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学習障害44 異音異議語は面白い4
同じ漢字で発音が違う異音異義語を紹介しています。今回は、あ行の“い”から始まる異音異義語の第1回です。 生花「いけばな」草木の枝・葉・花などを切り取って水を入れた花器に挿して席上の飾りとすること。「せいか、なまばな」江戸中期に成立した華道の様式。自然の生きた花。 石高「いしだか」道路に石が多くてでこぼこなこと。「こくだか」検地によって法定された耕地の生産高。 石持「いしもち」板葺屋根の重し石
新型コロナウイルスの抗体には悪玉もある
ウイルスに感染すると、免疫細胞のマクロファージが取り込んで、これを処理すると当時に、どんなウイルスを処理したのかということを情報伝達物質のサイトカインを放出してリンパ球のB細胞に伝えます。この情報を受けてB細胞はウイルスと戦う抗体を作り出します。これによってウイルス感染に対抗できるようになる、と一般には説明されています。しかし、この通りにいかない場合も多々あります。 その代表的なものがエイズウイ
記念日1月5日〜11日
広く健康に関わる記念日について紹介します。 1月5日 セコムが1981年1月5日に発売したホームセキュリティシステムが2014年に100万軒を突破したことから「ホームセキュリティの日」と制定。毎月5日は「みたらしだんごの日」(山崎製パン)。 1月6日 まくらが枕を英語でピロー(pillow)といい1をピンのピ、6をローと読むことから「まくらの日」と制定。毎月6日は「メロンの日」(全国メロンサミ
発達栄養学44 口中調味が健康づくりの基本
しっかりと噛んで、味わってから飲み込むというのは、食品・料理のおいしさを感じるためにも、消化・吸収を進めるためにも大切なことです。その基本を日本人は和食の食生活の中で身につけてきました。その象徴となるのが「口中調味」という言葉です。辞書的な意味としては、口の中で食べ物を噛んで混ぜ合わせることによって味を変化させることを指しています。食べ物には一つひとつに味があっても、それが口の中で混ざると違う味に
酒を飲んで寝るとストレスが解消されるのか
ストレスの度合いを測定する方法は簡単なものから大掛かりなものまで、さまざま存在していますが、その中でも最も簡単にできるものとしてはスマートウォッチがあります。体温、血圧、心拍数、睡眠、歩数、エネルギー消費量などに加えて、ストレスチェックができるものもあり、これを装着して寝ていると、睡眠中のストレスが判定できるという便利な機能もあります。 ストレス解消のためにお酒を飲んでいる人は多いかと思いますが
学習障害43 異音異議語は面白い3
同じ漢字で発音が違う異音異義語を紹介しています。今回は、あ行の“あ”から始まる異音異義語の第3回です。 朝日「あさひ」朝昇る太陽。朝方の日。「ちょうにち」朝鮮と日本。 飛鳥「あすか」奈良盆地南部の一地方。畝傍山および天香具山付近以南の飛鳥川流域の小盆地。「ひちょう」空を飛びかける鳥。 彼方「あちら」自分や相手から遠い所を指す時の方向。あちらの方向にあるもの。「あなた」自分や相手から遠い所。あ
新型コロナウイルスのワクチンの第三相試験を省略してよいのか
新型コロナウイルスの感染拡大に対抗するために、できるだけ早いワクチン開発が求められています。ワクチンの開発には、第一相から第三相までの試験が必要となります。これは常識で、必ずクリアしなければならないことであるのに、早期のワクチンが求められていることから第三相試験を省略して、すでに実用化を始めた国まであります。 ワクチン開発は急がなければならないのはわかるとしても、安全性の確認には長い期間がかかる
発達栄養学43 1日に30食品を食べる必要があるのか
バランスが取れた食事というと、いまだに「1日30食品」ということを言う人がいます。この言葉が使われるようになったのは1985年(昭和30年)のことで、当時の厚生省(現在は厚生労働省)から発表された「食生活指針」の中に「1日に30食品を目標に」という項目が加わりました。多くの食品を食べることは、さまざまな栄養素を摂ることができると同時に、もしも有害物質が含まれていたとしても摂取量を減らすことができる
炭酸ガスと二酸化炭素は同じものなのか
新型コロナウイルス感染を防止するためのマスクが、健康度を低下させているということが言われます。その発言の理由は数々あげられているのですが、その中の一つとして「口から排出される二酸化炭素がマスクで止められて酸素と一緒に身体の中に入ってくる」ということが広まっています。 全身の細胞ではエネルギー代謝によって酸素を取り込んで、細胞の中で発生した二酸化炭素が血液中に放出され、赤血球に取り込まれて肺まで運
学習障害42 異音異議語は面白い2
同じ漢字で発音が違う異音異義語を紹介しています。今回は、あ行の“あ”から始まる異音異義語の第2回です。 赤子「あかご」生まれて間のない子供。イトミミズの別称。「せきし」生まれてまもない子。(天子を親に見立てて)人民の称。 赤地「あかじ」織物の地色の赤いもの。「せきち」作物の収穫のない土地。不毛の地。赤土(せきど)。 赤面「あかつら」ひどく赤い色をした顔。歌舞伎で敵役の称。「せきめん」感情が表





