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強い抗酸化物質のカテキンは摂り方で逆効果
食べ物の健康効果を考えて食べるものを選ぶのは間違いではありません。できるだけ身体によいものを選んで食べようという姿勢は、身体によくないものを避けようという姿勢につながり、それも合わさって健康にプラスに働くことは当然に考えられることです。 みかんにはビタミンCの他にクリプトキサンチンという黄色い色素が豊富に含まれていて、この成分は抗酸化力が優れていることから寿命を延ばすということで注目されたことが
歩くと脳によいのは血流促進だけか
歩くことと脳機能は、ともに健康番組や雑誌の大きなテーマとなっています。そして、歩くと脳の血流がよくなって、脳に運ばれる酸素の量が増えることから、ウォーキングは今では足腰の健康、血圧や血糖値、中性脂肪値の安定といったことよりも、認知症予防を目的として実施されることが多くなっています。 生活習慣病を引き起こす要因となっている血圧、血糖値、中性脂肪値はウォーキングなどの運動だけでなく、食事によっても低
メッセージ物質に影響を与えるのは何か
NHKの特集番組「人体」では、臓器・器官から分泌・放出されるメッセージ物質によって離れた臓器や器官に情報が伝えられることによって、体内調整のネットワークが構築されていることを紹介しています。そのシステムが正常に働いていれば健康が保たれるわけですが、正常に働いていない人は少なくありません。メッセージ物質が充分に出ていないか、充分に出ているのに受け取る側に問題があると、徐々に調整が乱れて、これが病気を
他人の口の動きが“いっこく堂”状態になって見える
NHKの特集番組で人体が取り上げられ、体内の調整は脳だけでなく各臓器・器官も行っていることが紹介されてから、メディア関係者からの、これに関連する質問が増えてきました。特に多いのが雑誌記者からの質問で、記事を書くよいテーマに巡り合ったという感覚があるようです。そのために、いろいろな切り口を探していて、これまでになかった問い合わせが来ることも珍しくありません。 「脳が全身の働きをコントロールしている
がんに対して女性が強い理由
「日本人の2人に1人はがんになり、3人に1人はがんで死亡する」と言われています。これに関連して、テレビのディレクターから、これまでにない質問がありました。一つは「これは男女平均で、男性と女性では違いがあるのではないか」というもので、もう一つは「がん患者の数とがんで亡くなる人の差は何が原因か」というものでした。 初めの質問への返答ですが、いくつかの考えがある中で私たちが注目しているのは高齢社会の影
日本人の体質改善とヒトケミカル
日本人の体質の特徴は何か、そもそも体質とは何かということについては、このサイトの「体質改善」を見てほしいのですが、日本人は冷えやすい、太りやすいという長い歴史的環境から生まれた体質を抱えています。腸が長いのも血圧や血糖値が上昇しやすいのも体質が大きく関係しています。日本人の体質については日本メディカルダイエット支援機構の理事が著者として『本当は健康寿命が短い日本人の体質』(宝島社刊)を表しています
メディカルダイエットとヒトケミカルの関係
科学的な理論に基づいたダイエット法を実施しても、その効果には違いがでてきます。少々の違いではなく、大きな差になることも珍しいことではありません。筋肉細胞が脂肪を燃焼させることから、筋肉の量が多い人のほうが同じ運動を同じ時間やっても脂肪の燃焼量が多くなるのは当然のことです。では、同じような筋肉量の人の場合には差が出ないのかというと、基礎代謝量は男性のほうが女性よりも多く、年齢を重ねるほど低くなってい
メディカルダイエットと体質研究の関わり
日本メディカルダイエット支援機構はNPO法人発足以前から日本人の体質の研究を続けています。その内容の一端は、理事が著者として『本当は健康寿命が短い日本人の体質』(宝島社刊)で発表されています。これを読んだメディア関係者から、「メディカルダイエットが言う日本人の体質というのは肥満遺伝子のことだと思っていた」という声がありました。そして、体質は日本人の健康、中でも高齢者の健康寿命と深く関わっているのか
「腹八九分目」のすすめ
腹八分目という言葉は、健康のために食べすぎを戒める当たり前すぎることを示す言葉として普通に使われています。この言葉を初めて使ったのは貝原益軒で、江戸時代の健康指南書『養生訓』に出てきます。腹八分目の量は、食べすぎの人には、まあまあ満足がいく程度の量かもしれませんが、普通の量を食べている人が健康を強く意識するあまりに20%分を減らすとなると、空腹に耐えることを強いられることにもなります。 そういう
麺類を食べると太るのか
ダイエットは食べる量と運動の量のバランスだといわれています。普通なら飲食で摂るエネルギー量で身体に入ってくる摂取エネルギーの総量と、運動や身体活動によって使われる消費エネルギーの総量の差し引きだということになっています。ところが、運動と食事のタイミングによって同じ量の食事、同じ量の運動でも一方では太ることができるし、一方でやせることができるという事実があり、メディカルダイエットは、これを採用して研





