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自律神経調整で免疫を向上
自律神経は交感神経と副交感神経に大きく分かれ、それぞれ逆の働きをしています。心臓の働きは交感神経によって盛んになり、副交感神経によって抑えられます。多くの内臓や臓器は交感神経がメインで、副交感神経がサブとなっているのですが、消化と吸収は違っていて、交感神経の働きが盛んになると胃液の分泌量が減り、腸壁からの吸収量が減り、腸の蠕動運動も低下するようになります。交感神経が盛んに働いて心身ともに興奮状態に
学習障害児の教育の場と教育機能2
文部科学省の「初めての通級による指導を担当する教師のためのガイド」には発達障害に関する部分があり、学習障害がある子どもの教育の場と提供可能な教育機能について、前回に続いて紹介します。 指導内容についてですが、学習障害のある子どもに対する通級による指導では、通級による指導を行うに当たっては、特別支援学校の学習指導要領における自立活動を参考にした指導を中心にしながら、学習障害の特性や、子ども一人ひと
新しい生活様式としてのクールマスク
新型コロナウイルスの感染防止のために、マスクをつけての日常行動が新しい生活様式とされる中、熱中症予防とのバランスからマスクの着用を戸惑う人も少なくありません。暑い季節にマスクをすることは呼気による放熱が妨げられ、マスクが密着した皮膚の温度も上がることから体温上昇が起こります。それでもマスクの必要性を感じている人のために、繊維メーカーや衣料品メーカーが機能性素材を用いクールマスク、冷感マスクを開発し
熟睡のためのウォーキング
ウォーキングをすると適度に疲労感があり、これが睡眠を促してくれることになります。ウォーキングといっても、ダラダラと歩くのではなく、少なくとも時速5km以上の元気のよい歩行スピードで歩くことを指していますが、ウォーキングと睡眠との関係について示したのはアメリカ睡眠財団です。 調査対象は23〜60歳の成人1000人で、まず発表されたのは運動習慣のある人とない人では睡眠時間については平均7時間程度で差
免疫強化の食材の伝えどころ
感染症に打ち克つ免疫力をつけるための生活法、中でも食品は注目されています。免疫力といっても風邪くらいにしか効果がないものから、悪性腫瘍にまで効果があることが確認されたものまで、さまざまですが、その情報を発信するほうからすると、どうしても特定の食品の効果を強調しがちです。日本メディカルダイエット支援機構の主要メンバーが参加した食品キャンペーンでは、価格が高めでも有効性が確認されているものを積極的に摂
学習障害児の教育の場と教育機能
文部科学省の「初めての通級による指導を担当する教師のためのガイド」には発達障害に関する部分があり、学習障害がある子どもの教育の場と提供可能な教育機能について紹介します。 通級による指導の対象については、「全般的な知的発達に遅れはないが、聞く、話す、読む、書く、計算するまたは推論する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示すもので、一部特別な指導を必要とする程度のもの」(平成25年の初等中
新しい生活様式としての手当てとしてケア
治療や予防の世界で“手当て”という言葉が使われます。“手当て”は、あらかじめ準備をしておくことで、働いた仕事に対する支払いは用意をしておいて支払うものであるので、そこから手当という言葉となりました。特別定額給付金なども手当ということになります。治療などの場合には、まさに手を当てて改善を図るようにするものですが、今どきの医療で批判されることがあるのは手で触れないどころか目も合わせない、目を向けるのは
歩いて増やす成長ホルモン
成長ホルモンは、成長期の子どもの場合には一日中、多く分泌されていますが、その時期を過ぎると運動後と睡眠中にしか多くは分泌されなくなります。成長ホルモンを効果的に分泌させるためには運動をすることが、まずは大切になります。成長ホルモンは筋肉を増やす働きをしているので、筋肉に強い負荷がかかるような筋肉トレーニングをしなければならないと思われることがありますが、無理に負荷をかけるような運動をする必要はあり
感染第2波防止の免疫向上リモート教育
新型コロナウイルスは変異する特徴があることから、一定の地域で押さえ込みに成功しても、他の地域で新たなタイプが拡大したら、それが押し寄せてくる可能性があります。これを恐れていたら、いつまでもマスク、フェイスシールド、手袋が手放せないことにもなります。そして、海外から持ち込まないための渡航制限も、なかなか解除できないことになります。渡航制限については、まずはビジネス渡航を解除して、完全に落ち着いてきた
学習障害児に必要な指導内容3
文部科学省の「初めての通級による指導を担当する教師のためのガイド」には発達障害に関する部分があり、学習障害がある子どもに必要な指導内容について、前回に続いて紹介します。 (9)図形を含む課題に取り組む能力を高めるための指導 図形を含む課題が苦手な場合には、視覚認知能力や空間操作能力、器具の扱いに困難があるのかなど、その要因を明らかにした上で、間違い探しや回転課題など、観点を絞った基本的な図形