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発達障害の感覚過敏のマスク着用

発達障害の自閉症スペクトラム障害にみられる感覚過敏は、触覚、視覚、味覚、嗅覚、聴覚の五感が過敏に反応します。この五感の中でも触覚過敏は身体に触れても普通なら平気と思われるようなことでも強い刺激、不快な刺激となって、特定の衣服が着られないということが起こります。子どもは着けなれないマスクは苦手なものですが、それでも年齢を重ねていくと、なんとか着けられるようになっていくものです。ところが、感覚過敏の発


歩いて効果的にダイエット

歩くのは有酸素運動と言われるものの、ただダラダラと身体を動かすことでは、なかなか有酸素運動のレベルまでは高まってくれません。元気よく歩いてダイエット効果が得られるウォーキングがすすめられますが、一般には時速5km以上のスピードで歩くことがウォーキングと定義されています。頑張ってスタスタと勢いよく歩いているときには時速7kmほどとなります。ダイエットを目的としたウォーキングは、脂肪細胞に蓄積された中


重症者減少はウイルスの弱毒化か免疫強化の結果か

新型コロナウイルスの感染拡大はあっても、重症化する人が減っていることから、GoToトラベルキャンペーンを継続する、緊急事態宣言をしない大きな理由とされています。確かに、感染者の増加に比べると重症病棟に入院する人は少なくなっています。これは医療者が戦い方を覚えて、的確に対応ができているからだという説明がされています。それよりも大きな原因としてあげられているのが新型コロナウイルスの弱毒化です。 弱毒


学習障害の指摘も学び方を知らないだけかもしれない

発達障害で最も多いのは学習障害で、文字が読めない識字障害、文字がうまく書けない書字障害、計算がうまくできない算数障害などがあります。識字障害と書字障害は基本的な読み書きの問題なので、幼いときから文字に親しませることで徐々に改善していくことができるとされています。学習障害でなければ、時間をかけていけば普通に読み書きができるようになっていくはずです。ところが、計算ができない、図形の感覚が理解できないと


マスクをつけてのウォーキングの熱中症のリスク

マスクをつけて走るのは危険ということは知られるようになり、特に夏場の暑いシーズンにはマスクをつけないで走るか、それともマスクをつけて走らないか、を選択しないといけないという状況であることも認識されるようになってきています。ランニングは皇居一周というような、よほどの名所でなければマスクなしでは飛沫感染するほど混雑はしていないはずです。それなりに人出があるところでは走らずに歩こうということになりますが


免疫が高ければ嗽は必要ないのか

嗽という漢字は「うがい」と読みます。うがいは手洗いと並んで感染防止の重要項目です。テレビコマーシャルでも「うがい、手洗い、○○」というように、自分のところで提供しているものを三番目にあげて、感染症に効果があることを匂わせるという手段に使われています。 新型コロナウイルスの感染が拡大している段階で、その対応策として「うがい、手洗い」が叫ばれていました。新型コロナウイルスは通常のインフルエンザとは異


発達障害は本当に脳の機能障害なのか

発達障害は障害ではなく、生まれつきの特性だと説明されています。障害であるなら、障害者の雇用が義務づけられている時代に、発達障害が就職で特別に不利になるようなことはないはずです。しかし、厚生労働省の見解では、生まれつきの特性に続いて、「生まれつき脳の一部の機能に障害がある」としています。脳の一部の機能の障害があっても、障害者ではないという全員が納得できるような説明はされていません。発達障害者支援法で


生活習慣病を予防・改善する歩き方

生活習慣病の高血圧、糖尿病、脂質異常症(高中性脂肪血症、高LDLコレステロール血症、低HDLコレステロール血症)などは、歩くことによって血液中のブドウ糖や中性脂肪を減らすことによって予防と改善の結果が得られると言われます。そう言っているのはウォーキングを健康づくりにすすめる人だけでなく、医師や保健師など医学に関わる専門家も同じ認識で発言しています。ところが、実際に歩いてみても、なかなか検査数値が改


キノコが免疫を高める理由

免疫の話になると必ずと言ってよいほど出てくるのがキノコです。最近は「菌活」なる言葉もあって、キノコに含まれている多糖類のβ−グルカンが注目されています。なぜβ−グルカンが免疫を強化するのかというと、免疫細胞の栄養源(エサ)になっているからです。 細胞の栄養というと一般にはエネルギー源と呼ばれて、糖質(ブドウ糖)、脂質(脂肪酸)、たんぱく質(アミノ酸)が、それに該当します。β−グルカンは多糖類とい


発達障害と関連があるひきこもり

発達障害の特徴について、「発達障害者支援ハンドブック2020」で解説とともに問題点が指摘されています。発達障害と関連性がある社会現象の中からひきこもりについて紹介します。 ひきこもりは、同じ場所にじっとしていて出てこないことを指す言葉ですが、社会問題化しているのは学校や仕事に行けずに家にこもり、家族以外とほとんど交流がない人の状況を指しています。厚生労働省は、この状態が6か月以上続いた場合をひき