増えていくからです。

コエンザイムQ10は食品からも摂取することができます。α‐リポ酸は胃液で分解されると効果がなくなります。これは天然物の特性で、分解を抑えるために人工物を使うか、人工物を混ぜ合わせたものが材料となっています。人工物は動物試験で死亡率が高いことが確認されていて、ペットでの使用は禁止されています。

動物で有害性があるものを人間で試験をすることは道義上できません。そのために人間への危険性が確認されていないということで、人工物での摂取はすすめることができない状況です。
こういった理由があって、代謝促進成分の中でもL‐カルニチンを優先させてすすめるようにしているのです。
〔健康情報流通コンサルタント 小林正人〕

年齢を重ねると代謝が低下するのは、運動をしても筋肉が増えにくくなることが大きな理由としてあげられますが、それだけではありません。筋肉に限らず、全身の細胞が正常に働くためには、細胞の中で生化学反応を起こす酵素が必要になります。

酵素はタンパク質で作られていて、その材料となるのはアミノ酸です。アミノ酸は食品のたんぱく質を構成する成分で、消化液で分解されてアミノ酸として小腸から吸収されます。このアミノ酸は肝臓で身体に必要なタンパク質になるのですが、全身の細胞を正常に働かせるために必要な酵素も作られています。

アミノ酸が多く肝臓に運ばれれば酵素も多く作られるということではあるのですが、その能力は加齢によって低下していきます。その低下は実年齢の上昇だけでなく、身体年齢の上昇による老化では強くなっていきます。

身体年齢が実年齢よりも高い人は、実年齢の割には酵素が少なく、そのために全身の細胞の働きも低下しているということが言えます。これを克服して体内で作られる酵素を増やすためには、人間に必要な20種類のアミノ酸がすべて含まれる良質なたんぱく質が有効で、これに該当するのは肉、魚、卵、牛乳・乳製品、大豆・大豆製品です。

これらの食品は毎日、欠かすことなく摂取するのが大切ですが、高齢者の場合、最も不足する時間帯がわかっています。それは朝起きてから朝食までの間です。寝ているときにもエネルギー源(糖質、脂質、たんぱく質)は使われています。これは基礎代謝に使われる分で、基礎代謝は1日の全エネルギー量のうち70%ほどにもなります。

寝ているときには身体があまり動いていないので、糖質と脂質が分解されにくくなり、体内のタンパク質の分解量が増えます。筋肉や内臓のタンパク質が失われることになるので、朝食では良質なたんぱく質が含まれた食品を食べて、補うようにすることが大切になります。
(食品に含まれるものは「たんぱく質」、身体を構成するのは「タンパク質」と使い分けています。)
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

全身の細胞の中で生化学反応を起こすために使われる代謝酵素は、消化酵素を節約することによって増やすことができる、つまり全身の代謝を高めることができる、ということを前回は説明しました。

消化酵素を減らすためには、しっかりと噛んで唾液を多く分泌させることが大切だという話をしましたが、それだけでは消化には充分ではありません。消化液の分泌量は歴史的に食べてきたものが影響をしていて、消化されやすい食品を食べてきた国民、消化のために必要な成分が多く含まれてきた食品を食べてきた国民は、それほど多くの消化液が必要ではないので、消化酵素を代謝酵素に回すことができました。

日本人の食生活は終戦後に大きく変わり、それが平均寿命を延ばすことにもつながったのですが、肉食は戦争前や終戦後と比べると今では6倍にもなっています。動物性たんぱく質も脂肪も多くの消化酵素が必要になるので、もともと少なかった消化酵素が極端に多く必要になっています。

消化酵素を増やすために、何をすればよいのかということですが、そのためには食物酵素が多く含まれた食品を食べることです。食物酵素が多く含まれているものとしては、大根、かぶ、キャベツ、山芋、パイナップル、パパイヤ、キウイフルーツ、いじちく、梨などがあげられます。

