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子どもの成長は外見から確認することができますが、内臓を中心とする消化器官は発達が遅く、塩分、糖分、脂肪の摂りすぎは内臓にダメージを与えることになります。また、未発達のうちは刺激物である辛いもの、しょうが、にんにく、ネギなどを食べると内臓に強い負担がかかるようになります。薄味を心がけることは内臓の負担を減らして、正常な消化、吸収、代謝の機能を保つための配慮となります。

発育途中の幼児は味覚が大人よりも過敏で、薄味にして塩味を抑えることによって他の味覚(甘味、酸味、苦味、塩味、うま味)を感じやすくなります。乳児期に口にしていた母乳・調整粉乳の甘味に慣れていることから、幼児期は甘味の強い食事をおいしく感じます。甘味が感じられる食品・料理は安心できるものと認識して、食欲が進むようになっています。

味覚が敏感な幼児期までは、酸味は腐ったものの味、苦味は毒の味と認識され、危険な食品を食べないようにしています。子どもが苦手な野菜には苦みやえぐみなどがあり、これを食べても安心できるという情報を脳に与えるために味を変化させる調理が必要になります。

乳児期は離乳食を通じて、新たな味、食感、舌触り、匂い、温度、色彩など五感(味覚、触覚、嗅覚、聴覚、視覚)を感じながら、おいしさを覚えていきます。この段階では味付けよりも、素材そのものを活かした料理が大切になります。

幼児期には五感が育ち、おいしさだけでなく、環境や条件によって食事への反応が異なるようになります。おいしく感じていないものを無理に食べさせられた、空腹を感じていないのに食事をさせられた、他の人がおいしそうに食べているものを食べさせてもらえなかった、という経験が積み重なって好き嫌いの感情と脳の反応が起こるようになります。

アフリカマンゴノキ由来のエラグ酸を用いた機能性表示食品には、肥満気味の方の体脂肪、中性脂肪を減らすことをサポートして、高めのBMI値の改善に役立つことが報告されています。報告されています、というのは、それが使われた製品で試験をして得られた結果ではなくて、研究論文に基づいて消費者庁への届け出をした製品です。

エラグ酸は天然のポリフェノールで、サプリメントにはアフリカマンゴノキの種子に含まれるものが主に使われます。血糖値が上昇すると膵臓からインスリンが分泌されますが、体内にはインスリンの分泌を阻害するホルモンのレジスチンが作用しています。

エラグ酸はレジスチンの分泌を抑えることからインスリンが作用しやすくなり、血糖値の上昇を抑えることになります。
エラグ酸は1996年に医薬部外品として許可され、2003年に食品添加物としても使用が許可されています。抗酸化作用があり、美白効果、抗菌・抗ウイルス効果なども報告されています。食品では、ザクロ、イチゴ、ベリー類、ナッツ類に含まれ、特に多いのはブラックベリーです。

この評価試験は、標準体重(BMI値18〜25未満)、肥満1度(BMI値25〜30未満)の体重、体脂肪、中性脂肪に及ぼす機能性についての検討です。肥満1度においてエラグ酸を3mg含むアフリカマンゴノキエキス(種子由来)の摂取が、対象であるプラセボ群に比べて8週間後の体重、体脂肪率、BMI値、ウエスト周囲径、ヒップ周囲径、中性脂肪値、血中脂質(総コレステロール値、LDLコレステロール値、HDLコレステロール値)を改善させたことを示しています。

血糖値が高まると膵臓からインスリンが多く分泌されますが、インスリンには肝臓での脂肪合成を高める作用があることから、ダイエットにも影響があります。血糖値が高まるのは、血糖のもとであるブドウ糖が多く含まれる糖質を摂った結果ですが、通常ならインスリンによって全身の細胞にブドウ糖が取り込まれて血糖値は下がります。

血液中のブドウ糖が多くなるほど膵臓からインスリンが多く分泌されて、膵臓に負担がかかるようになります。これが続いて、膵臓の機能が低下するとインスリンが不足して、その結果として血糖値が上昇します。これが糖尿病の始まりです。

血糖値が上昇すると、赤血球の赤い色素のヘモグロビンというタンパク質とブドウ糖が結びついてヘモグロビンA1cが増えていきます。赤血球の寿命は4か月ほどであるので、ヘモグロビンA1cは長期間の血糖値の状態を示すセンサーともなっています。

