

最新情報
大人の粉ミルクはダイエットに適している
赤ちゃんのための粉ミルクを大人にも飲んでもらおうというので乳業メーカーなどが大人用の粉ミルクを開発しています。そのことを紹介したところ、「大人というのは何歳からのことか」、「まだ大人とは言えない10代の成長期が飲んでもよいのか」という質問が来ました。赤ちゃん用の粉ミルクといっても、誕生時から離乳食が始まるまでの6か月間に使用するものと、離乳食を食べ始めてから使うものがあります。私たちがすすめている
三大ヒトケミカルのうち若い人に必要なもの
三大ヒトケミカルのα‐リポ酸、L‐カルニチン、コエンザイムQ10については何度も説明してきたので、だんだんとメディアの方からの質問は減っていたのですが、雑誌記者から、これまでにない質問がありました。細胞のミトコンドリアの中のエネルギー代謝に必要な三大ヒトケミカルは体内で合成されているもの、加齢によって減少していって、これが代謝の低下を起こす原因となっていることを紹介して、だから中高年以降はサプリメ
気のせいでも健康食品に効果はあるのか
健康食品は機能性食品と呼ばれていた時代があります。そのときに「機能性食品は“うの字”がいらない」と言われたことがあります。日本メディカルダイエット支援機構の理事長は当時の厚生省のお役人から言われた「うの字はいらない」というのは「気のせい」ということだと気づきましたが、すでに機能性食品はエビデンス(科学的根拠)に裏づけられたものが登場していたので、実は気のせいのものと機能性のものがあることは承知して
「水を飲んでも太る」は本当か
「水を飲んでも太る」ということを言う人がいます。三大エネルギー源の糖質、脂質、たんぱく質には、それぞれ約4kcal、約9kcal、約4kcalのエネルギー量があります。これ以外にはエネルギー源になるものはありません。水はエネルギー量がゼロで、水に糖質(砂糖など)を加えれば、その分だけエネルギー量が高くなります。水そのものを飲んで太ることはない、というのが原則的な答えです。しかし、水を飲むことによっ
ダイエット成功は身体のメカニズムを知ることから始まる
やせるか太るかは食事量と運動量のバランスの結果だとされています。食事量が少なくて運動量が多ければやせるし、食事量が多くて運動量が少なければ太るというように考えられています。ダイエットに必要な生理学のメカニズムはほぼ確認されています。そのメカニズムどおりに食事も運動も実施すればやせることも逆に太りたいと希望する人の願いをかなえることもできるはずです。しかし、実際にはダイエットができない、やってみたも
抗酸化能力が高いほど健康効果が高いのか
活性酸素は細胞を酸化させ、細胞を遺伝子から傷つけていくことから、その活性酸素を消去することこそが健康の秘訣ということで、活性酸素を消去する抗酸化能力が高い食品を取ることがすすめられています。活性酸素は通常の酸素の電子のバランスが崩れたもので、欠けている電子が補われると正常な酸素になって、健康被害が起こらなくなります。電子を補う役目をするのが抗酸化ビタミンと呼ばれるビタミンA、ビタミンC、ビタミンE
正しいダイエットの評価は誰がするのか
正しい表示というのは基準があって、それに従っていれば“正しい”と認められます。日本メディカルダイエット支援機構の理事長は、食品表示の法律の専門家でもあり、食品の中でも一番表示が面倒とされる健康食品の表示や広告でも、「これが正しい」と言える定義を示すことは簡単だと話しています。それに違反すると医薬品医療機器法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)、食品表示法、健康増進法、
ポールはストレッチの重要アイテムになる
ノルディックウォーキングのポールは、もちろんノルディックウォーキングをするためのものです。それと同時に、ノルディックウォーキングを始める前の準備運動のストレッチにも使われます。歩くために手に持っているので、歩く前の準備運動に使おうというのは普通の発想です。そして、歩いた後の整理運動にも使われます。 手に何も持たない状態のストレッチは足を大きく前後させて深く腰を沈め、アキレス腱などの筋(すじ)を伸
短期間のダイエット効果は本物の効果なのか
「短期間に、こんなにも効果があったのだから、続けていれば、もっと効果がある」というのはダイエットの世界だけでなく、さまざまな健康効果、美容効果を示すときのトークとして使われています。実際に取り組んでいる人も、頑張ってやっているのだから、もっと効果が得られることを期待したいのは当たり前のことで、その方法が高価なものだったら、なおさらのことです。 ダイエット効果では、本当なら1週間の結果、1か月の結
血管を軟らかくする運動は早歩きなのか
健康を扱ったテレビの情報番組を見ていて、この内容だとメディア関係者から質問が来るな、と思っていたところにメールが入りました。ここらへんの質問だろうかと想像していましたが、その想像と違った質問でした。番組の内容は“血圧の波”のサージ(Surge)で、血圧を上昇させる危険因子が重なると早朝に大きく血圧が高まるモーニングサージが起こり、それが脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす要因ということを紹介していました。