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不飽和脂肪酸は摂取が推奨されるのに対して、飽和脂肪酸は融点(固体が融解する温度)が高く、常温では固形であり、血液中で固まりやすいことから、飽和脂肪酸を摂りすぎると動脈硬化のリスクが高まることが知られています。また、必須脂肪酸であってもn‐6系脂肪酸のリノール酸とアラキドン酸は摂りすぎるとHDL(高比重リポたんぱく)が低下することによって動脈硬化のリスクを高め、アレルギー疾患を悪化させることが指摘されています。

食事で摂取した動物性食品に含まれる中性脂肪は十二指腸から分泌される胆汁酸によって乳化され、続いて膵臓から分泌される消化酵素(脂肪分解酵素)のリパーゼによって脂肪酸とグリセロールに分解され、その後に小腸から吸収されます。

脂肪細胞に蓄積された中性脂肪は、エネルギーが必要になったときに脂肪酸とグリセロールに分解されて、血液中に放出されます。脂肪酸はミトコンドリアのTCA回路に入ってエネルギーを発生させますが、グリセロールは解糖系を通じてTCA回路に入ってエネルギーを発生させます。

運動などによって自律神経の交感神経が刺激されると、神経伝達物質のアドレナリンが分泌されて、中性脂肪が分解されます。
脂質のうちリン脂質とコレステロールは、そのままの形で小腸から吸収されます。動物性食品に含まれる中性脂肪は十二指腸から分泌される胆汁酸によって乳化され、続いて膵臓から分泌される消化酵素(脂肪分解酵素)のリパーゼによって脂肪酸とグリセロールに分解され、小腸から吸収されます。

脂肪酸とグリセロールは小腸壁で中性脂肪に戻り、小腸から吸収されたあと、コレステロールやリン脂質、たんぱく質とともにカイロミクロンという水溶性のリポたんぱく質になってリンパ液に入り、静脈を通って、肝臓まで運ばれます。

脂肪酸はTCA回路に入ってエネルギーを発生させますが、グリセロールは解糖系を通じてTCA回路に入ってエネルギーを発生させます。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

医薬品の効果を高めるのも、他の健康食品の効果を高めるのも細胞内のエネルギーが必要で、ミトコンドリアで作り出されたエネルギーは細胞内でだけ使われて、生化学反応を起こしています。全身の健康のためには、多くのエネルギーを作り出すことが重要であることから、脂肪代謝を促進する作用があるL‐カルニチンの選択と摂取について知ることが大切になります。

L‐カルニチンは高純度のものは特有の味があることから従来のサプリメントには多くの量が使われない実態があります。ロンザ社のL‐カルニチンは国内の素材シェアの8割を占める高品質成分ですが、錠剤型では味の問題があるために、錠剤型で多くの含有量のものを販売するところでは他の2割の素材が使われています。カプセル入りであれば味の問題はなくなるものの、価格の問題が出てくることから従来品では高純度のカプセル商品は存在していません。

日本メディカルダイエット支援機構がエネルギー代謝促進のために用いているのは、高純度の液状のL‐カルニチンをカプセルに充填したもので、その分量は1日に1000mgが摂取できる最高レベルとなっています。これは研究用に開発されたもので、メディカルダイエットの実践としている活用するために特別に使用を許可されています。カプセル化が可能になったのは、スイスのロンザ本社が、世界的な医療用カプセル会社を傘下に入れたことから、日本の製造会社のものが使用できるようになったからです。

L‐カルニチンは体内で合成される成分であるので、副作用が起こらない成分であることも安心して使えます。L‐カルニチンの有効性、安全性の研究成果は王堂さんが主導してインターネットを通じて一般にも公開されています。また、日本メディカルダイエット支援機構のホームページ内のコンテンツとして、メディカルダイエットに基づいた活用法としても公開しています。

〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

血液中には食事で摂った中性脂肪が分解された脂肪酸と、脂肪細胞の中に蓄積された中性脂肪が分解されて放出された脂肪酸が流れています。この脂肪酸は全身に60兆個以上ある細胞に取り込まれて、その中にあるエネルギー産生の小器官であるミトコンドリアに入って、エネルギー化されます。

脂肪酸がミトコンドリアの膜を通過するときにはL‐カルニチンと結びつく必要があります。L‐カルニチンがなければ、脂肪酸はミトコンドリアに取り込まれることはできないのです。

L‐カルニチンは生命維持の重要な成分であることから、必須アミノ酸のリシンとメチオニンを材料に肝臓で合成されています。しかし、合成のピークは20歳代前半で、年齢を重ねるほど合成量も体内の保持量も減っていきます。そのことが加齢による代謝の低下を起こす原因となっています。

