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偽る脳力74 時間が短くても体脂肪が減少

運動をやり慣れていない人は、同じだけの運動をしても、運動をし慣れている人に比べると酸素を取り込んで有効活用する能力が低くなっています。また、運動をし慣れた人に比べると、同じ負荷の運動であっても最大酸素摂取量が高まりにくくなっています。 ただ、長く運動をすればよいというのは間違いだということを伝えたくて、「運動は時間だけでなく質」ということを言うようにしています。 最大酸素摂取量は、1分


偽る脳力73 太ることもダイエット

ダイエットの意味を正しく知ると、最も健康を維持できる状態になることを目指すべきだということがわかってきますが、臨床栄養の世界では依頼のほとんどは体脂肪を減らすことであるので、「ダイエット=やせること」は間違いではないような感じがしてきます。 厚生労働省が特定健診・特定保健指導としてメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)対策を打ち出したときに、食事と運動によって内臓脂肪を減らすことを健康づ


偽る脳力72 運動直後の入浴で脂肪代謝が低下

効果的なダイエットはメディアが好むテーマで、メディカルダイエットは「やせるためのダイエットではない」と主張し続けていても、要望されるのは体脂肪を減らす方法がほとんどです。私が手がけたテレビ番組の中では食品による健康情報と並んで、実績としてあげられる多くはダイエットネタです。 物知りの塾講師が初耳だという情報は放送され、知っていたらボツになるというテレビ番組で、私の提供した情報が初めて放送され


偽る脳力71 代謝低下は代謝促進成分の不足が原因

同じ食事量、同じ運動量にしていても、年齢を重ねていくと徐々に太っていくのは代謝が低下するためです。これは加齢の当たり前の出来事で、これを改善するには食事を減らすか運動を増やすしかない、というのが一般的な認識かもしれません。 しかし、なぜ代謝が低下するのかがわかれば、食生活を変えずに、運動も変えずに身体を若い状態に戻していくことも可能です。 その役割をしているのは代謝促進成分のL‐カルニ


6月29日の記念日

「佃煮の日」全国調理食品工業協同組合が佃煮発祥の地の東京佃島の守り神の住吉神社の大祭の6月29日にちなんで制定。 「夢中でトレーニングの日」JR東日本スポーツが夢(6)中でトレーニン(2)グ(9)の語呂合わせで制定。 毎月29日:「ふくの日」(日本アクセス)、「クレープの日」(モンテール)、「Piknikの日」(森永乳業)、「肉の日」(都道府県食肉消費者対策協議会)


セカンドステージ15 セカンドライフとセカンドステージ

セカンドステージをテーマに掲げた法人の認証を所管する役所に申請したときに、「設立の目的は退職者の再就職の斡旋か」という質問がありました。 セカンドステージはネット内の辞書の中には“第二の人生”“余生”といった説明がされているものがあり、これが初めに出てくることが多いことから、そのような質問があることも想定していました。 第二の人生は定年後の第二期を意味することもあるのですが、第二の人生


健康思想2 健康思想家という生き方

今回の表題には「生き方」とありますが、思想という用語には似合わないという声があるのは承知しています。思想家と並んで使われることが多い哲学者という言葉を説明するときには「人生の生き方」がよく使われます。 「人間は何のために生きるのか」ということは哲学者と呼ばれる方々が繰り返し発してきた言葉で、生き方を考え、提言するのが哲学の範疇です。何が正しいのかを明らかにして、その通りに実践するのが最良の方


6月28日の記念日

「パフェの日」パフェに使われるフルーツの出回り時期が6月で、パーフェクトゲームがプロ野球史上初めて達成された1950年6月28日にちなんでパフェ愛好家が制定。 「JAZZりんごの日」T&GJapan(東京都品川区)がニュージーランド産のJAZZりんごが初めて日本に輸入された2011年6月28日にちなんで制定。 毎月28日:「にわとりの日」(日本養鶏協会)、「ニワトリの日」(都道府県食肉


身体年齢測定9 身体年齢と体内年齢の関係

体内年齢は体組成計を使って測定した代謝能力を年齢として表示するもので、その中心となっているのは筋肉量です。筋肉はエネルギー代謝が多く、筋肉量は20歳をピークにして年齢を重ねるほど減少していきます。筋肉の割合が高いほど年齢的に若いという想定のもとに年齢を計算しています。 このことは体組成計を開発した会社の会長から直接聞きました。筋肉量は若さの証明ではあるものの、筋肉と体脂肪、骨などの量から筋肉


奇跡の軌跡16 2002年から始まった広報戦略

テレビ業界との付き合いは、音楽や健康食品から始まったものの、唯一の情報発信源ではなかったことから、深い付き合いではありませんでした。それが急に近づき、健康関連の番組に深く関わるようになったきっかけは、納豆の広報活動からでした。 2002年は納豆の記事が新聞、雑誌に頻繁に取り上げられ、テレビ番組でも特集が組まれるほどのヒットのスタートの年です。納豆の広報は、それまで大手広告代理店が担っていたの