最新情報

次世代に「記念日」を残そう14

記念日を決定するパターンとして語呂合わせがあります。新たな記念日を考えるときの参考資料として、6月の語呂合わせ記念日(2回目)を紹介します。 6月10日 伊豆ところてん倶楽部が、ところ(6)てん(10)の語呂合わせで「ところてんの日」と制定。ローストビーフの通販たわら屋がロー(6)スト(10)の語呂合わせで「ローストビーフの日」と制定。伊藤園が無(6)糖(10)の語呂合わせで「無糖茶飲料の日」と


学習障害165 触覚過敏による運動の困難さ

発達障害によく見られる感覚過敏のうち、今回は最後の触覚過敏について説明します。 触覚過敏は触覚が特に敏感に反応することから、学習では、これが気になって集中できない、指先の感覚に違和感を感じて触ることができない、持てない、鉛筆を持っても上手に動かせないということが起こります。これとは逆に、気に入った手触りのものを、いつも触っている、いつまでも触っているということもみられます。 他人に触れられるこ


ポストコロナ「渡る世間に鬼は外」2

ここまでひどいコロナ禍を想像していたわけではないのですが、地域支援のための継続可能なシステムの構築を国と関連団体で行ってきたことから、常に最悪の状況を想定して計画を立ててきました。今にしてみれば、その前提となっていたのはSARS(2002年の重症急性呼吸器症候群)とMERS(2012年の中東呼吸器症候群)だったので、その当時の最悪は、今の感染拡大がニワトリだとしたらヒヨコみたいなものです。 地方


サプリ概論52 活性酸素に作用する素材2

体内には活性酸素を消去する作用があるSOD(スーパーオキシドディスムターゼ)、グルタチオンペルオキシターゼ、カタラーゼが備わっています。これらの酵素が正常に働くためには補酵素が必要で、その補酵素となるミネラルは抗酸化ミネラルと呼ばれています。 抗酸化ミネラルは亜鉛、セレン、鉄、銅、マンガンがあげられます。ミネラルは食事と一緒に摂ることで吸収されやすくなります。ただし、亜鉛はアルコールで排泄量が増


糖尿病の改善がコロナ対策と同じであってはいけない

新型コロナウイルス感染症対策が、ダイエットに失敗している人を見ているようだ、ということを前に伝えましたが、ダイエットのリバウンドと同じ状態が感染症対策を見ていると感じてしまう、ということを前に書きました。 このことは糖尿病対策でも言えることで、糖尿病になると、なかなか改善ができなくて、どんどん悪化していく傾向があるのは数値の変化に安心して、途中で改善のための努力を緩める、もしくは止めてしまう人が


発達栄養学165 理科教科での食に関する指導・小学校2

文部科学省の「食に関する指導の手引」では教科ごとの食に関する指導を各論として掲載しています。ここでは理科の各学年の食に関連する内容を紹介します。 〔各学年の食に関連する内容〕 ◎第4学年 (ア)食に関する内容 B 生命・地球 (1)人の体のつくりと運動 人や他の動物について、骨や筋肉のつくりと幡羅近位着目して、それらを関係づけて調べる活動を通して、次の事項を身に付けることができるよう指


ポストコロナ「渡る世間に鬼は外」1

コロナ後を踏まえて、今からできることを準備しようという主旨で始めたコラムですが、これまで20テーマ、合計で64本を書き続けてきました。前回までの「笑う門には福は内」を受けて、“福は内”と対となる節分の追儺の“鬼は外”を使って、「渡る世間に鬼は外」をテーマに書き進めていきます。追儺というのは、大晦日(おおみそか)に悪鬼を払い、疫癘(えきれい)を除いて新年を迎える宮中の年中行事で、大祓(おおはらえ)に


サプリ概論51 活性酸素に作用する素材1

活性酸素は電子のバランスが崩れた酸素で、細胞から電子を奪う作用があります。ビタミンには活性酸素に電子を与えて通常の酸素に戻す働きがあるものがあり、3種類(ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE)は抗酸化ビタミンと呼ばれています。 ビタミンAは皮膚や粘膜、目の健康を正常に保つのに欠かせない脂溶性ビタミンで、レチノールとも呼ばれます。前駆体であるβ‐カロテンが体内で分解されることでも生成されます。抗酸化


次世代に「記念日」を残そう13

記念日を決定するパターンとして語呂合わせがあります。新たな記念日を考えるときの参考資料として、6月の語呂合わせ記念日(1回目)を紹介します。 6月2日 日本シュリンク包装卵協会がオム(06)レツ(02)の語呂合わせで「オムレツの日」と制定。平松食品が佃煮誕生のきっかけとなったとされる本能寺の変(1582年6月2日)に由来するとともに、甘露煮の露(6)煮(2)の語呂合わせで「甘露煮の日」と制定。(


学習障害164 嗅覚過敏による運動の困難さ

発達障害の感覚過敏によって、教室での学習に影響が出ることは、これまでにも認識されていて、改善のための方策も検討されてきました。ところが、体育や競技については感覚過敏が充分には理解されていないために、体育が嫌い、逃げ出したくなる、体育の前に頭痛や腹痛が本当に起こっているという子どもも少なくありません。 感覚過敏のうち視覚過敏、聴覚過敏と体育との関係について紹介してきましたが、今回は嗅覚過敏という、