最新情報

脳の健康寿命95 糖尿病で高血圧になる理由

糖尿病で血圧が高まる理由としては、血液量が増えることと、インスリンの抵抗性などが考えられています。以下に、その理由を紹介します。 ①循環血液量が増える 血糖値が高い状態では体内の細胞の浸透圧が高くなり、水分が細胞内から細胞外に出てきたり、腎臓から吸収される水分の量が増えるようになります。その結果、血管の中を循環する血液の量が増えて、血管を圧迫して、血圧が上昇します。 ②インスリン抵抗性がある


発達栄養48 消化酵素と代謝酵素の関係2

消化酵素の働きをする酵素は、野菜、果物、穀類、発酵食品、生の動物性食品などに多く含まれています。しかし、食品に含まれる栄養素は品種改良や収穫時期の変化、農薬や化学肥料の使用による土壌の劣化などによって低下傾向があり、特に野菜に含まれる消化酵素は減少しています。 日本人の健康は、長い歴史の中で穀類や野菜、魚類を多く摂ってきたという土台があり、これだけでは不足する栄養成分を補うことで作り上げられてき


サプリ概論200 機能性表示食品は誰にも効果があるのか

機能性表示食品は、一般の健康食品とは違って、表示する機能の裏付けとなる試験研究結果を消費者庁に届け出ています。その内容は消費者庁のホームページに掲載されています。前回のサプリ概論では、ブラックジンジャーを用いた機能性食品を例にして、「BMI23〜30の人の内臓脂肪と皮下脂肪を減らす」ということを紹介しました。 BMI(Body Mass Index)は体格指数のことで、日本人で最も健康状態が高い


Medical Diet121 メタボは太っていることではない

「ダイエット(diet)はやせることではない」というのは、日本メディカルダイエット支援機構が講習で主張していることです。これについては何度も触れてきているので、ここでは意味合いを省略させてもらいますが、「メタボは太っていることではない」「内臓脂肪を減らせばよいということでもない」という主張も合わせて行っています。 メタボの正式名称はメタボリックシンドロームで、内臓脂肪が多く蓄積されていて、血圧、


あくまでも噂話58「長く歩き続ける方法の意味」

大手広告代理店から、久しぶりに企画の依頼がありました。東京にいたときに健康分野で付き合ってきた会社であり、私がウォーキングの仕事をしていたことを知っていて、さらに依頼をしてきたところが地方創生のイベントを仕掛けてきた部署でもあったので、軽い気持ちで引き受けました。 「長く歩き続けるための方法について書いてほしい」という話をされたときに、間違った理解ではいけないと思って、「長く歩くための体力づくり


エネルギー代謝15 バウンド運動の方法と目標

バウンドボールに座って、バランスが取れるようになったら、背筋を伸ばし、腹筋に力を入れ、足(脚部)の力を使って上下に弾ませるようにします。バウンドによって身体が前後左右に大きく揺らさないようにして、できるだけ頭が上に吊り上げられるイメージで動かします。 上下動が大きくなるほど運動量も大きくなり、体内に取り込まれる酸素が多くなります。上下動を始めて5分ほどで呼吸数が多くなります。平常時の呼吸数は1分


脳の健康寿命94 糖尿病と高血圧の関係

糖尿病の合併症は血管が傷むことによって起こりやすいだけに、血管にダメージを与える他の要因が加わることによって、合併症が起こりやすくなることが指摘されています。 最も合併症に影響を与えているのは血圧の上昇です。糖尿病によって血管の弾力性が低下してくると、血流を確保するために心臓の圧力が高まり、高血圧になりやすくなります。このことが動脈硬化の危険性を高めています。 国民健康・栄養調査(2010年)


発達栄養47 消化酵素と代謝酵素の関係1

酵素は細胞の中で生化学反応を起こす成分で、酵素が正常に働くことで細胞の働きを活性させ、消化・吸収・循環・代謝・排泄などの機能を正常に保つことができます。体内の酵素はタンパク質であり、肝臓でアミノ酸から合成されていますが、合成量は若いうちは多いものの、40歳を過ぎたころから減少していく傾向があります。 酵素は、動物の細胞にも植物の細胞にも含まれていますが、それらの食品を食べれば、それが体内の酵素と


サプリ概論199 どんな人ならダイエット効果があるのか

ダイエットは太っている人がやせるものというイメージがあるかもしれませんが、実際には“やせたほうがよい人がやせたがらない”、“太っていない人がやせたがる”ということがあります。特にダイエットに強い関心をもって、サプリメントを使ってダイエット効果を高めようとするのは、標準的な体型よりもやせている人のほうです。 一般の健康食品として販売されているダイエットサプリメントは、有効性が認められているものであ


Medical Diet120 100kcalの増減のための運動量

1日の食事による摂取エネルギー量がわかったところで(Medical Diet118で紹介)、体脂肪を落としたい人に対しては、次のような運動のアドバイスをします。 運動による消費エネルギー量は性別、年齢によって同じ運動をしても結果が違ってきますが、さらに筋肉量や代謝量によっても結果が大きく違ってきます。中でも代謝促進成分のL‐カルニチンの体内保持量は個人差が大きく、L‐カルニチンが少ない人の場合に