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脳の健康寿命58 糖質は必須ではないのか

脳の栄養源として必須脂肪酸のアラキドン酸があげられます。アラキドン酸は肉類(特にレバー)や魚介類、卵などに含まれていて、脳と身体の発達に必要不可欠な成分で、記憶力を向上させ、免疫機能を調整する効果が知られてから、アラキドン酸が使われたサプリメントが注目されるようになりました。ただ、アラキドン酸の研究は乳児の脳の研究から明らかになったもので、脳の健康寿命が気になる高齢者にとって、同じような結果が得ら


サプリ概論137 機能性の“うの字”がいらないと言われた時代

健康食品は以前は機能性食品という言葉を使って販売されていた時期があります。これは特に問題はないとされていたのですが、健康食品の分類として栄養機能食品が登場してから使いにくい雰囲気となり、機能性表示食品制度ができてからは、機能性表示食品として消費者庁に届出をしていないのに、届出が受理されていないのに、機能性表示食品と勘違いさせるような表示であるとして、なかなか使えない状態となりました。 以前の話で


発達障害児の疎外感の理解2

子どものときの親元を離れた母の実家の寺での生活、父の転勤に伴う転向続きで疎外感を感じたことを前回書きましたが、地域に根をおろした生活をしたことがなかったことから、今は移住先で疎外感を感じずに住むようになっています。といっても、移住後の疎外感を乗り越えられた、という話です。 小学校は親元から通うことになったものの、地域の複数の保育園と幼稚園から来た子どもたちばかりで、それぞれ派閥のようなグループで


四字熟語でコロナ後を考える20「失実合憲」

「しつじつごうけん」と打ち込んで変換キーを叩く(タッチする)と普通は「質実剛健」と変換されます。ところが、分割して打ち込むと、別の用語が出てくることがあります。そのパソコンで、以前に何を打ち込んでいたかによって変わってくるところですが、「失実」と「合憲」が出てきたときには、これこそ四字熟語でコロナ後を考えるというテーマに合っているのではないか、と思ったものです。 「質実剛健」は、飾り気がなく、中


Medical Diet66 太るための入浴温度

入浴をすると10分間の全身浴で、100kcalほどのエネルギー消費が起こると一般には言われています。一般に、というのは計算どおりにいかないことが多いことを指しているのですが、それぞれの人の代謝、体脂肪量などのほかに、最も大きく影響するのは入浴の温度です。入浴温度で切り替えているのは自律神経の交感神経と副交感神経の働きです。 女子レスリングの体重コントロールのチームに参加したときには、他は多くは栄


サプリ概論136 サプリメントなしに健康食品は効くのか

サプリメントは補助、補完、補充といった意味がある言葉で、英語のsupplementは通常の食事では不足する栄養素を補うものとされています。栄養素というとビタミン、ミネラルを思い浮かべるかもしれませんが、エネルギー源となる脂肪酸もアミノ酸も、そして以前は不要のものと考えられていた食物繊維も食事で不足するものとして認識されています。 日本の健康食品の分類では、栄養機能食品として指定されているビタミン


発達障害サポーター34 65〜74歳がサポートする社会

発達障害児と発達障害者の支援は、連続しています。法律的には発達障害児は18歳未満、発達障害者は18歳以上で、年齢が続いているだけでなくて、発達障害であることがわかった子どもの特性は、現れ方の強弱はあっても一生涯続きます。だから、支援も連続させる必要があるのですが、発達障害の支援というと、どうしても子どもが中心になりがちです。 支援施設も発達障害児のためのものですが、成人以降は同年代からの支援も期


発達障害児の疎外感の理解1

発達障害児の支援を行っていると、いかに発達障害がある子どもたちが疎外感を持って生きているのかがわかるだけでなく、その疎外感を家族にも感じていることがわかります。周囲の阻害から守ってあげる立場の保護者が、疎外感を感じさせることをしてはいけないとは思うものの、親が発達障害ではなかったとしても疎外感があり、それが子どもにも伝搬している例もあります。 子どもは親から離れることがなく、ずっと一緒に過ごして


学習支援50 早寝早起き朝ごはん

「早寝早起き朝ごはん」という標語を見聞きすると、健康づくりのためということを感じられることから主導するのは厚生労働省だと思われがちですが、文部科学省が「早寝早起き朝ごはん」全国協議会を立ち上げて、朝ごはんを食べる活動を進めています。つまり、学業のために朝ごはんが必要であるというのがコンセプトで、朝ごはんによって生活リズムを整え、脳も含めた身体の健康を図っていこうということです。 「早寝早起き朝ご


Medical Diet65 同じ食事量と同じ運動量で体脂肪をコントロール

やせることが健康の維持に必要であれば体脂肪を減らすようにする、逆に太る必要があるなら体脂肪を増やすようにするのが正しいダイエットであるとの認識をしています。この考えは、メディカルダイエットが、もともとは臨床栄養という病院の治療としての食事療法から始まったことと関係していますが、その手法として食事だけでなくて運動も組み合わせるようになったのは、女子レスリングの国際大会出場選手の体重コントロールのチー