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腸機能を改善する自律神経の働き

人間の身体は、さまざまな機能調整によって正常な働きが保たれているわけですが、中でも自律神経による調整が最も大きな影響をもたらしています。 自律神経は、環境や身体の状況に応じて、本人の意思とは無関係に自動的に働き、体内を常に最良の状態に保ち続けるための神経となっています。暑いときに汗をかいて体温の上昇を抑えるのも、運動をしたときに心臓の鼓動を早くして筋肉に大量の酸素を送るのも、食後に胃腸の働きを活


学習障害27 発達障害は疲れやすい

発達障害の子どもは疲れやすく、これが発達障害の状態を悪化させることにつながっています。通常では自然に、無意識のうちにできることであっても、発達障害の子どもは環境に合わせるために心身をフル回転させて対応させていることがあります。その疲労のために、学習がうまくいかないこともあります。過度な疲労や、疲労の蓄積を考慮して、発達支援に取り組むべきです。 発達障害の特性としてみられる感覚過敏は、刺激に対して


充分な睡眠が食欲を抑えてくれる

満腹を感じさせるホルモンのレプチンには中性脂肪の蓄積を抑制して、エネルギー消費を亢進する作用があるのですが、レプチンと逆の働きをして、食欲のバランスを取っているホルモンの一つにグレリンがあります。レプチンの分泌量が増加するとグレリンの分泌が低下し、逆にレプチンの分泌量が減少するとグレリンの分泌量が増加するというバランスが取れた関係になっています。グレリンは胃から分泌され、間脳の視床下部に作用するペ


発達栄養学27 入浴の温度と消化吸収の変化

自律神経は、自ら律すると書くように、自分の意思とは無関係に働いていて、その調整を自力ですることはできないというのが大原則です。興奮してきて、心拍数も呼吸数も増えたときに、頑張って落ち着こうとしても、交感神経の働きが過剰になったときには、自分に言い聞かせたり、深呼吸をしたくらいでは副交感神経の働きが盛んになるように切り替わってくれるようなことはありません。 外からのアプローチで一つだけコントロール


日本人をやせにくくさせているホルモン

日本人は太りやすく、やせにくい体質となっていますが、その原因の一つとしてレプチン抵抗性があげられます。レプチンは食欲を調整する機能があるホルモンで、日本人はレプチンが分泌されやすくなっています。レプチンには満腹を感じさせる作用があり、正常に働いていれば食欲が高まりすぎないように抑制されています。 レプチンは脂肪細胞から分泌されていて、脂肪細胞の中の中性脂肪が増えると分泌量が高まっていきます。レプ


記念日12月1日〜7日

広く健康に関わる記念日について紹介します。 12月1日 WHO(世界保健機関)がエイズの蔓延防止と患者・感染者への差別・偏見の解消を目的に「世界エイズデー」と制定。厚生労働省が自殺予防活動の一環として、いのちの電話の普及のために「いのちの日」と制定。日本カイロ工業会が使い捨てカイロの需要が高くなる12月の最初の日を「カイロの日」と制定。 12月2日 江崎グリコがビフィズス菌の発見が発表された1


学習障害26 小学6年生で覚える漢字

小学6年生で覚える漢字をクリアしておけば、中学生になってからも読み書きには支障がないとされていますが、発達障害がある子どもにとっては、すべてをクリアするのは大変なことです。中でも学習障害の識字障害と書字障害がある子どもにとっては、小学6年生の段階まで到達するのは困難かもしれません。そこで家庭や塾などで読み書きができるように、身につけやすい方法を用いて、覚えることが大切になります。 ここでは小学6


腸内フローラを乱す食事は太りやすい

人間の身体は普通に食事をするだけでも太る仕組みになっています。三大エネルギー源(糖質、脂質、たんぱく質)は身体を動かすためのエネルギーとして使われますが、必要以上に摂ったものは肝臓で脂肪酸に合成されます。 三大エネルギー源というと、この他に四番目、五番目があるようにシメージされることがあるものの、身体の中でエネルギーとして使われるのは糖質、脂質、たんぱく質だけです。この3種類以外のものはエネルギ


発達栄養学26 自律神経の乱れが栄養摂取を低下させる

自律神経の交感神経と副交感神経は、そのバランスによって身体機能を調整しています。昼間の活動的な時間には交感神経の働きが盛んになり、夕方から朝までの休息の時間には副交感神経の働きが盛んになります。胃液を多く分泌させるのも、ブドウ糖を細胞に取り込んだり、肝臓で中性脂肪の合成を盛んにするインスリンを膵臓から分泌させるのも副交感神経の働きです。だから、夕食は太りやすいし、遅い時間に食べると、もっと太りやす


腸内フローラと食事の関係性

腸内フローラが形成されると、有害菌の働きを抑制して、有害菌の腸管への吸着、腸管内での増殖を抑制することが知られています。 腸内フローラは大腸炎や炎症性腸疾患、過敏性腸症候群などによって乱れやすく、腸内フローラが乱れると疾患の要因となります。腸内フローラが乱れる原因としては、抗生物質の服用、胃のpH調整剤の服用、高脂肪の食事、食物繊維の少ない食事があげられています。 腸内フローラは食事との関係が