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3時のおやつは太りにくく夜食が太る遺伝子

次々と新しいダイエット法が登場していますが、実はリニューアル、看板の掛け替えという例も少なくありません。それですらなく、古くからあったダイエット法が新たなダイエット法のように急浮上することもあります。その例としてあげているのが時間遺伝子のBMAL1(ビーマル1)です。その存在が知られたのは1997年のことで、すでに20年も経過しています。その間に何度も小ブーム、プチブームがありましたが、今ではダイ


水を飲まなくても体内の排水量が増える

当たり前のことをメディア関係者から聞かれることがあります。「わざわざ聞いてこなくてもいいのに」と思わないでもありませんが、質問に答えているうちに私たちが当たり前と思っていただけで、周りの人たちはそうでもなかったと気づかされることがあります。だから、こんなことを聞いてくるのかとは思わないようにして、できるだけ返答するようにしています。 最近あったのは「水を飲んでいないのにトイレが近くなり、しかも多


蒟蒻は砂おろし

蒟蒻(こんにゃく)は昔から砂おろしと言われます。古い文献には土砂下ろしと書かれていて、この場合の砂は体内の土砂、つまり腸内の不要なものを指しています。腸内には食事だけでなく、さまざまな口から入ってきたものが排泄されずにたまっていると考えられています。中には発がん物質のニトロソアミンのように普通に食べている魚と漬物に含まれている成分の反応によって発生するものもあります。また、腸内細菌の悪玉菌によって


卵のコレステロールは気にしなくていいのか

前回の「卵は完全栄養食か」というテーマの話の中で、「“卵にはコレステロールが多いのでよくない”という意見には賛同することができない」と書かせてもらいましたが、“これはメディア関係者から問い合わせが来るな”と思っていたら、案の定の反応がありました。卵のコレステロールは血中コレステロールに影響しないということは常識になっていると思っていたのに、未だに「コレステロールが多い卵は動脈硬化の要因」と主張する


ゆで卵ダイエットはやせるのか、やつれるのか

ゆで卵ダイエットは“今は昔の話”と思っていたら、「完全栄養食なので卵だけ食べれば大丈夫」「卵だけでやせられる」と言ってダイエット指導をしている人がいて、「そんなに古すぎる情報を信じて実践する人なんているのか」と思っていたら、信者はかなりの数いると聞いて驚いたものです。その指導している方は卵(鶏卵)を売っているわけではなくて、ダイエットのためのエクササイズの指導をしていて、“正しいダイエットには良質


入浴剤は泡が消えてから効果が高くなる

入浴剤についてのテレビ番組があった翌日に、他局のディレクターから連絡がありました。普通は疑問を感じたことの解決や新たな切り口はないかといったことに答えることになるのですが、今回は「見ていなかったのでポイントを教えてほしい」ということでした。“私たちはVTR代わりか”とも思いましたが、よい番組を作るための参考になるのなら、という気持ちで返答しておきました。 入浴剤からブクブクと出ている泡は炭酸ガス


魚の脂肪なら多く摂っても大丈夫なのか

肉の摂りすぎは身体によくないこと、魚は身体によいものという印象が強すぎるのか、健康のためにといって魚をたくさん食べる人がいます。その食べる魚が油脂がたっぷりと含まれているトロのような魚になると、本当に身体によいのか、かえって身体によくないことになるのではないかとの不安も湧いてきます。 厚生労働省の『日本人の食事摂取基準』(2015年版)によると脂質の摂取量は全エネルギー量のうち20〜30%とされ


高齢になるだけで血圧サージが起こる

血圧サージという言葉が随分と広まってきました。サージ(surge)というのは高波の意味だと紹介されていますが、正確には「波のように押し寄せる」ことを指しています。血圧サージは、普段は正常な範囲の血圧であるのに、一時的に高波のように血圧が高まることを示しています。瞬間的に高まるだけでなく、高い波のように防波堤を乗り越えていくことから堤防の先に被害を与えるというイメージによる命名です。血圧の高波によっ


男性の脳が女性化してダイエットにも影響

ダイエットの指導をしていて、感じていたことを、運動指導の専門家に話したところ、まったく同じように感じていると言われました。その感じていたことというのは「女性向けのダイエットと同じ指導をしないと通じない男性が増えている」ということです。それについて2人で話していても結論が出ないかと思ったのか、知り合いの研究者にも意見を求めようと呼び出してくれました。その研究者は「男性の脳が女性化している」と切り出し


栄養機能食品と栄養調整食品の違いは何か

機能性表示食品が登場してからというもの、特定保健用食品(トクホ)の販売は不振です。特定保健用食品は人間を対象としたヒト試験を実施して(動物試験ではなく)、健康機能を確認して、販売に当たっては有効性を証明しなければならないものです。その確認と証明に3億円はかかると言われています。それと比べると機能性表示食品は使われている素材の健康評価の論文があるだけでも申請することができるので、ハードルの高さが特定