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そこが知りたい43 免疫細胞のエネルギー源
生きている人間は腐ることはありません。その当たり前のことが保たれているのは免疫細胞の働きのおかげです。免疫細胞は人間にとって害となる病原菌やがん細胞などを処理していく役割をしていますが、その働きは年齢が進むにつれて低下していきます。 免疫機能は20歳代がピークで、40歳代では半分に低下して、高齢者の仲間入りをする65歳では30%、後期高齢者になる75歳では20%にも低下するとの報告もあります
京都の言い回し7 独創的な発想の表現
京都人の気質といえば「進取の気風」が、あまりにも有名です。従来の習わしにとらわれることなく、積極的に新しい物事に果敢に取り組んでいこうとする性質のことです。他の地域にないわけではないものの、特に京都人は突出していると言われます。 言い換えると独創的な発想と行動ということになります。これを英語で表すと「original mind」と表現されます。オリジナルマインドは、健康づくりのキーワードの一
発達栄養学25 セロトニン不足による学習障害
発達障害の学習障害は、自閉症スペクトラム障害、注意欠陥・多動性障害と並ぶ三大発達障害とされています。 自閉症スペクトラム障害と注意欠陥・多動性障害については、脳のセロトニン不足が影響していることは前に紹介しましたが、学習障害についてもセロトニン不足の影響が指摘されています。 セロトニンは脳内の神経伝達物質で、ドーパミン、アドレナリンを制御して精神を安定させる働きがあります。また、セロト
1月17日の記念日
「おむすびの日」米穀安定供給確保支援機構(東京都中央区)が阪神淡路大震災でおむすびの炊き出しが喜ばれたことから震災発生の1月17日を制定。 毎月17日:「減塩の日」(日本高血圧学会)、「いなりの日」(みすずコーポレーション)、「国産なす消費拡大の日」(冬春なす主産県協議会)、「森のたまごの日」(イセ食品)
日々修行140 原宿に住んでの学び
新潟県の漁師町の出雲崎町で生まれ、その後は小学3年生まで山奥で暮らした自分としては、上京して大学に通うようになってからも、きっと都会には馴染まないのだろうなと感じていたものです。 大学で知り合った原宿の自宅から通ってきている同期は、都会生まれそのものの雰囲気があり、初めて竹下通りにつれていってもらったときも、原宿駅を出た途端に足が止まるような感覚がありました。 その原宿に住むことになり
業苦楽3 自業苦の苦しみ
浄土真宗の宗祖の親鸞聖人の教えの中に「地獄」という言葉は出てこない、というか地獄の概念がなくて、別の文字で表現されています。それは「自業苦」(じごく)です。 自業は自業自得の前の部分のことで、自分が行ってきたことによって苦しむのは「自業苦」だとされています。 他の人よりもよい生活をしている人が今の生活を崩したくない、もっとよい生活をしたいと望み、それがかなえられないこと、思ったよりも歩
カルシウム代謝9 カルシウムダイエットのメカニズム2
カルシウムを摂取することでダイエットができるメカニズムについて前回(カルシウム代謝8)紹介して、カルシウムを多く摂ることでダイエットができるということを主張している専門家がいる、ということを書きました。 そのメカニズムについての詳細は前回の文を見てほしいのですが、カルシウムが不足すると肝臓で脂肪酸を合成する酵素が働き、太ってしまうことになるという説明をしました。 それについては多くが認
1月16日の記念日
「囲炉裏の日」囲炉裏の愛好家が、い(1)い(1)炉(6)の語呂合わせで制定。 毎月16日:「十六茶の日」(アサヒ飲料)、「トロの日」(カッパ・クリエイト)
日々修行139 沖縄に絡んでの修行
今回のお題の「沖縄に絡んでの修行」は、沖縄で特別の修行をしたということではなくて、あくまで“絡んで”のことです。これは前回(日々修行130)のテレビ業界の「誰かの意図」でのことで、意図を受けて沖縄に関連する番組づくりを私もしていました。 表向きの番組内容は沖縄の観光や文化で、情報番組の一部に定期的に沖縄のネタを入れていました。“表向き”ということはテレビ局(民放全国キー局)の担当者も知らない
そこが知りたい42 高血圧対策のナトカリ比
血圧を上昇させる作用があるのはナトリウム、逆に血圧を降下させるのはカリウムということは今では普通に知られていることです。 従来は、なるべくナトリウムの摂取量を減らして、カリウムの摂取量を増やすことがすすめられていましたが、実は明確な数値が示されています。 それは日本高血圧学会による「尿ナトカリ比」(尿ナトリウム/カリウム比)で、健常な日本人の尿ナトカリ比の至適目標として「2未満」、実現