体内で合成されるL‐カルニチンが大きく不足するために身体に異常が起こる疾患にカルニチン欠乏症があります。これは筋肉壊死、ミオグロビン尿、脂質蓄積性ミオパチー、低血糖、脂肪肝、筋肉痛、極度の疲労、心筋症を伴う高アンモニア血症を起こすもので、その改善に使われる医薬品がL‐カルニチンです。

2001年まではL‐カルニチンは医薬品の成分としてしか使うことができなかったのですが、2002年に食薬区分の見直しによって食品の成分としても使うことが許可されました。そのおかげで今はエネルギー代謝促進のサプリメントとしても活用することができるようになりました。

これを国に働きかけたのはスイスに本社がある世界的な製薬会社のロンザ社の日本法人で、これを受けて日本人のためのL‐カルニチン研究を進めた研究の第一人者は日本メディカルダイエット支援機構の王堂哲副理事長です。

王堂副理事長は、現在はロンザ社のニュートリション部長から顧問となり、複数の大学で客員教授、非常勤講師を務めています。また、L‐カルニチンの実践研究を進めるため、大学の研究室にも所属して、運動や生活習慣病などへの使用についての研究も続けています。

〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

食の安全というと、食材のほうに注目が集まるのは当然のことですが、料理を乗せて(入れて)提供する食器の安全性のほうは二の次になりがちです。食器の安全には食器そのものの安全性(プラスチック食器など)と洗剤が残留することによる安全性があげられます。

家庭用の食器洗浄は家庭用の中性洗剤で洗うのがほとんどなので、水洗いで洗剤を落とせれば危険なものが残る心配はありません。それと比べると業務用の洗浄剤はアルカリ性で、中には強アルカリ性のものもあり、完全に落とさないと有害な洗浄剤も料理と一緒に食べてしまうことになります。

業務用の洗浄に詳しくなったのは、東京の大学生時代のアルバイト先でもあり、社会人初めの仕事先でもあった日本厨房工業会の月刊『厨房』の編集をしていたからですが、大量に食器を洗うということは子どものときから経験してきました。

4歳のときに親元を離れて新潟県の母の実家のお寺で小学校の入学前まで暮らしていました。お寺は飲食を伴う行事も多く、調理器具から食器まで大量に洗うものがありました。子どもの仕事というと掃除と調理器具や食器・什器を洗うことくらいで、家庭用洗剤ではあったものの短時間に多くの洗い物をすることの大変さを知り、効率よく洗うことを学びました。

大学生のときには高校時代の知人の親戚が東京で割烹と料亭をやっていたことから、食器の洗浄から後片付けがアルバイトで、いつしか食器の管理(汚れや傷みの確認)までやらせてもらいました。割烹のほうは家庭用洗剤で、料亭のほうは業務用食器洗浄器を使っていたので業務用洗浄剤を使い、その違いと効果的な洗浄を洗剤業者から学ばせてもらいました。

日本厨房工業会の編集をするようになってから、食器洗浄に関心があったことから、食器洗浄機と洗浄剤について学ぶ機会が増えました。病院給食の団体の仕事をするようになってからも洗浄の知識を活かして、現場の洗浄の調査や指導までさせてもらいました。

病院をはじめとした大量調理の現場では洗浄もしっかりとされていますが、小規模な食堂やレストランなどは業務用の世界であるのに、洗浄の知識は家庭レベルで、危険性がある洗浄剤を危険な状態で使っているところを多く目にしています。それもあって、できるだけ外食は避けるようになりました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

日本健康スポーツ連盟は、その名のとおり健康スポーツの普及団体です。健康スポーツの普及を図り、健康スポーツ産業の振興や健康スポーツ技能育成の促進によって健康スポーツ活動の基盤を整備して、国民の健康推進や体力づくりなどに取り組んでいます。

1987年(昭和62年)に当時の厚生省と文部省の両省の認可によって財団法人として設立されました。健康は厚生省(現在は厚生労働省)、スポーツは文部省(現在は文部科学省)の所管で、両方に関わるということで両省所管という珍しい存在として設立されました。

日本健康スポーツ連盟の理事を私が務めているときに公益財団法人への移行手続きが行われました。同連盟と関わったのは当時の玉利齊理事長が、私の関係先のNPO法人医療機関支援機構の理事長でもあって、その紹介からです。私は臨床栄養の出身でしたが、日本臨床栄養協会がサプリメントアドバイザーの資格認定を実施したこともあり、サプリメントの研究を行っていました。

日本健康スポーツ連盟は、厚生労働大臣認定運動型健康増進施設の唯一の調査・指導団体で、優良なフィットネスクラブである運動型健康増進施設で働く健康運動指導士の更新教育も実施しています。その一環で、私は健康運動指導士の更新教育ではサプリメント講習を担当していました。更新には5年間で20単位(20時間)の講習受講が必要となるのですが、サプリメント講習は2日間で10単位(10時間)であることから多くの受講生が集まっていました。

