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普通歩行と超速歩きの繰り返しウォーキング
早歩きというと、中強度の歩行が有名になってきたこともあって、なんとか会話ができる程度の速さの歩き方だというイメージが抱かれるようになってきました。これは高齢者を対象とした健康研究で、1日に8000歩以上、そのうち20分以上の中強度の歩行が最も健康度が高く、これ以上の歩行は身体を傷める可能性があるという報告(中之条研究)を受けて、実践する人が増えてきています。 会話ができるレベルよりも強度が高いの
後期高齢の男性はマグロの筋肉、女性はタイの筋肉
筋肉には赤筋と白筋があります。赤筋が、その名のとおり赤い色をしていて、酸素を多く取り込んで多くのエネルギーを作り出して大きな力を持続的に発揮することができる筋肉です。スピードからいうと遅めで、一瞬のうちに身体を動かずことができる筋肉ではありません。大きな力を長く発揮できなくても瞬時に動くことができるのは白筋で、これも名のとおり白い色をしています。 魚の場合には赤身魚のマグロやカツオなどは赤筋がほ
がんと闘うには糖質制限は有効か
ダイエットに関しては糖質制限について何度かメディアにコメントしてきましたが、週刊誌の記者から「がんと糖質制限について」というテーマでコメントを求められました。芸能人が公益のがん対策の団体の講演会で糖質制限を行っているという話をしたことから波紋が広がっていて、これを後追いする記事を考えているとのことでした。 がんに対抗するために糖質の一種の多糖類を摂るということは以前からありました。多糖類は免疫細
ポールを使ったウォーキングの難点
ポールを使ったノルディックスタイルのウォーキングは、大きくノルディックウォーキングとポールウォーキングに分けられているということは以前から繰り返し述べていることですが、利点についても何度か紹介してきました。利点ばかりを述べていると、本当に利点(メリット)だけか、難点(デメリット)はないのか、という意見が出てくるのは世の常です。利点ばかりだと思って続けていたのに、それが難点を積み重ねていって、ついに
ポールがないときに足の力で歩くには
前回の「ポールなしで歩けるようにするのが目的」という話に、すぐに反応して質問を寄せた編集者がいます。ポールウォーキングではなく、ノルディックウォーキングの場合にポールなしで正しい姿勢で歩行する方法を聞いてきました。その編集者とは以前に、ノルディックウォーキングの姿勢はモデルのように背筋をまっすぐに伸ばして歩く姿勢が正しいのか、それとも通常の歩行の正しい姿勢に合わせた歩き方をするのがよいのか、という
ポールなしでも歩けるウォーキング
正しい歩行姿勢とされる、背筋を伸ばして、胸を張り、腕を大きく振って、歩幅を広げて踵から着くようにして、勢いよく前進するというのは、文字にすると簡単なようでも、実際に正しい歩き方をするとなると、腰が曲がった姿勢になったり、前屈みになりすぎたり、逆にモデルのような歩き方になったりと、歩く姿はバラバラです。それを矯正して、みんなで同じ姿勢で歩くことは面倒、無理だということで、よほど妙な歩き方でなければ注
卵のコレステロールの当たり前の話
健康をテーマにしたバラエティー番組で卵(鶏卵)を取り上げていました。初めに取り上げたのはコレステロールです。卵にはコレステロールが多く含まれていますが、コメントをしていた長寿研究に詳しい医師が、卵のコレステロールはLDLコレステロール値に影響しないというデータを示して、これまでの常識は非常識というような言いようとなっていました。これまでというのは、いつのことかというと最近の話ではなく、私たちが健康
無酸素運動と無酸素領域の違い
運動は無酸素運動と有酸素運動に大きく分けられています。無酸素運動は、その名のとおり酸素を使わずにできる運動のことで、筋肉の中で酸素を使うことなく糖(ブドウ糖)をエネルギーとしています。糖は酸素があることで、細胞のミトコンドリアの中のTCA回路の中で糖を効率よく燃焼させて多くのエネルギーを作り出しています。この仕組みを使ってエネルギーを作り出しているのが有酸素運動です。無酸素運動は息を止めてもできる
Dietの意味への質問と返答
テレビのディレクターから辞書がわりの連絡がありました。辞書を引いたり、サイト検索をするよりも簡単で早いということでの確認のメールのことですが、今回の話はdietの意味です。私たちはdietには、もともとやせるとか、食べないという意味はない、と話しています。具体的な、どんな確認なのかというと「the national diet building」という表記は「国のダイエットのビル」ではなく、国会議事
信じる者は“足元を”すくわれる
「信じる者は救われる」という言葉は、信じて続けることによって救いが得られるという意味で使われていますが、何を信じるのかというとイエス・キリストです。イエスの言葉は神様の意思を伝えるということで、ひたすら信心を重ねることで救いが得られるというわけです。以前に『信じる者は救われない』という書籍が発行されたことがあります。「信じる者はバカをみる」ということを言う人もいますが、今回のテーマの「信じる者は足