前半にあげた野菜に多く含まれているのはデンプンの分解酵素です。後半の果物に多く含まれているのは動物性のたんぱく質の分解酵素です。要は野菜と果物を摂るようにすればよいということですが、食物酵素は温度によって壊されてしまいます。その温度は70℃とされているので、加熱するのではなく、生の状態で食べること、加工されていないものを食べることがすすめられます。

また、発酵食品にも食物酵素が含まれているので、麹、納豆、味噌、漬物、酢、ヨーグルト、チーズなどの食品も摂る機会を増やしたいものです。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

健康食品は、同じ種類の素材が同じだけ使われていれば、同じ効果があるということを原則としています。機能性表示食品の場合には、すでに機能性が論文によって消費者庁に届け出されているものと同じ素材を同じだけ使ったものは、同じ機能を表示できるという制度になっています。

新たに健康食品を開発するときには、その考えに基づいて内容が決定されることがほとんどですが、そうとは限らないのが天然物から抽出した素材を使っている健康食品の難しいところです。

同じ素材名であっても、詳細な素材の種類、産地、収穫時期、使用部位、抽出法、加工法、他に加える素材の種類などによって有効性は異なります。信用のおける素材提供会社のものであれば有効成分のすべてが同じ原材料と信じてよいのかもしれませんが、異なる成分が使われたり、混ぜ物がされていたことが過去にはありました。

加工している会社が使っていた素材は同じだったものの、販売会社との間に入って開発やプロデュースしている人が、素材の量を減らすように指示していたということも過去には経験しています。見た目では、中身が判別できない健康食品の弱点をついた出来事です。

販売会社は、販売している商品の中身が表示どおりであるのか確認をする義務があります。素材は100%同じであったのですが、素材に等級があるものもあります。よく例に出されるのが田七人参やプロポリスです。産地では等級が存在していて、上位のものと下位のものでは内容も価格も大きく違っていて、下位のものを知らないうちに使われていた例もあります。

販売会社の中には、素材に等級があることを知らなかったということもあり、そのことから騙されて、結果として消費者を騙す結果になったという事例もあるのです。
〔健康情報流通コンサルタント 小林正人〕

年齢を重ねていくと代謝が低下していきます。そのために以前と同じ食事量、同じ運動量では太っていくようになるのは仕方がないことです。実年齢が進んでいくだけでなく、身体年齢が進んで老化が進んだような状態になっても、同じように代謝は低下していきます。その代謝の低下が特に現れるやすいのは筋肉量の減少です。

筋肉は肝臓、脳と並んで多くのエネルギー代謝を行っています。基礎代謝(生命維持に必要なエネルギー量)は、個人差はあるものの、それぞれ20%ほどを使っています。

筋肉にはエネルギー源(ブドウ糖、脂肪酸)を代謝させる働きがあるミトコンドリアが多く存在しています。ミトコンドリアは細胞の中にあるエネルギー代謝の小器官ですが、ミトコンドリアにブドウ糖と脂肪酸が取り込まれて、エネルギー化されています。

ミトコンドリアの中にはエンジンのような燃焼機関のTCA回路があり、酸素を用いてエネルギー代謝を行っています。酸素を多く使う高負荷の有酸素運動を続けていると、より多くのエネルギーを作るためにミトコンドリアの数が増えていきます。

逆に、有酸素運動をしない生活をしていると、ミトコンドリアが減っていくようになります。運動をして増えるのは筋肉だけでなく、筋肉細胞の中にあるミトコンドリアも増えていくのです。

細胞の中でエネルギーが多く作られるとやせていく、作られる量が少ないと太っていくというのが一般の認識です。エネルギーが多く作られるということは、その分だけ体内のブドウ糖と脂肪酸が使われています。

脂肪酸が余計になると中性脂肪が増えて、脂肪細胞の中に取り込まれて蓄積されていきます。ブドウ糖が余計になった場合には、肝臓で脂肪酸に合成されて、やはり中性脂肪が増えていきます。

