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習った歩き方が正しいとは限らない
ウォーキング教室をするときに、「正しい歩き方は誰から習いましたか」と聞くことがあります。いつ、誰からとウォーキング指導を受けたことについて話せる人がいる一方で、「習ったことがない」との答えが返ってくるのが普通のことです。ウォーキング教室で習った人は、その歩き方をすれば問題はないはずですが、関東のウォーキングイベントで変わった歩き方をしている一団に出会ったことがあります。そのグループは背筋をまっすぐ
教えてもらったことが常に正しいとは限らない
教育現場を舞台にしたテレビドラマの中で、卒業式のときに教師が生徒に向かって「これまで教えてきたことは全部ウソです」と言い放ったシーンがあまりに印象的で、今でも鮮明に残っていて、セミナーなどの導入部で使うことがあります。セミナーで話したことの全部がウソであることはないものの、話したことの一部が将来的にウソになっている可能性はあります。セミナーの資料を作るときに最新のデータを引いてくるのは当然のことで
サーキットウォーキングはサーキットを歩くわけじゃない
日本メディカルダイエット支援機構が実践している普通歩行と速歩を交互に繰り返すウォーキング法はインターバルウォーキングとして指導しています。「普通歩行による有酸素運動と速歩による無酸素運動を繰り返すのはサーキットトレーニングのウォーキング版なので“サーキットウォーキング”でよいのでは」と言われることがあります。以前に、無酸素運動の速歩の代わりにパワフルに歩くノルディックウォーキングも実施していて、普
グルコサミンの前に膝のケア
年齢を重ねて膝の動きが悪くなり、痛みが出てきたら、グルコサミンを摂ればよいという発想をしがちですが、軟骨成分を摂れば、それで痛みが解消されるというほど膝のメカニズムは単純なものではありません。日本メディカルダイエット支援機構ではサプリメント情報の教育を行っていて、グルコサミンやコンドロイチンの有効性を伝えていることに加えて、相談役の薬学博士が日本で初めて一般にグルコサミンとコンドロイチンを紹介した
歩き始めには脂肪の燃焼量は減るのか
ウォーキングを始めたときには、ブドウ糖の燃焼が増える分だけ、脂肪酸の燃焼が減るということがメディアでも伝えられています。これは本当のことなのかというと、見方によって結論が違ってきます。血液中の中性脂肪はブドウ糖と並ぶ重要なエネルギー源で、体内では普段からエネルギー源を使って活動のためのエネルギーを作り出しています。もちろん個人差はあるのですが、平常時にはブドウ糖60%:脂肪酸40%くらいの割合で使
“茹で蛙”にならないようにウォーキング
経営学の話でよく出てくる言葉に“茹で蛙”があります。これは環境変化に対応できないことを示しているもので、カエルを熱湯の中に入れると熱さに驚いて飛び出すのに、常温の水の中に入れて徐々に温めていくと温度変化に慣れてしまい、命の危機となる温度になっても気づくことなく、ついには死んでしまうという話です。いかにも事実のように語られているのですが、今では“理論”だとされています。 その理論が本当なのかと実験
酒をすすめる「酒飲まず」
山梨県にセミナー講師として行ったときに、地元の方と一緒に食事をしましょうということになり、お酒も運ばれてきました。セミナー主催者から銚子を向けられて、こちらも猪口を出して注いでもらおうとしたときのこと、どうしてよいかわからない言葉を投げかけられました。その言葉は「酒飲まず」。酒を飲まないというなら、銚子も猪口もいらないだろうにと思ってしまい、猪口を引っ込めようとしたときに、さらに銚子を前に出されて
旅は道連れ“要はお酒”
「旅は道連れ世は情け」は、旅は道連れがあるのが心強くて、お互いに思いやりを持つのが大切だ、という意味です。この場合の旅は何も旅行に限った話ではなくて、人生においても人情をもってお互いに仲良くすることが大切だということを指して使われています。お互いに仲良くするためには、きっかけが必要で、そのきっかけづくりに直結するのがお酒です。仲良くするという目的もなしに、とにかく旅先の楽しみといえば、それぞれの地
ウォーキングに適した片鉄ロマン街道の活用
岡山県和気町にある日本一の徳永こいのぼり(トップシェア)、和気神社の藤公園(藤の種類日本一)、谷尾食糧工業(あんこ製造日本一)の3つを紹介したところ、「やる気日本一」とか「健康づくり日本一」という声が地元から寄せられました。日本メディカルダイエット支援機構は地域活動として和気町の健康づくりに取り組んでいるので、そういった声があがるのはうれしいことではあるものの、具体的に目に見えるものでないと胸を張
桃太郎の日本一は何を意味するのか
三太郎として有名な桃太郎、金太郎、浦島太郎。金太郎は平安時代後期の武士の坂田金時(公時)の幼名だということで、浦島太郎にも金太郎にも名字があるのに対して、桃太郎は名字がありません。こんな話を子供にすると、「桃が名字で太郎が名前」という答えが返ってくることがあります。桃がつく名字は桃井、桃田、桃園、桃原、桃枝、桃里、桃吉、桃林、桃内、桃江、桃川、桃木など多数あります。なぜか新潟県と沖縄県に桃がつく名