メディカルダイエットの資格認定講習は、口がよくない仲間に言わせると「店案内の花屋と同じ」と思われているようです。道案内の花屋の存在意義については前回書きましたが、行きたい店を教える代わりに少し高めの価格の花を買ってもらうという話でした。資格認定講習と道案内の花屋の、どこが同じなのかというと、花の魅力もメディカルダイエットの魅力も同じようなもので、メディカルダイエットの資格認定講習の魅力で受講しているわけではないと言いたいようです。
確かに、日本メディカルダイエット支援機構が認定する講習は、その内容を確認して受講する人だけでなくて、私が支援している他の団体のメンバーが謝礼代わりに受講するということがあります。私は日本メディカルダイエット支援機構という特定非営利活動法人(NPO法人)の理事長を務めていますが、それ以外にも複数の団体の役員として監事を引き受けています。役員には理事と監事があって、理事は団体の運営をして利益を得ることができます。それに対して、監事は法人を監査する立場なので、団体から収益を得ることができません。収益を得ると、監査に手心を加えることになりかねないということで、法的にも収益を得ることが禁じられているのです。
団体から収益を得ることはできなくても、団体の役員や会員が個人的に、監事が運営する別の団体の講習を受けることは禁止されていなくて、自由に受けることができます。そこで団体に対して、さまざまなサービスを行った見返りとして資格認定講習を受講するということで、あまり気が入っていない受講者、初めから真面目に聞こうと思っていない受講者がいるのも事実です。
そういった受講者が、真剣に資格認定を受けようと学んでいる人と一緒だと会場の雰囲気が乱れてしまうことになるので、タイアップ受講は別に機会を設けています。タイアップであるといっても、受講してよかったという反応が得られるように、特に頑張って講習をして、受講者の特性に合わせた話も限られた時間の中でさせてもらっています。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)






