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「・」と「、」の使い分けで健康情報を正しく伝える

読み間違いを防いで正しく伝えることはテレビ番組、ラジオ番組だけの話ではなく、書籍や雑誌、WEBサイトでも、あってはならないことです。誤字、脱字は気をつけていても、ある程度は仕方がないものです。原稿を書いている段階で誤字、脱字、変換ミス(パソコン使用)があっても、しっかりと校正をしてから公開すれば正しくなるだろうし、WEBサイトなら文字修正可能なソフトが入れ込んであれば、いつでも簡単に直すことができ


70歳は免疫の分岐点

70歳という年齢は健康について考えるときのターニングポイントです。男性は平均寿命が80歳を超えましたが、平均寿命まで、あと10年ということになり、この10年間を如何に過ごすかというのが人生の締めくくりを幸せとできるのか、それとも不幸と感じながら最期に向かうのかの大事な分かれ目になります。幸せな10年間のためには、入院することもなく、介護を受けることもなく自由に暮らしたいものですが、実際には健康寿命


代謝にはビタミン、ミネラル、ヒトケミカル

三大栄養素とは糖質、脂質、たんぱく質のことで、食事から摂ることによって細胞のミトコンドリアの中でエネルギーとなることから三大エネルギー源とも呼ばれています。三大といっても、四つ目があるわけではなく、三つの種類しかありません。この三大エネルギー源をエネルギーに変換するのがエネルギー代謝で、単に代謝とも表記されます。代謝というと新陳代謝という言葉があって、細胞の再生、入れ替わりの意味に使われる事が多い


様と風はどう読むのか

「様」といえば名前を後につける敬称で、手紙やメールにしか使わないという人も少なくありません。講演で講師を務めたときに「先生」と呼ばれるのではなく、「様」をつけて呼ばれたときには慌てましたが、その様が「様に」というようにテレビのテロップで使われ、頻繁に目にするようになりました。本当は「ように」と表示したいところなのでしょうが、テロップは短くて文字数に限りがあるので、漢字を使っているわけです。 同じ


“洋食”は“和食”か

日本人の健康度は食事の洋風化が進むに連れて高まり、平均寿命が延びたものの洋風化が進みすぎた結果、平均寿命が延び続けている一方で、健康寿命との差が広がっているという“不幸な長生き”を生み出しています。食事の洋風化というのは、伝統的に食べてきた和食から肉類が増え、脂肪が増えて、これが生活習慣病を増やす原因となっていると指摘されています。 洋風化であって、洋食だけを食べている海外で暮らすのと比べると、


糖尿病改善のための運動で血糖値が上昇した人

糖尿病を改善するためには食事療法とともに運動をするように医師などから指導されます。糖尿病は血糖値が上昇しすぎるために血管が傷んでいく病気ですが、血管の変化は徐々に進んでいくので初期段階では気づきにくいのが特徴です。そして、合併症の網膜症、腎症、神経障害が起こらなければ、糖尿病でないのと同じように生活することも可能です。 糖尿病は血糖値を降下させる医薬品を使えば治療できるわけではなく、しっかりとし


長く泳ぐ魚はおいしいのか

ATP(アデノシン三リン酸)から変化したAMP(アデノシン一リン酸)は魚の旨味成分ということを紹介したところ、当方からエネルギー代謝によって変化したエネルギー物質だと繰り返し聞かされてきたメディアの方々から、すぐに複数の反応がありました。反応は二つに大きく分かれていて、一つはエネルギー物質が旨味成分なんて本当か、というものです。もう一つはATPが多いとおいしい魚になるのか、という反応でした。これは


健康食品と食品の機能の違い

食品の機能を高めたものは機能性食品として知られています。機能性食品というと今ではエビデンス(科学的根拠)が確認された健康食品が広まってきたことから、この健康食品を指す言葉とされています。しかし、機能性食品の表示制度ができるまでは、通常の食品よりも機能性を持っている食品のことを指していて、健康食品ではなく食品そのものを指していました。例えば、リコピンが豊富に含まれるトマト、βカロテンが豊富に含まれる


鯛は腐る前がうまいのか

「鯛(タイ)は腐っても食べられるのですか」と質問されたことがあります。健康セミナーで肉の脂と魚の油の違いについて話をした後の質問コーナーでのことです。これは“腐っても鯛”という諺(ことわざ)から「腐りかけでも食べられるのか」ということは文章にしたことがありますが、腐っても食べられるのかということは考えたことがありませんでした。結論から言えば、“腐ったら食べられない”です。これは鯛に限った話ではなく


塩分の摂りすぎで細胞の働きが低下する

体内の60%ほど水分だと言われています。そんなにも多いのだから運動で汗をかいても、問題はないのではないか、という質問を健康セミナーで受けたことがあります。それと同じ質問を新聞社の記者からされたこともあります。体重が60kgだとすると、その60%なら36kgになる計算なので、2リットル(2kg)の水分が失われても5%ほどの量なので、大したことはないと考えるのかもしれません。 しかし、体内の水分のう