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ポストコロナ「鬼の片棒」1
コロナ後を考える連続コラムのテーマの「鬼の片棒」を見て、「鬼に金棒」の変換ミスでないかと思われるかもしれませんが、ちゃんと“鬼の”“片棒”と打ち込んでいます。「鬼に金棒」は素手でも最強の鬼は金棒を持ったら、もっと強くなって手に負えない状態になってしまうということで、優れた人にふさわしいものが加わると、一段と引き立つことを指しています。 今回はメインテーマの「鬼の片棒」ではなく、サブテーマの「鬼の
記念日12月7日〜13日
広く健康に関わる記念日について紹介します。 12月7日 紙芝居文化の会が国際交流を目指して創立日の2001年12月7日にちなんで「世界KAMISHIBAIの日」と制定。毎月7日は「生パスタの日」(全国製麺協同組合連合会)。 12月8日 過去の写真や思い出のアルバムを使って自分自身を発見することで本当の自分の幸せを見つけるアルバムセラピーの普及をする日本アルバムセラピー協会が設立記念日の2015
脳の健康寿命18 朝食抜きは禁止
ビタミンB₆とビタミンB₁₂は体内では12時間ほどしか保持されないために、朝食と夕食で摂る必要があり、少なくとも朝食を抜くようはことはしていけないというわけですが、朝食抜きがいけない理由は、これ以外にもあります。それは、脳の中でブドウ糖が保持される時間とも関係しています。 脳の唯一のエネルギー源はブドウ糖とされています。その理由ですが、三大エネルギー源の糖質、脂質、たんぱく質のうち血液脳関門を通
サプリ概論109 鉄は下痢の原因にもなる
サプリメントは不足する栄養成分を補うことを目的としているものですが、摂取量が多くなりすぎることによって過剰症が起こることがあります。そのため、許容上限量を超えないようにする必要があります。しかし、過剰症とは別に身体不調を起こすことがあります。その中でも目立って多いのが下痢や軟便です。 鉄は、エネルギー代謝の酵素の構成成分となるミネラルで、赤血球の色素成分であるヘモグロビンの成分として酸素の運搬、
学習支援11 学習障害の特性①識字障害8
文字を見るときには眼球を動かさずに直視するだけでは認識できる範囲が限られます。限られた範囲しか見ることができないと全体を把握しにくくなります。狭い範囲を見て覚え、それに続く文章は再び狭い範囲で見るということを繰り返していたら、なかなか全体を把握することは難しくなります。 これは現在のパソコンの文章ソフトの表示範囲と、初期のワードプロセッサーの表示範囲との比較で考えることができます。初期のワードプ
ポストコロナ「情けは自分のためならず」3
コロナ禍で厳しい状況になり、感染拡大が抑えられても少しも好転しないという人が多い中にあって、逆にコロナ禍で大きく伸びた業界もあります。人々の商売がうまく進むように手助けして、庶民の潤いがあって潤うという構造のはずの金融機関が、コロナ禍の2年近くが過ぎて振り返ってみたら大きな収益をあげていたという報道をみると、うまくいっている人に対する投資が成功をするという結果であったことを感じます。 金融機関と
運動後の入浴は脂肪代謝を低下させる
運動をしたあとの入浴は気持ちがよいもので、運動後の入浴をプログラムとしているフィットネスクラブもあります。しかし、運動の目的によっては入浴のタイミングは重要で、体脂肪を減少させるための方法もあれば、体脂肪を減らさないようにするための方法もあります。 脂肪をエネルギー化するためには、まずは脂肪(中性脂肪)を分解して脂肪酸にする必要があります。そのときに働くのが脂肪分解酵素のリパーゼです。リパーゼは
健康ウォーキング59 汗が出てきたら放熱させることで代謝は高まる
運動をして汗が出るのは筋肉が温まったことと、エネルギー代謝によって水が作り出された結果です。運動によって筋肉で作り出されるエネルギー量が増えて、体温が上昇するのは作り出されたエネルギーの半分ほどが体熱に使われるからです。筋肉が温まりすぎると脂肪分解酵素のリパーゼの活性が低下して、エネルギー効率が悪くなるので、筋肉を冷やすために汗が出てきます。 エネルギー代謝は細胞の中のミトコンドリアの中で行われ
発達栄養学211 体育、保健体育での食に関する指導・小学校5
文部科学省の「食に関する指導の手引」では教科ごとの食に関する指導を各論として掲載しています。ここでは体育、保健体育の小学校の食に関連する内容を前回に続いて紹介します。 (ウ)実践事例 ①単元名 「体の発育・発達」ア(ウ)体をよりよく発育・発達させるための生活 ②単元の目標 *体をよりよく発育・発達させるためには、適切な運動、調和のとれた食事、休養および睡眠が必要であることを理解できるよう
ポストコロナ「情けは自分のためならず」2
新型コロナウイルス感染症で大きなダメージを追った業界では、再びダメージを受けないように感染対策を講じるとともに、もしも再び大きな波が起こったときのことを考えて、今から準備をしておこうと動いています。それは新型コロナウイルス感染症に限らず、3〜5年ごとに発生すると予測されている他の感染症に対する備えでもあります。 そこまでのことはできないということから廃業、商売替えをした経営者も少なくありません。