講習の内容よりも単位が目当てだった、ということを実際に受講した健康運動指導士から言われたことがありましたが、サプリメント講習は日本健康スポーツ連盟の資格認定講習(健康スポーツサプリメント指導者)にもなっていました。フィットネスクラブで販売されているサプリメントだけでなく、そこを利用する方々が使っている(であろう)サプリメント・健康食品について、ほぼすべてを学ぶことができる機会であったと自負しています。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

厚生労働省から令和4年10月11日に「健康日本21」(第二次)の結果の最終評価報告書が発表されました。この中の1日の歩数の変化については前回紹介しましたが、目標として掲げた歩数に対して77〜87%の達成率となってしまいました。

「健康日本21」は10年の期間をかけての目標達成を目指したもので、平成25年(2013年)からのスタートでした。平成23年(2011年)3月11日に東日本大震災があった影響で、東北だけでなく、全国的にウォーキングイベントの参加者が減ったこともありましたが、その後は歩くことの重要性が見直されて、一時は歩数が増える傾向がみられました。

災害級の影響ということでは、令和元年(2020年)に始まった新型コロナウイルス感染症の影響があげられます。感染防止のために外出自粛が続き、自治体での健康イベントも中止が相次ぎ、歩く機会が激減しました。

日本ウオーキング協会は全国でウオーキング大会を開催してきて、延べ220万人の参加者を誇っていました。ところが、コロナ禍で大会が軒並み中止になり、再開されても規模縮小(参加者の人数制限、県内限定など)となりました。

歩数の確保が難しくなり、これが「健康日本21」(第二次)に影響を与えたのかと思ったら、10年後の歩数の結果は令和3年(2021年)の調査ではなくて、令和元年(2019年)の「国民健康・栄養調査」の結果となっています。「国民健康・栄養調査」となったのは平成15年からで、平成6年〜14年は「国民栄養調査」、昭和22年〜平成5年は「国民栄養の現状」として毎年続けられてきました。

ところが、新型コロナウイルス感染症の影響で、令和元年を最後に調査が実施されていません。そのために新型コロナウイルス感染症は今回の歩数の結果に影響を与えていないということで、実際には相当歩数が減っていると考えられます。しかし、その影響は調査をしていないので、知ることもできないのが実際のところです。

歩くことの健康面での重要性は国も認めるところで、健康づくりの目標を掲げた「健康日本21」でも重要な項目となっています。「健康日本21」は10年間という期間を定めて、目標体制に向けて国をあげて努力を重ねていこうとするもので、令和4年10月11日に第二次の結果の最終評価報告書が発表されました。

ベースラインの数字に対して、目標を掲げています。ベースラインの年は平成22年(2010年)の国民健康・栄養調査の結果で、これによると20〜64歳の1日の平均歩数は男性が7841歩、女性が6883歩でした。これを令和4年には男性が9000歩、女性が8500歩と、男性で1159歩、女性で1617歩をプラスすることが目標とされました。

ところが、令和元年の調査結果では、20〜64歳の男性が7864歩、女性が6658歩という結果でした。目標に対して下回っただけでなく、女性はベースラインよりも225歩だけではあるものの下回っていました。達成率でみると、男性は約87%、女性は約78%でした。

65歳以上の平均歩数は、男性がベースラインの5628歩から7000歩に、女性が4584歩から6000歩という目標が掲げられましたが、これも調査結果では男性が5396歩でベースラインよりも下回り(マイナス232歩)、女性がプラス72歩の4656歩でした。達成率では男性は約77%、女性は約78%でした。

ベースラインに対して、20〜64歳も65歳以上も目標の歩数が多いように感じますが、これは「健康日本21」の第一次で1000歩を増やすことを目標として掲げたのですが、10年後の結果として達しないどころか、マイナスになってしまったからです。平均すると800歩ほどですが、この分も加味して男性では1100歩以上、女性では1600歩以上とすることが掲げられたものの、達成はできませんでした。

筋肉の強化は、目的によって主に刺激する筋肉が異なっていますが、バランスボールとしての体幹トレーニングでは白い色をした白筋を主に刺激しています。白筋は筋瞬発力、筋持久力を担っていて、ブドウ糖をエネルギー源としています。有酸素運動のためのバウンドボールとしての使い方では赤い色をした赤筋を主に刺激しています。赤筋は筋代謝力を担っていて、脂肪酸をエネルギー源としています。

全身の筋肉のうち約70%は下半身(ヘソから下)にあり、赤筋は下半身に多いことから、脂肪酸のエネルギー代謝には下半身を動かす有酸素運動が有効となります。ボールに腰掛けて上下にバウンドさせるだけの運動の場合には、高齢者や太っている人であっても膝に負担がかかりにくく、長く続けられる特性があります。