食事で摂った脂肪酸は細胞に取り込まれてエネルギー化されます。脂肪細胞の中の中性脂肪は、運動をすると脂肪酸に分解されて血液中に放出され、これも細胞に取り込まれてエネルギー化されます。

運動をすれば、エネルギーが多く作られ、そのエネルギーを使って全身の細胞が作られていくので、筋肉を増やして、筋肉の働きをよくするためには、運動が必要になるのです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

3年にわたって国民の生活を変え、健康づくりに大きな影響を残してしまったコロナ禍は、完全に終息するタイミングはわからなくても、収束に向かっている段階では、コロナ禍で低下した国民的な健康度を一気に高めるようにスタートを切る絶好の機会となります。

コロナ禍では、外出が制限され、運動の機会も減り、その分だけ家庭にいて食べる量が増え、医療機関に行く機会も健診を受ける機会も減りました。

元のように歩く機会を増やし、食事にも気を使い、健診も受けて、気になることがあったら医療機関を利用するということをすれば、元のような健康状態になるということを期待しがちです。

しかし、大きく低下した健康度を一気に高めていくためには、これまでの健康づくりと同じことをしていたのでは間に合わないところまで来てしまっています。この“失われた3年間”を取り戻すためには、相当の覚悟を持って取り組まなければならないはずです。

同じことをしたとしても、以前と同じ発想ではなく、体制から考えていく必要があります。ウォーキングは医療費を削減する効果があることは知られていて、ポイント制を設けて歩く人を増やして、削減した金額の一部を参加者に還元するというのは効果があります。それを複数の自治体が実施しています。

しかし、ポイント制がなくても歩く人が参加していることが多くて、一定の効果はあっても、その先が進まないということが多くの実施組織で生じています。ポイント制は活かすとしても、これまで参加してこなかった人も参加して、参加して健康効果が得られた人がリーダーになって継続してという仕組みが求められます。

その仕組みも、従来のような上から進める(押し付ける?)のではなく、健康になることを願っている住民が自ら考え、提案していく市民提案型の発想で実施しなければ、ポストコロナの時代の健康づくりは難しいと感じているところです。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

今でこそ日本人は世界1の長寿を誇っています。これは男女の平均(2021年)で、女性は世界1位(87.57歳)であるのに対して、男性は世界3位(81.47歳)となっています。

長寿国の日本も、かつては短命であったことは今では忘れられているかもしれませんが、男性の平均寿命が50歳に達したのは1947年(昭和22年)のことでした(男性50.06歳、女性53.96歳)。

そのときにアメリカは60歳、北欧は70歳を超えていて、日本は、いわゆる先進国の中では最下位に位置していました。そのときから一気に世界1まで上り詰めたわけですが、30年以上も平均寿命が延びました。

30年というと1世代分の長さです。現在の女性の初産年齢は30.9歳なので、「孫の顔を見るまで」死ねないという時代から「曾孫の顔を見るまで」「曾孫の成長を確認するまで」は元気でいたいという時代になっているわけです。

元気で長生きをした“ご褒美”の30年間は、無駄に過ごすことなく、できることから次世代のために活かしてほしいというのが多くの人の願いであるはずです。

高齢者が経験したこと、長い間に考えたことを子どもや孫、曾孫に伝えるのも、もちろん大切なことです。それと同時に伝えてほしいのは、少子化の社会で数が少ないにも関わらず、超高齢社会を支えていかなければならない現状を考えると、次世代の健康づくりへのヒントとサポートについてです。

岡山県の女性は日本1の長寿(平均寿命日本1位)になりましたが、その背景として指摘されているのは栄養、運動、生活習慣(飲酒や喫煙)で、そのためにメタボ(メタボリックシンドローム:内臓脂肪症候群)が少ないという結果です。

これは単に環境条件などが良いというだけでなく、健康に関する知識と、これを学ぼうとする姿勢が重要で、岡山県民は学習意欲が盛んであることが大きく影響しています。これを継続させて、さらに健康で長生き、しかも介護の負担も少ないという理想の社会に近づくためには、学んだことを活かせる仕組みづくりが必要となるのです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