ヘモグロビンA1cが発生するときには活性酸素が多く発生します。これは糖化作用と言われるもので、ヘモグロビンA1cの値が高い状態、つまり血液中のヘモグロビンA1cが多くなるほど活性酸素が多く発生していることがわかります。

膵臓は活性酸素の影響を受けやすい臓器で、血液中の活性酸素が増えるほど膵臓の機能が低下して、インスリンの分泌が低下することになります。すると、血糖値が上昇してヘモグロビンA1cが増えて……といったように悪循環を繰り返すようになります。

この悪循環を断つには、もちろん血糖値が高まりすぎないようにすることですが、それと同時に活性酸素を消去する作用がある抗酸化成分を摂ることがすすめられます。抗酸化成分はビタミンA、ビタミンC、ビタミンEがあげられますが、そのほかに植物の色素も有効になります。色素成分は、人間の細胞よりも先に活性酸素に酸化される性質があるので、活性酸素を消去することができるというわけです。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

ダイエットデザインのスタートは、自分の食事内容を知ることで、食生活チェック表を用いて、主食、主菜、副菜で何を食べているかをチェックします。主食は種類だけでなく、1日に食べている分量も聞いています。主菜、副菜などは1週間で食べる分量を聞いています。

一般的な食生活のチェックというと、1週間分のメニューを書き出してもらい、それに使われている食材のエネルギー量や内容成分(ビタミン、ミネラル、食物繊維など)から、1週間に摂った栄養素を計算して、これを7で割って、1日分の摂取栄養素を計算します。

それが標準的とされる栄養素の量と比較して、多い、少ないを判定します。そして、不足している分の栄養素を示して、それを摂るためには何を、どれくらい食べればよいかを示します。その示されたものを食べれば、栄養素が足りているということになります。

多くの栄養調査が、この方法で、厚生労働省の国民健康・栄養調査も、2万人ほどの対象で1週間のメニューを聞き出して、その傾向を国民全体(成人人口約1億人)の栄養状態として発表しています。

私たちが採用している食生活チェック表による摂取栄養素の把握は、そんな面倒なことはしていません。1週間分のおかずの摂取回数から不足しているもの、摂りすぎのものを把握して、それぞれの人の理想と考えられる摂取回数に、できるところから変えていくように指導しているだけです。国民健康・栄養調査をはじめとした栄養調査では、大変な労力をかけて、食の傾向を把握していますが、それなら初めから傾向を聞き出そうというのが食生活チェック表です。

食生活チェック表を用いて、アドバイスをするときには、初めから指導するようなことはしていません。まずはチェックをして見て、自分の食生活について、どのように感じたかを話してもらいます。その話してもらったことは、結果をみて指導しようと思っていることと、ほぼ合っています。

チェックをしながら、この食品は食べていないけれど、回数が示してあるということは食べたほうがよいということだろうと感じます。少ない回数にチェックして、それ以上の回数が示してあると、もっと食べたほうがよいということに気づきます。そして、最も多いところにチェックしたとすると、減らしたほうがよいだろうと気づきます。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

日本の健康保険は、世界に誇るべき皆保険制度です。アメリカの健康保険制度は、基本的には個人が民間の健康保険を購入する民間医療保険制度で、公的な医療保険制度はメディケア(高齢者と障害者向け)とメディケイド(低所得者向け)だけです。保有する保険によって利用できる保険の割合が異なっています。

アメリカは日本に比べて医療費が高く、そのために医療保険料も高く、アメリカでは国民の7人に1人が無保険状態になっています。医療費は一般の初診料だけで150〜300ドル(1ドルが135円の計算で2万〜4万円)、専門医の受診で200〜500ドル(2万7000〜6万7500円)かかります。

入院した場合の室料だけでも1日に2000〜3000ドル(27万〜40万円)かかります。よく例にあげられる急性虫垂炎(盲腸)の手術(1日入院)では1万ドル(135万円)にもなります。

こんなにも自己負担ができないことから民間保険をかけているわけですが、1人あたりの1年間の医療保険料は300〜500ドル(36万〜60万円)にもなっています。低所得であってもメディケイドの範囲でなければ、保険料が安くなることはありません。

これに比べると日本は健康保険料が高くなってきたといっても、まだ低価格であって、支払いが出来高払い方式であって、入院期間が長くされる、医薬品を多く出されるという状態であっても支払いが無理だという人は少なくなっています。というのは、高額医療費制度があり、自己負担額が高額にかかった場合には払い戻しが受けられます。