高齢者では膝の軟骨のすり減りから、歩く機会を減らすことが医師(整形外科医)から指示されることがあります。中でも人工関節置換術によって傷んだ関節を人工関節と置き換えた場合には、長持ちさせるために、できるだけ歩かないことがすすめられます。

最新の人工関節は耐用年数が長くなっているものの、耐用年数は15〜20年とされています。人工関節に強い負荷がかかると傷みやすくなることから、運動だけでなく、階段の上り下り、ウォーキングなども控えるように指示されます。

一方で、高齢者には生活習慣病の予防や改善のためにウォーキングがすすめられることも多くなっています。生活習慣病の高血圧症、糖尿病、脂質異常症(高中性脂肪血症、高LDLコレステロール血症、低HDLコレステロール血症)はウォーキングによる有酸素運動によって数値(血圧、血糖値、中性脂肪値、LDLコレステロール値、HDLコレステロール血症)を改善させることができるからです。中でも糖尿病は、食事療法、運動療法をしないと医薬品(血糖降下剤)の効果が得られにくくなるという特性があり、運動習慣を欠かすことはできません。

しかし、人工関節であることから歩く機会が減ると、生活習慣病の改善がみられないことにもなります。そこで歩かずに済む有酸素運動が求められ、その一つとしてバウンドボールが使われ始めたという経緯があります。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

エネルギー代謝は、エネルギー源(脂肪酸、ブドウ糖、アミノ酸)をエネルギー化させることで、その役割をしているのは細胞の中にあるミトコンドリアです。ミトコンドリアには、TCA回路というエネルギー産生の器官があります。

脂肪酸、ブドウ糖、アミノ酸はミトコンドリアの中で化学反応を起こして、アセチルCoAという化合物に変わります。このアセチルCoAがクエン酸となります。TCA回路ではクエン酸をスタート地点として9段階の変化をして、一回りをするとエネルギー物質のATP(アデノシン三リン酸)が作られます。

教科書的にも、そのような説明がされているので、TCA回路ではATPが新たに作り出されるようにイメージされることがあるのですが、いきなりATPが発生するわけではありません。

ATPはアデノシンに3つのリン(P)が結びついた形をしています。だから、アデノシン三リン酸という名前になっています。アデノシンに2つのリンが結びついたADP(アデノシン二リン酸)があって、TCA回路の9段階の変化の末にリンが1つ結びついてATPになります。

ややこしい話かもしれませんが、ADPがATPになってエネルギー物質となります。そして、ATPからリンが1つ外れてADPになるときにエネルギーが発生します。そのときにはATP分離酵素が働いて、水(H₂O)を使った加水分解が起こっています。そのときに発生するエネルギー量は7.3kcalとされています。

1回の反応では、わずかのエネルギー量であっても、数が多いことで、1日に必要なエネルギーを発生させることができます。エネルギー代謝は、このような化学反応の結果で、細胞の中で作られたエネルギーは、その細胞の中だけで使われています。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

緑茶にはビタミン、ミネラル、アミノ酸、カフェイン、抗酸化成分のカテキンなどの成分が含まれています。健康効果がある飲料という一方で、残留農薬が心配されています。茶葉には防虫のために1年に4〜5回の農薬散布が行われています。その農薬が溶け出ることが心配されているわけですが、茶葉には安全基準が設けられています。

内閣府の食品安全委員会によって定められているのは、一日摂取許容量です。これは動物試験で有害性が出ない量を求めて、この100分の1の量を人間が毎日、一生に渡って摂取し続けても安全な量としたものです。

農薬には水に溶ける性質のものと油に溶ける性質のものがあります。茶葉に使われるのは油に溶ける性質のものです。茶葉は露天で育てるので、水に溶ける性質の農薬を使ったら溶けて流れて、役に立たなくなります。また、お茶はお湯を注いで飲むものなので、茶葉に農薬が残っていても、油に溶ける性質の農薬なので溶け出ることはないということです。

粉を飲むことになる抹茶は無農薬で栽培されています。だから、安心して飲むことができるわけです。

細かな茶葉が残っているお茶を飲むと、茶葉そのものも飲むことになるのですが、少量でしかありません。やってはいけないのは、茶葉(茶殻)のほうに栄養成分が多く含まれるからといって、茶葉を食べたり、ミルで粉にして飲むことです。

お湯に溶け出ている成分の量と、抽出後に茶葉に残っている成分の量を比べてみると、残っているのは全体の70%ほどにもなっています。お湯に溶け出るのは、先に紹介した水溶性成分のビタミン、ミネラル、アミノ酸、カフェイン、カテキンです。お湯に溶け出ない脂溶性成分としてはビタミンA、ビタミンE、食物繊維などがあげられます。

そのため、茶殻を料理に使う方法を紹介しているメーカーもあるのですが、それが無農薬であるのか、そこだけは確認する必要があるのです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