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理想実現のための代謝促進3 体脂肪の蓄積は“もったいない”
体脂肪(脂肪細胞に蓄積された脂肪)を減らしたい人もいれば、体脂肪を減らすことよりも筋肉をつけることを優先さえたいという人もいます。体脂肪を減らすことは、食事の摂取量を減らせば簡単に達成できます。脂肪を減らしたいからといって食事で摂る脂肪を減らすのではなく、全体の摂取エネルギー量を減らすことによって希望がかなえられるようになります。体脂肪が増える原因は全体のエネルギー摂取量が過剰になっているからです
ツイン・ウォーク48 2人で歩くメリット
ウォーキングによる健康効果を高める方法として、一定の速度を保つこと、できることなら普段の速度よりも少し早く歩くことがすすめられます。長く歩いていて、疲れてくると自然とスピードが落ちていくものですが、それを防ぐためには1人ではなくて、2人で歩くようにすることです。 マラソンの場合には記録を狙うときには、つまり以前よりも速く走るときにはペースメーカーがつけられます。走るわけではないのですが、歩く
発達支援推進45 運動が苦手な子どもの判断
発達障害ではないのに、発達障害に勘違いされることがあります。その一つに発達性協調運動障害があげられます。発達性協調運動障害は「脳性まひや神経や筋肉の病気など、何らかの診断名がついていないにも関わらず、日常生活に支障が出るほどの不器用さがある状態」を指しています。極端な不器用状態で、靴の紐が結べない、平らなところでも転ぶ、階段が上り下りできない、ということが起こります。 発達性協調運動障害があ
あくまでも噂話107「価格を決定する権利の変化」
大手電機会社が販売価格を、販売店ではなくて、製造する会社が決定する商品を20%に増やすということが報道されました。電機製品の価格は販売店が決めるのが、これまでの常識で、店によって販売価格が違うので、少しでも安く買おうとしたら複数の店舗を回る、ネット通販でも比較できるだけ比較するということが当たり前のことでした。 このことがテレビのニュースで取り上げられたときに、「あの会社だから可能なこと」と
記念日4月11日〜20日
広く健康に関わる記念日について紹介します。 4月11日 カルビーが、し(4)っかりいい(11)朝食の語呂合わせで「しっかりいい朝食の日」と制定。毎月11日は「めんの日」(全国製麺協同組合連合会)、「ロールちゃんの日」(山崎製パン)、「ダブルソフトの日」(山崎製パン)。 4月12日 パン食普及協議会が日本で初めてパンのようなものが焼かれた1842年4月12日にちなんで「パンの記念日」と制
健康食品の法規制24 健康食品の規制が他の規制にも使われる
健康食品の表示の法規制は、あくまで健康食品に対する規制として作られ、運営されてきました。そのことは今も変わりはないのですが、取り締まりのための通知の内容が健康食品以外の表示の規制にも使われています。 一つは一般の食品の規制で、機能性表示食品制度が始まり、一般の食品も機能性表示食品として消費者庁に届け出して販売できるようになったことから、食品の表示も厳しく見られるようになりました。機能性表示食
代謝と高中性脂肪血症5 高中性脂肪血症の危険性
血液中の中性脂肪値の高さと動脈硬化の危険性は、民族による違いがあります。 中性脂肪値と虚血性心疾患の死亡率の関係性を日本人とアメリカ人で比較すると、100mg/dlの危険度を基準の1としたとき、日本人では140mg/dlで2倍、180mg/dlで3倍、250mg/dlで5倍となります。アメリカ人は250mg/dlでは1.7倍と日本人のほうが中性脂肪値の上昇による虚血性心疾患の危険度が非常に高くな
母子の栄養15 完全栄養の意味
“完全栄養”という言葉があります。その食品に含まれている栄養素だけを摂っていれば生きていける食品を指しているのですが、人間にとって、そのような便利な食品は存在していません。猿から進化してピテカントロプス(ジャワ原人または直立原人)になったときに、食べられるものの種類が変わって、完全栄養の食品はなくなりました。 動物は一定の食品を食べるだけでも生命維持をすることができますが、人間は何でも食べな
“おしゃか”にならないために
「おしゃかになる」というのは、使い物にならなくなる、出来損ないになる、駄目になるという意味があって、漢字では「お釈迦になる」と書かれます。この“お釈迦”は、お釈迦様、つまりブッダを指していて、仏教を広めた偉大な存在が使い物にならないというのは、なんとも奇妙な感じがして、由来を探ってきました。 幼いころは、母の実家の寺(新潟県出雲崎町)に親元を離れて暮らしていたのですが、私の誕生日(4月8日)
代謝と高中性脂肪血症4 動脈硬化の危険因子
中性脂肪の数値が正常範囲を超えても、すぐに身体に悪影響が出るわけではありません。しかし、血液中の中性脂肪が増加した状態が長く続くと、動脈硬化のリスクが高まります。 このことが高中性脂肪血症の危険性を高めていくわけですが、なかなか気づかないために、対応が遅れ、エネルギー量が高い脂肪の摂取を続けてしまうことになります。 脂肪のエネルギー量は1gあたり約9kcalで、糖質は約4kcalなので、2