こういった手厚い制度であることから、予防への意識が低く、予防に取り組まなかった結果、年齢を重ねるにつれて医療費が多くかかるという状態になっているのです。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

1日に食事(飲食)によって摂るべきエネルギー量を知るための計算式を前回紹介しましたが、これよりも実際に食べている量が多かったら食事量を減らすようにするのが基本となります。しかし、健康の維持のために多くのエネルギーを作り出すことを考えたら、食事の量は維持したまま、運動をして余分に摂ったエネルギー源をエネルギー化することが重要になります。

これに対して食べている量が少なかった場合には、食事量を増やすこととなりますが、筋肉量を増やして、体脂肪はあまり増やさないようにすることが大切です。そのためには必須アミノ酸のバランスがよい良質なたんぱく質である肉、魚、卵、牛乳・乳製品、大豆・大豆製品を摂るようにします。(「整えるダイエット8」で紹介)

やせることが目的のダイエットでは体脂肪を減らす方法が重視されますが、これとは逆に太ることを目的としている場合には、体脂肪を増やす方法、少なくとも体脂肪が減らないようにする必要があります。

体脂肪の割合はBMIによって計算されます。BMI(Body Mass Index)は体重と身長の関係から算出されるヒトの肥満度を表す体格指数で、標準体格指数(最も病気が少ない割合)は日本人の場合には22とされています。

「体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)」で計算することができます。体重が60kg、身長が165cmの場合には「60÷1.65÷1.65=22.038」になり、ほぼ標準体格指数と一致します。

肥満にならないようにするも大事なことですが、年齢を重ねていくと筋肉がつきにくくなるだけに、「やせ」の範囲にならないようすることも大事になってきます。

BMIによる判定基準(日本肥満学会基準)
18.5未満        やせ
18.5以上~25未満  普通
25以上~30未満    肥満(1度)
30以上~35未満    肥満(2度)
35以上~40未満    肥満(3度)
40以上         肥満(4度)

(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

スイーツのブームの始まりを何にするのかについては意見の違いもあるのですが、1977年(昭和52年)のマリオンクレープをあげる人が多いようです。その当時は東京の大学に進学していて、原宿の竹下通りを歩いて通っている同窓生がいたことから、マリオンクレープというクレープ屋ができたという話を聞いて、さっそく駆けつけました。

のちに20年間、原宿の住人として竹下通りを毎日のように歩くことになって、マリオンクレープの前を通るたびに、そのときのことを思い出していたものです。昭和の時代は、原宿発のスイーツが生まれましたが、クレープを超えるものが登場するのは平成になってからです。

1990年(平成2年)にティラミスが登場してから、1991年(平成3年)にクレーム・ブリュレ、1992年(平成4年)にタピオカ、1993年(平成5年)にナタデココ、1994年(平成6年)にパンナコッタ、1997年(平成9年)にベルギーワッフル、1999年(平成11年)に生チョコレートが登場して、そのたびに新たな素材を使った新作スイーツを楽しむことができました。

この大ブームに比べたら、2000年代は小ブームの連続で、これは青山の住民として経験してきました。2002年(平成14年)にはマンゴープリン、2004年(平成16年)は堂島ロール、2005年(平成17年)はマカロン、2006年(平成18年)はクリスピー・クリーム・ドーナツ、2007年(平成19年)はバウムクーヘン、生キャラメル、ラスク、2011年(平成23年)にはパンケーキ、2014年(平成26年)にはかき氷と続きます。

ナタデココのように一過性で終わったブームもありましたが、タピオカは形を変えて第3波まで発生しています。第1次のタピオカブームはココナツミルクにタピオカを加えたものでしたが、2008年(平成20年)の第2次ブーム、2018年(平成30年)の第3次ブームはタピオカドリンクでした。

今回のテーマの高級生食パンをスイーツの範疇に入れてよいのかという議論があるところですが、高級生食パンは生クリーム、牛乳、はちみつ、砂糖などを使っていて、これはスイーツに違いない、そろそろブームが終了して次のスイーツブームが起こるのではないか、と期待する声があるのも事実です。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

ダイエットについて、わかりやすいように説明するときには図を多用します。図で描けることには限界があって、目に見えるものなら筋肉でも脂肪でも簡単に説明できます。そのために、説明する側(教える側)がイメージしたことは見る側(習う側)と大きくは違ってはいません。

