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ポストコロナ「エビデンスでタイアップを釣る」1

前に紹介した「二度あることは三度目の正直」に関連することから書き始めますが、一緒に仕事をしていた電通テレビ局のOBのAさんが台湾の広告代理店に出向しているときに発掘した歌手を日本に連れてきました。欧陽菲菲です。以前にテレビ番組で日本でデビューさせた音楽プロデューサーが自分が発掘したようなことを話していましたが、本当の事情を知っています。1971年に「雨の御堂筋」が大ヒットしますが、次の大ヒットとな


サプリ概論15 アミノ酸の摂取タイミング2

アミノ酸のサプリメントを運動後に摂るのは、成長ホルモンが多く分泌されるのと同時に、運動によって傷ついた筋肉(筋繊維)が回復していく時間帯であり、筋肉に送られるアミノ酸の量が通常の3倍ほどにも増えているからです。筋肉は傷ついたあとの2〜4日に以前より強くなる超回復が起こります。超回復のためには、筋肉の材料となるアミノ酸の摂取が必要となります。 運動後には筋肉の中にブドウ糖(グルコース)が取り込まれ


グルコサミンは効かないのか

健康運動指導士の更新教育を実施する団体は複数ありますが、その一つの公益財団法人日本健康スポーツ連盟の理事を、日本メディカルダイエット支援機構の理事長は務めて、更新教育も担当してきました。その講習のテーマは「サプリメント」です。健康運動指導士はフィットネスクラブや運動施設、企業の健康増進担当、学校教師、自治体の健康担当など健康づくりに取り組んでいる方々の指導的な立場の職に就いています。それだけに健康


学習障害146 自律神経調整による腸機能の改善2

消化は胃だけでなく、食べ物を噛むところから始まっています。噛むと唾液が分泌されますが、交感神経は唾液の分泌を抑え、逆に副交感神経は唾液の分泌を盛んにします。興奮しているときには唾液が粘つきやすくなりますが、これは交感神経の働きが盛んになると唾液が減ってくることと関係しています。 交感神経は消化液の分泌を抑え、副交感神経は消化液の分泌を盛んにするわけですが、腸の蠕動運動を起こしている筋肉は交感神経


ポストコロナ「腐った鯛」3

地方創生の仕事をしているときに、今は盛り上がっていないけれど実はキラーコンテンツと認識されている地域の資産として紹介された観光施設、郷土料理などがあります。そのことを一生懸命に説明している地元の人を前にして、頭に浮かんできたのが「腐っても鯛」という諺(ことわざ)をもじった「腐った鯛」という言葉でした。 地方創生の資金は内閣府に申請をして出してもらうという性格のもので、いかにお役人を納得させられる


サプリ概論14 アミノ酸の摂取タイミング1

「運動の30分後はプロテイン摂取のゴールデンタイム」とされています。筋肉刺激をして30〜45分はアミノ酸が筋肉に運ばれやすくなっているからで、このタイミングでプロテインを飲むことで筋肉を増やすことができるということです。プロテインは日本語ではたんぱく質を指していますが、たんぱく質を構成するアミノ酸も同様に摂取することによって筋肉の強化につながります。 たんぱく質は20種類のアミノ酸から構成されて


食品表示の法律講習で食べられたときがあった

健康食品を販売する会社は5000社はあると言われます。ネット通販は、他で販売している商品を仕入れて販売できるので、ネット通販を加えたら実際の数は想像もつかないことになります。そこで5000社をベースに進めますが、この数は業界紙が発行する年鑑に出ている会社の数です。この年鑑の前年版にあった会社が1年後には1000社ほどがなくなっています。ところが、全体数はほぼ変わりません。ということは、新たに設立さ


発達栄養学146 食に関する指導の目標2

文部科学省の「食に関する指導の手引」の食に関する指導の目標から、食事の重要性について紹介します。 【心身の健康】(心身の成長や健康の保持増進の上で望ましい栄養や食事のとり方を理解し、自ら管理していく能力を身に付ける) 生涯にわたって健全な食生活を実現することが、心身の健康の増進と豊かな人間形成に資するという視点である。そのために、望ましい栄養や食事のとり方を理解する必要がある。 また、食事を


ポストコロナ「腐った鯛」2

「腐っても鯛」という本来の諺(ことわざ)から話を始めますが、これは第三者的に言うべきことで、自分のことを指して言ったり、目の前にいる“鯛”と比較される人に直接言うようなことではありません。あなたは鯛だと言われて持ち上げておいて、それが腐っていると言われたが落差が大きいだけにショックも大きすぎます。実は、海外から学びにやってきた方に、本人は褒め言葉のつもりで「あなたは腐っても鯛です」と言われたことが


サプリ概論13 ミネラルの摂取タイミング

ミネラルのうち体内に必要な16種類は必須ミネラルと呼ばれます。ミネラルのうち体内に比較的多い7種類(カルシウム、リン、カリウム、イオウ、ナトリウム、塩素、マグネシウム)は多量(主要)ミネラル、少量しか含まれない9種類(鉄、亜鉛、銅、ヨウ素、セレン、マンガン、モリブデン、クロム、コバルト)は微量ミネラルといいます。 ミネラルには、骨や歯などの身体の構成成分になるほか、体液に溶けてpH・浸透圧を調整