最新情報

収益が得られない立場の監事を引き受ける理由

特定非営利活動法人(NPO法人)にも一般社団法人にも役員の中に監事が設けられています。監事は活動や金銭関係の監査をする立場なので、それぞれの法人の理事になることも職員になることも法人から収益を得ることもできません。そのようなことをすると公正に監事の役割ができなくなるからというのが法律の姿勢です。 ということで、これまで私は多くの法人の立ち上げに参加してきましたが、自分の特技や人脈を活かすことでは


学習支援42 ギフテッドへの支援体制

発達障害による学習障害は、脳の機能がバランスよく使われないために学習の理解が進まず、問題への回答が困難になっていることが指摘されています。そのために落ちこぼれが起こりやすいということだけでなく、高度な知的能力を持っているために授業が面白くない子どもの存在についても触れました。それはアメリカでは落ちこぼれ(drop out)に対して、吹きこぼれ(boil over)として認識されていて、特徴的な用語


発達障害サポーター23 メディカルダイエットが発達支援をする理由

発達障害児の支援というと、児童福祉法に基づく児童発達支援施設や放課後等デイサービスなどの専門施設で行われるものというイメージがあるのですが、その中で行われる支援は時間が限られています。これらの施設に発達障害がある子どもを預ければ、それで解決するという簡単なものではありません。施設にいられる時間は限られています。 学校の学習では、家庭での予習・復習が必要で、家庭での時間の代わりに放課後等デイサービ


Medical Diet49 朝食でたんぱく質を摂ろう

朝食は英語ではブレックファースト(breakfast)です。Breakは壊す、破るという意味で、何を破るのかというと断食です。夕食を食べたあと(中には夜食のあとという人も)何も食べない状態であったのを朝になって初めて口に入れて断食を終えるのがブレックファーストです。 空腹状態で食べたものは吸収率が高くなっています。これは普通の感覚でしょうが、エネルギー源の吸収率は種類によって異なっていて、時間に


脳の健康寿命49 糖尿病と認知症の関係

糖尿病になると認知症になりやすいというのは事実です。糖尿病は血管にダメージを与える病気で、血管の老化が進むために脳血管の血流が低下して、そのために脳を機能させるための酸素が充分に運ばれなくなります。脳細胞のエネルギー源になるのはブドウ糖で、これが脳細胞にあるエネルギー産生をする器官のミトコンドリアに取り込まれると、その中のTCA回路で酸素を用いてエネルギーが作り出されます。このエネルギーが脳細胞を


フードバンクで目指すオンリーワン

食品ロスの削減や貧困家庭支援としてフードバンクとフードドライブが広まっています。フードバンクとフードドライブの両方を実施しているところもあれば、フードバンクとフードドライブを混同しているところもありますが、原則的には企業や団体から食品の寄付を受けるのがフードバンク、個人から受けるのがフードドライブです。 コロナ禍を経験して、必要性は以前に増して高まっています。食品であれば、食べることができれば何


四字熟語でコロナ後を考える11「恩顧遅進」

以前に経験したことをもとにして、新たなことを進めていくことは、コロナ禍を経験して、これまでと同じ対策を繰り返していては解決にならないということを強く感じることになりました。これを表す四字熟語は「温故知新」で、よく使われるのは“古きをたずねて新しきを知る”という説明です。 「温故知新」は、以前学んだことや昔の事柄を調べ直し、考え直して、新しい道理や知識を探り当てることを指していますが、コロナ前の常


Medical Diet48 若いときのダイエット成功体験は役に立たないのか

ダイエットをしても失敗する人や、必要だとわかっていてもダイエットをしない人が、よく口にするのは「いつでもダイエットできる」という自信か過信かわからないような言葉です。「いつでも」という言葉が出るのは、過去にダイエットに成功した経験があり、それと同じ方法に励めば、以前と同じような結果が出ると考えているからです。 しかし、年齢を重ねてから以前と同じ方法でダイエットに取り組んでも、以前と同じ結果という


発達障害サポーター22 コロナ後の発達障害支援

新型コロナウイルス感染症は、子どもにも負担をかけて、その発育にも影響を与えています。子どもへの影響というとマスクの着用やワクチン接種が取り上げられることが多いのですが、マスクのために表情を読むことができず、教師などの表情が読めないために学習に影響が出ることがあり、友達とのコミュニケーションが取りにくいということになり、それが脳の発育にも影響を与えています。 脳の発育のためには、脳に充分な酸素が送


出る杭が集まれば打たれない

「出る杭は打たれる」というのが一般的な諺(ことわざ)ですが、これをもじって「出過ぎた杭は打たれない」ということが今では普通に使われるようになっています。この「出過ぎた杭は打たれない」という名言を初めて使ったのは松下幸之助さんです。この話は講和などの導入部で使う人も多いのですが、書籍に書かれているのは「出る杭は打たれるが、出すぎた杭は打たれない」という文です。 講話では、突出した能力があれば打たれ