それに対して目に見えないものはイメージ図で描くしかなくて、説明する側がイメージしたことを、そのまま見る側が理解してくれるとは限りません。見えないといっても肉眼で見えないだけで顕微鏡のレベル、電子顕微鏡のレベルになれば画像として示すことは可能です。では、画像を、そのまま示せば理解してもらえるのかというと、現物よりもイメージ図のほうがわかりやすいというのは普通にあることです。

目に見えないものというと精神世界や霊的な世界、生命エネルギーがあげられることがあります。ダイエットに関わることは精神的な根性、やる気といったことではないのですが、食べ物のエネルギー源(糖質、脂質、たんぱく質)を細胞のミトコンドリアの中でエネルギー化するときには、プラスとマイナスの電子のやり取り、イオンの変化による生化学反応であるので、これは目で見えることではありません。

全身の細胞の中で起こっているエネルギー代謝も、作り出されたエネルギーを使って、必要なものを作り出すことも目で見えることではありません。細胞内の生化学反応を促進する酵素も、その酵素の働きを進めるために必要な補酵素も、タンパク質であるので微小レベルで見ることはできても、生化学反応そのものは見ることができません。

活性酸素は酸素からマイナス電子が一つ欠けたものなので、酸素との違いは目で見ることはできません。活性酸素が体内の細胞を酸化させることも見えなければ、マイナス電子を与えて酸化を防ぐ抗酸化成分の作用も見ることができません。

だから、そのイメージを、どれだけわかりやすく伝えられるか、理解のためにわかりやすいたとえ話ができるかが、見えない世界を伝えるときには大切になってくるのです。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

広く健康に関わる記念日について紹介します。

9月6日 霧島酒造が、く(9)ろ(6)の語呂合わせで「黒霧島の日」と制定。大口酒造が、く(9)ろ(6)の語呂合わせで「黒の日」と制定。春日井製菓販売が黒(96)の語呂合わせで「黒あめの日」と制定。ミツカンが黒(96)の語呂合わせで「黒酢の日」と制定。菊池食品工業(東京都板橋区)が黒(96)の語呂合わせで「黒豆の日」と制定。青森県黒にんにく協会が黒の語呂合わせで「黒にんにくの日」と制定。モンデリーズ・ジャパンがク(9)ロ(6)レッツの語呂合わせで「クロレッツの日」と制定。中沢乳業がク(9)リーム(6)の語呂合わせで「生クリームの日」と制定。浅田飴が固形浅田飴ク(9)ール(6)Sの語呂合わせで「浅田飴の日」と制定。澤田屋(山梨県甲府市)が、く(9)ろ(6)の語呂合わせで「甲斐の銘菓くろ玉の日」と制定。サン・クロレラがク(9)ロ(6)レラの語呂合わせで「クロレラの日」と制定。鹿児島黒牛黒豚銘柄販売促進協議会が黒(96)の語呂合わせで「鹿児島黒牛・黒豚の日」と制定。日本海(島根県出雲市)が9月はのどぐろ漁が始まる時期で、ぐ(9)ろ(6)の語呂合わせで「のどぐろ感謝の日」と制定。大平きのこ研究所(埼玉県飯能市)が黒舞茸のく(9)ろ(6)の語呂合わせで「黒舞茸の日」と制定。有楽製菓(東京都小平市)がブラックサンダーにちなんで黒=く(9)ろ(6)の語呂合わせで「ブラックサンダーの日」と制定。養命酒製造のクロモジ研究会がク(9)ロ(6)モジの語呂合わせで「クロモジの日」と制定。中沢乳業(東京都港区)がク(9)リーム(6)の語呂合わせで「生クリームの日」と制定。毎月6日は「メロンの日」(全国メロンサミットinほこた開催実行委員会)、「手巻きロールケーキの日」(モンテール)、「手巻きロールの日」(モンテール)。

9月7日 パール(東京都江東区)がク(9)リーナ(7)ーの語呂合わせで「クリーナーの日」と制定。毎月7日は「生パスタの日」(全国製麺協同組合連合会)。

9月8日 日本リカバリー協会が休(9)養(8)の語呂合わせで「休養の日」と制定。丸善ジュンク堂書店が丸善の創業者の早矢仕有的が考案したハヤシライスにちなんで早矢仕の誕生日を「ハヤシの日」と制定。お茶村(福岡県八女市)が桑(98)の語呂合わせで「桑の日」と制定。毎月8日は「生パスタの日」(全国製麺協同組合連合会)

