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サプリ概論208 注意力の精度を高める機能性表示食品
ホップというとビールの苦味の成分となっているアサ科のツル性植物で、ビールの原料となっているのはホップの受粉前の雌株の毬果です。 このホップを熟成させた苦味酸は注意力の精度を向上させる機能があるとのことで、機能性表示食品に使われています。集中力はストレス社会を生き抜くためには欠かせないもので、それが機能性表示食品を摂ることで高まるならと期待も高まるところです。どのような機能が実際にあるのか、どんな
Medical Diet129 女子レスラーの体脂肪減少の運動
日本メディカルダイエット支援機構のメディカルダイエットは、運動と食事、運動と入浴、食事と入浴の組み合わせによるエネルギー代謝コントロールですが、これはタイミングダイエットとも呼ばれています。その始まりはアマチュアレスリングの女子国際チームの体重コントロールの指導に加わったのがきっかけでした。そのときのチームには運動科学、栄養学の専門家がいたので、その両方は封印して、自律神経調整による体脂肪のコント
あくまでも噂話66「コロナ禍の健康影響のデータが発表されない」
新型コロナウイルス感染症のために外出自粛、運動不足、家にいる時間の長さによる食べすぎ・飲みすぎ、通院機会や健康診断の減少など、健康面では着実に悪い影響を受けています。その結果を知って、低下の度合いが大きければ、それだけ回復させるための活動も強化しなければならないということは、これまでにも主張してきました。それに共感して、一緒に活動しようという人も増えてきました。 ところが、その活動に勢いがついて
エネルギー代謝23 EPOC効果を高めるL‐カルニチン
最大酸素摂取量の60%の強度の有酸素運動をすることで、運動後の脂肪代謝を高めることができるEPOC(excess post-exercise oxygen consumption)効果は、短時間だけのことではなくて、運動法によっては12時間も効果を高めることができることが研究によって明らかになってきています。 最大酸素摂取量は全力で運動したときに体内に取り込む酸素量のことですが、その60%という
脳の健康寿命102 高血圧はサイレントキラー
高血圧であっても、血圧が徐々に上がっているときには、これといった症状はみられません。高血圧であるからといって、それだけで死につながるようなことはないものの、高血圧はさまざまな病気を引き起こす原因となっています。 高血圧になると血管が硬くなり、血管の内径が狭くなる動脈硬化になりやすく、心疾患(狭心症、心筋梗塞など)や脳血管疾患(脳出血、脳梗塞など)の危険因子となります。そのため、高血圧は「サイレン
発達栄養55 自律神経調整による腸機能の改善2
自律神経の調整は、よく自動車のアクセルとブレーキにたとえられます。アクセルに当たるのが交感神経で、主に興奮作用を担っています。ブレーキに当たるのが副交感神経で、興奮しすぎた臓器などを抑え、心身ともに抑制する働きがあります。 交感神経は身体を活動的にさせるものであるので、分泌や収縮は盛んにさせる働きをするのが原則となっています。ところが、胃と腸は逆に副交感神経によって盛んになっています。そして、交
サプリ概論207 骨密度を高める機能性表示食品
骨密度を高める健康食品というと、骨粗鬆症の予防ができる、これが機能性表示食品であれば骨粗鬆症が改善できることを期待してしまいがちですが、実際には予防効果もなければ、骨粗鬆症の治療効果もありません。あったとしても、これを表示して販売することは法律の規制があってできません。しかも誰にでも効果はあるわけではなくて、ある機能性表示食品を例にすると、「健康な閉経後の女性の骨密度を高める」という機能となってい
Medical Diet128 ストレッチしながらの深呼吸で自律神経調整
メディカルダイエットは、自律神経をコントロールすることによってエネルギー代謝をコントロールすることを基本としています。自律神経の交感神経は身体機能を亢進させる自動車のアクセルのような働きをしていて、副交感神経は身体機能を抑制させるブレーキのような働きをしています。交感神経の働きが盛んになると副交感神経の働きが抑えられ、それとは逆に副交感神経の働きが盛んになると交感神経の働きが抑えられるという関係に
あくまでも噂話65「健康食品の予防効果も法律違反」
健康食品は、あくまで食品であって、ある程度の効能効果(機能性)を表示できる特定保健用食品(トクホ)でも機能性表示食品でも、病名をあげて改善するということを表示することも口で伝えることも禁止されています。というのは、医薬品でないものが、医薬品と同じことを述べるのは法律(医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)で禁止されているからです。 長い名前なので、医薬品医療機器法や薬機法と略し
エネルギー代謝22 インターバル運動のEPOC効果
最大酸素摂取量の60%の強度の運動をすることで、運動後の脂肪代謝を高めることができるEPOC(excess post-exercise oxygen consumption)効果は有酸素運動だけでなく、無酸素運動による効果についても研究が進められています。有酸素運動と無酸素運動の、どちらに効果があるのかという研究で、脂肪代謝の割合、効果の継続時間が確かめられています。 有酸素運動では30〜60分





