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サプリ概論140 サプリメントと医薬品の相互作用を活用
医薬品とサプリメントの飲み合わせ辞典ともいえる「ナチュラルメディシン・データベース」があります。これはアメリカのNIHの資金補助で民間企業が完成させたもので、サプリメント成分と医薬品の“相互作用”が掲載されています。アメリカでは1600種類、日本対応版では1200種類ものサプリメント素材について、それぞれの医薬品とのバッティング(健康被害など)例が出ています。 NIHは国立衛生研究所と日本では訳
認定講習の諺もじり1「身から出たサービス」その1
講習の途中で、緊張感の高まりを解消するために余計な話をインサートすることがあります。普通に楽しい雰囲気にするだけなら、義父の薬学博士が認知症の徘徊の話をするときに、「徘徊といっても松尾芭蕉の俳諧とは違います」といった言葉もじりのギャグでもよいのですが、日本メディカルダイエット支援機構では、資格認定講習のときに特徴を示すために念の入った(熱意や配慮をもって作った)ギャグを繰り出しています。 その一
薄毛の体質でも何とかなる
高齢者は薄毛になるというのは、今から50年ほど前には当たり前のことでした。栄養状態が充分ではないこともあって、毛髪の衰えは今よりも早く訪れていました。今の高齢者は20年前に比べると10歳は若くなっているというのは、日本老年学会と日本老年医学会が75歳以上を高齢者とするように提言した根拠の一つになっています。 その時代の高齢者は、ほとんどが薄毛であったような印象がありますが、自分の家系の男性の毛髪
学習支援52 学習障害児の勉強の場
「学習障害児」と「勉強の場」というキーワードを組み合わせると、学習障害児を対象とした学習塾や放課後等デイサービスを思い浮かべる人が多いかと思います。その意味も含んでいるのですが、今回の話のテーマは別の意味合いです。教わるほうが発達障害の学習障害がある子どもというのは変わらないのですが、“教えながら学ぶ”ということで、学習障害児について勉強する場としての学習塾を指しています。 発達障害は子どもの1
Medical Diet69 やせるための食事前の甘いもの
甘いものを食べても太らないようにするためには、食べる量を減らして糖質に含まれるブドウ糖の摂取量を減らすか、太りにくいタイミングで摂るようにします。食事の前であっても後であっても、余計に甘いものを食べたら、その分のエネルギー量がプラスされて、太るようになるというように一般には考えられがちです。 ところが、甘いものを食べることで太りにくいどころか、逆にやせる方法もあります。それは食事の直前にブドウ糖
脳の健康寿命59 仕事人間から趣味人への変身
「仕事が趣味」という言葉は、仕事人間と呼ばれたり、趣味がない人がよく口にすることです。趣味を持つことは脳の機能を保つために役立つと以前から言われていて、定年退職後の長い期間を趣味もなしに過ごしていると脳の機能が衰える、年齢よりも早く認知症になりかねないというので、定年が近づいてから趣味づくりを始める人も少なくありません。 趣味を持つのはよいことであっても、やりたくもないことを始めてみても、なかな
サプリ概論139 医薬品と健康食品の同時摂取の効果
医薬品を飲んでいる患者が健康食品を摂っている例は少なくありません。医薬品を使うのは治療のためで、他のことのために健康食品ということなら普通のことです。例えば高血圧症の治療のために降圧剤を使っていて、糖尿病や脂質異常症の予防のために健康食品を使うということです。 ところが、実際に医薬品と健康食品を使っている人には、降圧剤と血圧を下げる作用がある特定保健用食品や機能性表示食品を摂っている、血糖降下剤
発達障害サポーター36 発達障害の“障害”に対応する食事
病気であれば、それを改善するための治療とともに食事療法が必要になります。糖尿病を例にすると厚生労働省の国民健康・栄養調査の結果では、日本の成人の10%が糖尿病、10%が糖尿病予備群とされています。成人の5人に1人が糖尿病か予備群という状態ですが、予備群は食事療法だけでも改善が可能です。糖尿病まで進行しても、医薬品(血糖降下剤)は食事療法をしていることを前提に使われます。食事療法で食べすぎを抑え、血
四つの茶筒の使い分け
4歳のときのことなので、半世紀の50年よりも前の63年も前の話ですが、すべての人に同じように対応するのではなくて、対応する人によって差をつけることがあるのを知りました。それを知ったのは、母親の実家の寺です。4つ違いの弟が生まれたときに、父が警察の駐在で、母も駐在所を手伝うことあることから2人の子どもを同時に育てることは困難だということから、小学校にあがる寸前まで母の実家に預けられていました。 お
四字熟語でコロナ後を考える21「勇名無実」
「有名無実」というのは、名前ばかりがあって実質が伴わないことを指す四字熟語です。あの人は立派である、とか、肩書きが凄いから人物も凄いと思われていても実は大したことがないということを示しています。肩書きが凄いと、その人も立派であると思い込むというのは肩書き社会ではありがちなことで、ついつい肩書きに騙されてしまうことにもなります。 肩書きジャンケンなるものがあって、別名は名刺ジャンケンともいうのです