9月9日 厚生労働省が救(9)急(9)の語呂合わせで「救急の日」に制定。森永製菓が親子で調理をする楽しさの普及のために、く(9)っく(9)の語呂合わせで「親子でCOOK(くっく)の日」と制定。ヒラオ(大阪府寝屋川市)が燻製をモク(9)モク(9)の語呂合わせで「日本の食文化・燻製(スモーク)の日」と制定。みなと子ども食堂とノーペコラボ(電通)が、お腹が空いたときになる音のグー(9)グー(9)から「グーグーの日」と制定。ジャパンフリトレー(茨城県古河市)がPOPを左右反転させた鏡文字が909に見えることから「ポップコーンの日」と制定。東海漬物(愛知県豊橋市)が、きゅうりの9とキューちゃんの9の語呂合わせで「きゅうりのキューちゃんの日」と制定。ベターホーム協会が食べ物を捨てないん(9)残さないん(9)の語呂合わせで「食べ物を大切にする日」と制定。モンテールがクルクル、キュッキュッとロールケーキを手で巻いたイメージとロールケーキが9の字に見えることから「秋のロールケーキの日」と制定。スギヨ(石川県七尾市)がクルクルの語呂合わせで「手巻寿司の日」と制定。スポーツリパブリック(東京都港区)がアスリートの健康的な美脚に注目してもらうことを目的として9(キュッ)と99が脚の形に似ていることから「健康美脚の日」と制定。毎月9日は「クレープの日」(モンテール)。

9月10日 資生堂がコエンザイムQ10の普及のために9(キュー)10(テン)の語呂合わせで「キューテン(Q10)の日」と制定。赤穂化成(兵庫県赤穂市)が苦汁(くじゅう=910)の語呂合わせで「苦汁(にがり)の日」と制定。仙台牛たん振興会が牛(9)たん=テン(10)の語呂合わせで「牛たんの日」と制定。猪飼弓具店(大阪府大阪市)が弓(9)道(10)の語呂合わせで「弓道の日」と制定。毎月10日は「糖化の日」(AGE測定推進協会)、「パンケーキの日」(日本ハム)、「コッペパンの日」(全日本丸十パン商工業協同組合)、「アメリカンフライドポテトの日」(米国ポテト協会)。

9月11日 明治がアミノ酸のうち9種類が必須アミノ酸、11種類が非必須アミノ酸であることから「たんぱく質の日」制定。毎月11日は「めんの日」(全国製麺協同組合連合会)、「ロールちゃんの日」(山崎製パン)、「ダブルソフトの日」(山崎製パン)。

9月12日 洋菓子のサンエール(広島市)が1966年9月12日に広島県の県木がモミジに決定したことにちなんで「秋のメープルもみじの日」と制定。毎月12日は「育児の日」神戸新聞社)。

1日に必要な摂取エネルギー量を計算したら、現在の自分の食べている量が、それに比べて多いのか、それとも少ないのかを確認して、食事を減らすのか、逆に増やすのかを考えるようにします。

まずは、自分が食べている分量を100kcalに当てはめていきます。主食ではご飯を茶碗に2杯食べていたら200kcal、パンは5枚切りで1枚なら200kcal、麺類は1食分(1玉)なら300kcalとなって、主食だけで700kcalとなります。

主菜では肉は2切れで200kcal、魚は1切れで100kcal、卵は1個で100kcal、豆腐は1丁で200kcalで600kcalとなります。副菜はサラダや小鉢、味噌汁は1つが25kcalで1日に100kcal、牛乳はグラス1杯で100kcal、果物は1個で100kcal、このほかに油は調理に使われている分が100kcalで400kcalとなります。

追加で1日に菓子を100kcal分を食べていると、これで合計は1800kcalとなります。1日の摂取エネルギー量の計算で1700kcalだったとすると、100kcalを摂りすぎていることになります。菓子を2回、食べていれば、200kcalの摂りすぎになります。

摂取エネルギー量だけが合っていればよいわけではなくて、バランスも重要です。理想的な100kcal単位の食品のバランスは、それぞれの摂取エネルギー量に合わせて作ってあります。200kcalが多いなら、バランス表を見ながら、何を減らせばよいのかを考えていきます。

理想的には、3食以外に食べる間食(嗜好品)を削って、それから理想的なバランスに合わせるようにすればよいわけです。それでは大きく食べる内容を大きく変えなければならないとすると、長続きしにくくなります。それで100kcalの食品を他のものと変えて、だんだんと理想に近づけていくようにします。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)