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サプリ概論145 補酵素となるビタミン様物質

ビタミンは少量で機能を発揮する必須栄養素で、体内で合成できないために食事から摂る必要があります。ビタミンと同じような働きをするものでも、体内で合成されるものはビタミン様物質と呼ばれます、この“様”は“よう”と読みます。ビタミンのような働きの物質という意味になります。 ビタミン様物質としては、コエンザイムQ10、L‐カルニチン、α‐リポ酸、コリン、イノシトール、オロト酸などがあげられます。体内で合


記念日4月19日〜25日

広く健康に関わる記念日について紹介します。 4月19日 JAあいち経済連西三河冬春きゅうり部会が良(4)い(1)きゅう(9)りの語呂合わせで「良いきゅうりの日」と制定。三基商事が食(4)育(19)の語呂合わせで「食育の日」と制定。子ども法人キッズカラー(東京都品川区)が保(フォー=4)、育(19)の語呂合わせで「みんなの保育の日」と制定。毎月19日は「食育の日」(食育推進会議)、「いいきゅうりの


認定講習の諺もじり4「絵に描いたモチベーション」その2

モチベーションの維持は資格認定講習には重要な要素で、モチベーションが継続していれば2〜3年ごとの資格の更新も行い、資格を活かして活動していこう、資格を看板にして自分の仕事に活かそうという人は増えていきます。 資格認定講習は開催するのは簡単でも、継続するのは難しいとされます。以前では多くの認定者がいたのに、“歯が抜けるように”というよりも“髪が抜けるように”、どんどんと減っていって、新たに認定者を


Medical Diet74 太るための飲酒

お酒を飲むと太るとされています。アルコールのエネルギー量は1g(1ml)あたり約7kcalで、糖質の約4kcal、たんぱく質の約4kcal、脂質の約9kcalと比較すると多めになっています。とはいっても、アルコールの場合は100%アルコールを指していて、日本酒やワインは15%ほどであるので、1gあたりでは1.35kcalとなります。日本酒1合は180gなので243kcalとなります。 ご飯は茶碗


学習支援54 法律による規制を学ぶ機会

“後出しマルチ”について言葉だけを出して、18歳以上の契約トラブルへの不安について前回書きましたが、これはネットワークビジネスとも呼ばれるマルチ商法で事実と異なる説明をさせて契約をすることを指しています。マルチ商法そのものは違法なことではなくて、勧誘の仕方や契約に導く方法が違法とされる例が目立っています。 マルチ商法の説明会に誘うときには、商品の購入やビジネスの説明であることを告げて、本人が納得


“偽”と“儲”の真意その2

人の為という言葉は実は“偽”になりかねないという前回の話に続いて、今回は“儲”いついて紹介します。 メディカルダイエットの講習では、一生懸命に話をすることを「信者になってもらうように伝える」という言葉を使って表現しています。ダイエットというと、やせている人、ダイエットに取り組んで成功している人、そしてダイエット法を教えている人を、まるで宗教の教祖のように信頼しきっている人も少なくありません。


サプリ概論144 代謝のための酵素は補酵素がないと働かない

体内には細胞が60兆個以上あって、それぞれの細胞にはエネルギー産生をするミトコンドリアがあります。ミトコンドリアで発生したエネルギーは、その細胞の中で酵素を用いて生化学反応を起こしています。体内の酵素の種類は3000個ほどとされています。酵素は細胞内に存在しているので、不足することはありません。しかし、働きやすい酵素と、そうでない酵素があります。これは酵素そのものに原因があるのではなくて、酵素の働


脳の健康寿命61 先生や会長と呼ばれる立場になる

趣味を持つことは脳の健康寿命を延ばすために大切なことであり、グループや団体の役職をすることで脳の機能を保つことができるという健康報告が相次いで、高齢者を対象とした団体が多く作られるようになりました。 これに参加するのはよいことであっても、他の人に従うだけ、面倒なことは他人任せで楽しければよいというだけでは、脳の健康寿命を積極的に延ばすことはできないようです。責任感を持つことが大切で、さらに敬われ


発達障害サポーター39 遺伝が原因とされるものの研究途中

発達障害の遺伝については注意欠陥・多動性障害では50〜80%、平均すると70%の発現率とされていると前回紹介しましたが、注意欠陥・多動性障害に関する特徴的な遺伝子は確認されていません。それなのに親から子どもに70%も遺伝すると考えられているのかというと、ドーパミン関連受容体とトランスポーター、セロトニン受容体とトランスポーター、シナプス関連蛋白関連遺伝子の関係性が研究によって明らかにされているから


Medical Diet73 やせるための昼食での脂肪抑制

夕食で脂肪を多く摂ると、脂肪が吸収されやすい時間帯で、しかも食事で摂った脂肪が肝臓で蓄積型の脂肪に合成されるときに使われるエネルギー量が少ないので、エネルギーロスが少ないことをあげて、前回は太ることを目的としている人のための脂肪摂取のタイミングについて紹介しました。 再確認の意味で触れておくと、食事で摂った脂肪が肝臓で蓄積のための中性脂肪に合成されるときには、似たようなものに変化させるだけなので