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学習障害159 左右が逆に見える視覚反応は対処できるのか

学習障害では“鏡文字”という言葉がよく登場します。文字の左右が逆になっているもので、見えたままを書き写すことが当たり前という子どもに鏡文字を書いてもらうと、その困難さがわかります。つまり、左右を逆転して書くというのは、特殊な技能の持ち主でなければ、なかなかできないことで、それも上手な文字で書くというのは大変なことです。 学習障害のテキストやネット情報を調べていくと、鏡文字は逆さ文字とも表現されて


ポストコロナ「絵に描いたモチベーション」1

「絵に描いたモチベーション」というのは便利な言葉で、モチベーションが高まるようなことであっても、実際にやってみたら高まらなくて失敗に終わったというときに使っています。一部の盛り上がり、一時期の盛り上がりで先々を見通せなかったということが今の時代は多く、ましてやコロナ禍では「これは行けそうだ」と思いついたことが、少し環境や条件が変わっただけでアイデア倒れになってしまうというのは当たり前のように起こっ


記念日8月24日〜30日

広く健康に関わる記念日について紹介します。 8月24日 ケンコーマヨネーズが野菜にかける(8×3×1=24)と、週間カレンダーで野菜の日(8月31日)の上に来ることから「ドレッシングの日」と制定。オーラルケアが歯(8)ブ(2)ラシ(4)の語呂合わせで「歯ブラシの日」と制定。日本ルナ(京都府八幡市)がバ(8)ニ(2)ラヨ(4)ーグルトの語呂合わせで「バニラヨーグルトの日」と制定。毎月24日は「ブル


サプリ概論40 中性脂肪値に作用する素材2

脂肪吸収抑制作用がある素材は、脂肪を吸着する作用によって、脂肪の結合を大きなサイズにして、小腸からの吸収を抑制するものとしてキチン・キトサンがあげられます。脂肪はグリセロールと脂肪酸が結びついて構成されていますが、中鎖脂肪酸は吸収される脂肪酸が少なく、早く燃焼(代謝)するため、これまでと同じ量の脂肪に換えて使用した場合には吸収量が抑えられます。 チアシードは水分を吸収して膨らみ、脂肪の吸収を抑制


評判を落とさないためのリスク管理

リスク管理というと、想定されるリスクが起こらないように、リスクの原因を明らかにして防止策を実施することをいいます。それと同様に使われることがある危機管理は、危機が発生したときにマイナスをできるだけ小さくして、できるだけ早く危機状態から脱することを指しています。私が国や、その出先機関、関連団体のためにやってきたのはリスク管理のほうです。危機管理のほうは専門のアドバイザーがいて、どのように会見を開いて


発達栄養学159 社会教科での食に関する指導・小学校4

文部科学省の「食に関する指導の手引」では教科ごとの食に関する指導を各論として掲載しています。ここでは社会の各学年の食に関連する内容(第5学年)を紹介します。 〔栄養教諭の関わり方〕 *市の土地利用の様子、地域に見られる生産や販売の仕事、我が国の農業や水産業における食料生産、我が国とつながりの深い国々などの学習において、農産物や水産物、料理や郷土食・行事食などを教材として取り上げ、興味・関心をも


ポストコロナ「腐ってもタイアップ」3

タイアップは、どんなに質が悪かろうが広めた者の勝ちということで、テレビ番組は情報(民放)やお知らせ(公共放送)といった言い換えで宣伝のためのタイアップをしています。放送枠だけをあけて待っていれば、タイアップを仕掛けた側が商品やサービスからコメンテーター、画像、周辺情報まで全部そろえて持ち込んでくれるので、テレビ局側としても「腐ってもタイアップ」という感覚になりがちです。ネット情報は、もっとタイアッ


サプリ概論39 中性脂肪値に作用する素材1

食品に含まれる中性脂肪は脂肪酸3個が結びついていますが、膵臓から分泌される脂肪分解酵素のリパーゼによって脂肪酸に分解されます。脂肪酸は、そのままでは吸収されないために、十二指腸から分泌される胆汁酸によって包まれた胆汁酸ミセルとなって小腸に運ばれます。胆汁酸ミセルから脂肪が放出されたあとに吸収されますが、胆汁酸ミセルを安定化させて、脂肪の放出を抑えることによって脂肪分解を抑制する作用のある素材は難消


次世代に「記念日」を残そう7

記念日を決定するパターンとして語呂合わせがあります。新たな記念日を考えるときの参考資料として、3月の語呂合わせ記念日(2回目)を紹介します。 3月10日 カゴメがミー(3)ト(10)の語呂合わせで「ミートソースの日」と制定。明治が3月はたけのこの旬で里(さと)を3と10と読むことから「たけのこの里の日」と制定。クラシエフーズがミ(3)ント(10)の語呂合わせで「ミントの日」と制定。 3月12日


学習障害158 同じ条件での学習と試験が難しい

学習の基本中の基本は、同じ条件で学ぶことです。そして、その学んだことを、どれくらい覚えているのか、どれくらい応用が利くのかといったことを確認するための試験も、また同じ条件で実施することが基本となります。それぞれの子どもの条件に合わせて学ぶ環境を変えることも、試験をする環境を変えることも限られた教室、限られた予算の中では難しいということもあって、少し融通をしてあげれば同じことを学び、同じ試験を実施で